10月30日(月)15時~後楽園ホールにて、『POWER STRUGGLE』11月5日(日)大阪府立体育会館大会・タイトルマッチの調印式が行われた。
調印式には、IWGPインターコンチネンタル選手権試合で対戦する棚橋弘至選手、飯伏幸太選手、NEVER無差別級選手権試合で対戦する鈴木みのる選手、矢野通選手、IWGPジュニアヘビー級選手権試合で対戦するウィル・オスプレイ選手、マーティー・スカル選手が出席予定であったが、矢野選手は所要のため会見に欠席し映像での登場となった。
■NEVER無差別級選手権試合
●(挑戦者)矢野通選手のコメント
※矢野選手は所要のため会見には欠席し、映像でコメントを残した。
「オイ!鈴木!オマエ、そんな所にノコノコ来てるのか!俺はな、オマエなんかに捕まりにわざわざノコノコ行かねぇんだよ!バカヤロー!調印はもう済ませてある!よく見ろ!テメェ!勝手に調印しやがれ!バカヤロー!テメェなんかに捕まるかー!」
●(王者)鈴木みのる選手のコメント
「……(コメントなんて)あるわけねぇだろ。なんだこれ。(※菅林会長に向かって)オイ、なんだこれ!なんだよ、これは!」
※鈴木がテーブルを蹴飛ばし、菅林会長に襲い掛かろうとするが、ヤングライオンが制止に入る。しかし、鈴木はヤングライオンを蹴散らし、成田の首にロープをくくり「ふざけんなよ!」と言いなが引きづり回すと、最後は成田の背中にロープを叩きつけ、会見場をあとにした。
■IWGPジュニアヘビー級選手権試合
●(挑戦者)マーティー・スカル選手のコメント
マーティー・スカル「マ~ティ~~~~~! ウォ ウォ! もしかしたらウィル・オスプレイは、今日の記者会見のための“要項”を読んで来なかったのかな!? なんとみすぼらしい格好をしているんだ!? 酷い格好だ。ここで我々がすでにわかっている事実がある。それは、“人間は投票しなくてはいけない”そして“税金を払わなくてはいけない”。そして、もうひとつ。“マーティー・スカルがウィル・オスプレイを倒す”という事実。もしかしたら、ウィル・オスプレイはハイフライヤーとしては世界最高かもしれないが、ただそれだけの男。ストリートパフォーマーと同じ。彼のパフォーマンスはよくて5ドルの価値しかない。アメリカでは俺のグッズが山のように売れている。ウィル・オスプレイはどうだろう!? グッズも売れなければ、穴の空いたジーンズをはいてスター気取りなんてあり得ない。マーティー・スカル、この名前を使ったパジャマですらアメリカでは売れていて、いまはだからこそ自分がビッグスターだと誇れる。ウィル・オスプレイは、『家に帰りたい』だの『オーストラリアでの試合』だのと言っているが、俺は世界最大の興行である新日本プロレスに自ら望んで、『ここで闘いたい』と思ってやって来た。そして、『いつかはこの新日本プロレスをイギリスに持って行きたい』。それぐらい意気込んでこの世界に入って来た。もしかしたらウィル・オスプレイには情熱があるかもしれない。でも、このような覚悟はないと思う。そんな選手はIWGP Jr.ヘビーチャンピオンになるのは相応しくない。だから、俺は大阪でウィルを女子供のように扱ってやろうと思う」
●(王者)ウィル・オスプレイ選手のコメント
「ファ○ク・ユー・マーティー。大変申し訳ないが、今日の要項は読んで来なかった。たしかに今日の俺はカジュアルだ。(※不意に立ち上がり、奇声を発しながらクロウポーズ、ピストルサイン、ウルフサインを連発)いまやってやったのは、お前の真似だ! この“キャラクター”を取ったら、お前自身には何が残る!? 何も残らないだろう。俺のことをバカにしているようだが、俺から“キャラクター”を取っても、スキルとテクニック、そして自分自身というアイデンティティーが残るんだ。プロレスの世界でマーティーは12年、俺はまだ5年。だが、この5年の中でマーティー・スカルが成し遂げたすべて、それ以上のことを成し遂げてきた。マーティーはカネの話ばかり。俺はJr.ヘビー級というこのチャンピオンシップを、なるべく意味のあるモノにしたいと思って闘って来た。ずっと新日本プロレスでプロレスをして、ハウスショーもビッグショーも出場して来た。オーストラリアへ行ったことに文句があるのかもしれないが、それも自分自身の名前を上げに行ったのと同じ。お前はいつもカネの話ばかり。才能はどうした!? あ! 才能がないからお前はその話ができないのか。いつか人は死ぬ。そして、物語というのは、必ずヒーローが悪者=ヴィランを倒すことになっている」
■IWGPインターコンチネンタル選手権試合
●(挑戦者)飯伏幸太選手のコメント
「飯伏幸太です。インターコンチのベルトに関して、自分の中で神は二人います。一人は元チャンピオンの中邑真輔。もう一人は現チャンピオンの棚橋弘至。このベルトは、ボクの中で『どのベルトよりも価値がある』と思ってます。このベルトを獲った時に、ボクは『何か変わってるんじゃないか』と『変われるんじゃないか』と思ってます」
●(王者)棚橋弘至選手のコメント
「“IWGPインターコンチネンタルチャンピオン”の棚橋弘至です。このベルトを巻いて4か月。前哨戦を闘いながらタイトルマッチを迎えるのは初めてなので、凄く新鮮でした。ましてや、その相手が飯伏幸太。毎日闘ってきましたけども、俺は飯伏の“覚悟”が見たい。レスラー人生の中で、レスラーっていうのは必ず“ターニングポイント”っていうものがあります。そういうのを経て、レスラーはまた大きく変化していきます。飯伏は恵まれた身体能力、ファンからの期待感が常にあるので、俺は『まだ飯伏に大きなターニングポイントは来てない』と思ってます。今度の大阪で、飯伏にとってそのターニングポイントになるような試合(にします)。棚橋の愛……いや、愛のムチで。と、飯伏のことばっかになってしまいましたが、それとベルトを守ることは別なので、大阪大会おおいに盛り上げて、必ず防衛します」
■質疑応答
――大阪大会に向けて、お互いに警戒する点は?
飯伏「こうやって連日同じ相手と闘うことがいままでもなかったので、ちょっとまだ感覚的にも掴めてない部分があるんですけど、『まだ棚橋さんはほとんど出してないんじゃないかな』と思ってます。そこが不安と言うか怖い部分ではあります」
棚橋「警戒するポイント、秘密です。言ってしまったらバレるので。ただ、飯伏が言ってたみたいに『大阪大会のあと何かが変わってるんじゃないか』と。その予感は当たってます。ファンのみんなが思ってることを、俺も思ってます。『飯伏、もっとしっかりしなさい』(※会場から『そんなことない』という声が聞こえると)そんなことある!飯伏はもっとできる!飯伏はもったいない!『もっとできる』と思ってます」
――コンディションは?
飯伏「コンディションは……最高です!」
棚橋「コンディションは……超最高です!」
■『wateRouge by home+ Presents POWER STRUGGLE』
11月5日(日)17:00~大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
★対戦カードはコチラ!
★前売券は“全席種完売”となりました。
※見切れ席等の追加販売や「小中高生券」を含む当日券の発売はございません。何卒ご了承ください。