• 2014.5.23
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【棚橋弘至に直撃!!】「柴田は、俺と“同等”じゃないんですよ。全然比べちゃダメです!後藤は本隊を離れればいい」

いよいよ5月25日(日)『BACK TO THE YOKOHAMA ARENA』横浜アリーナ大会が目前!!  真壁刀義とタッグを組み、後藤洋央紀&柴田勝頼と“IWGPタッグ・ナンバーワンコンテンダーマッチ”で対戦する“逸材”棚橋弘至に直撃インタビュー!!  柴田からの批判に徹底応戦!?
 
■柴田の挑発マイク? ……「声が小さいな?」と思いましたね
 
——さて、棚橋さん、まずはカナダ&ニューヨーク遠征を終えての感想を頂けますか。
 
棚橋
 今回、いろいろ課題が見つかりましたね。日本と違うのは、棚橋を知ってる人もいるけど、知らない人も多いってこと。ハングリー精神が戻ってきましたね。
 
——認めさせる闘いをひさびさに経験されたというか。ただ、ニューヨークではどの選手も大声援でした。
 
棚橋 現在進行形の新日本をシッカリ見てる人が多かったですね。だって、ニューヨークで一番コールもらってたのオカダですよ? AJよりもエルギンよりも「オカダ」コールが一番大きかったですから。
 
——そんな中、頭のどこかに「横浜アリーナ」があったのかなと。
 
棚橋 ずーっとありました! プロモーションも「いろいろやりたいなぁ」と思いながらも海外じゃないですか? できるのはTwitterとかブログとかで情報を発信するくらいでしたけど、常に頭にはありました。
 
——振り返ると、5月3日福岡大会で試合後に、後藤&柴田が登場。柴田選手に「それよりもおまえと勝負だ!」と挑発されました。あの時の感情は?
 
棚橋 感情? ……「声が小さいな?」と思いましたね(ニヤリ)。
 
——マイクの声が小さかった?
 
棚橋 ホントにそう思いました。ま、俺には伝わったんですよ。目の前で言われてますから。でも「それで超満員のお客さんに伝わんのか?」と思ってましたけどね。
 
——棚橋選手は俯瞰で見てたけど、柴田選手は棚橋選手だけを見ていたというか。
 
棚橋 ええ。それが彼のいいところであり、悪いとこであり。
 
——そのあと強烈な一言(「眼中にねーよ!」)もありました。
 
棚橋 辛辣な一言がね。あの〜……ハッキリ言いますけど、けして“同等”じゃないんですよ。コレわかります?
 
——自分と柴田選手と同じレベルとは認めていないと。
 
棚橋 ええ。闘うとなると横一線で見られちゃいますけど、全然比べちゃダメですよ。それをファンの方々に「対等じゃないんだよ」とを遠回しに言っただけです。
 
——なるほど。
 
棚橋 ……ただ、柴田のマイクに「ウワー!」とファンが乗ってきたら、たぶん言ってなかったと思うんですよ。場内が「行けー、柴田!!」となってたら、「そうなのか? 期待してるのか?」って。そしたら違った言葉がでてたでしょうね。……だから、言いたいことは「もっと大きい声出せよ」と。
 
■柴田はもどかしいでしょうね。言葉では“完封”してますから。
 
——タイで柴田選手のインタビューをしたところ、辛辣な反論をしてましたが?
 
棚橋 さっき読みましたけど、ちっとも辛辣じゃないです(笑)。逆に、「だいぶ棚橋のコメントがボディーブローのように効いてきてるな」と。「口じゃ勝てない」って言い切っちゃってますから。
 
——本人ももどかしい部分はあるかもしれないですけど。
 
棚橋 もどかしいでしょうね。言葉では“完封”してますから。……ただ、棚橋が誰かと対峙した時、いい意味で「違和感がでる」のが柴田しかいなくなってる状況はありますね。俺が失いかけてるイデオロギー闘争を唯一、呼び覚ます選手じゃないですか。
 
——「昔から棚橋は俺にだけは対応が違う」とも言ってますが。
 
棚橋 なんすか? その女子みたいな「私にだけ冷たいんだけど!」みたいなコメントは(苦笑)。
 
——「とにかく自分にだけはヘンだ」と。
 
棚橋  ま、そのへんは辞めてった経緯とかいろいろあるじゃないですか? 戻ってきた時からの発言も「一個も腑に落ちない」ってことですよ。
 
■「本隊にいながら柴田と組む」って違和感ないですか? 一個も解せないです。
 
——そういう意味では、やはり後藤&柴田組は認めてない?
 
棚橋 一個も認めてないです(キッパリ)。もうね、彼らは、立ち位置が宙ぶらりん過ぎます。これは柴田にだけ原因があるわけじゃなくて、完全に後藤の問題ですけどね? 「本隊にいながら柴田と組む」って違和感ないですか? そこは一個も解せないです。
 
——たしかに、本隊のイベントとかにも普通に出てますけど……。
 
棚橋 「柴田と組んでやっていく」覚悟があるなら、本隊を離れればいい。それを言うだけでも違うじゃないですか? でも現状は、ただ柴田と組んでいる。納得できます? 本来、後藤が導いてあげないといけないんですよ。だから、二人の責任です。
 
——あと、このタッグには「『ケンカ売りに来ました』でしょ? じゃあ、最初から『同級生に会いに来ました』って言えばいいじゃん!」っていうコメントもありましたけども。
 
棚橋 そもそも“押し売り”のスタンスで新日本に来たんでしょ? じゃあ押し売りし続けなさいよ。それが商品を並べて「ハイ、買ってください」と。違うじゃないですか? “押し売り”の人間が、道端で商品並べて、お客を待っててね。そんなの誰が買うんですか? すべてに丁寧さが欠けてます。
 
——ただ柴田選手は、後藤選手とのタッグにしても、「どんだけかかって俺がここまでやってきてるんだ」と。「過程があるじゃないか」と。
 
棚橋 いらなくないですか、それ? 「認めてください、お願いします」って。そういうエクスキューズ。……なんか「一生懸命やってます」「わかってください」で止まってるというか。「一生懸命やってます」ってのはレスラーとして当然のラインですよ。そこにプラスアルファがあるから、みんな上に行けるのであって。正直、甘えん坊にしか見えないです。
 
——あと、柴田選手は「プロレスが楽しくない」ともおっしゃってましたが。
 
棚橋 急にどうしたんだ?(笑)。……いや、ちょっと! それって俺のせいなんですか? おかしくないですか? じゃあ何が楽しくて、いま何が楽しくないのか?
 
——そこはハッキリおっしゃってないですけど。去年の8月、柴田さんの「プロレスが楽しくなってきた」という発言に噛みつかれましたね。
 
棚橋 「どの口が言ってんだ? 寝言は寝て言え!」ね。よく覚えてますよ。あの時も「もったいねーな」と思ったんです。ケンカを売りに来た人が楽しくなっちゃったらダメでしょ? 
 
——では、いまの後藤&柴田組の存在自体がわかりにくい?
 
棚橋 わかりにくいです! それぐらい、いまの新日本は厳しいんですよ。常にエネルギーと情報、自分の立ち位置を発信し続けないと。「こういうチームなんだ」とアピールし続ける、努力や丁寧さが必要ですから。一回言っただけで、伝わると思います? そのへんが新日本で経験してきたものの違いですよ。……それを「口では勝てませんよ」? そんな言葉、俺は聞きたくなかったですね。
 
■ボクは、横浜アリーナはあくまでタッグ戦と見てますから。すでに勝負は決してますよ
 
——もう一つ、「棚橋は、俺に関してだけ態度が違う」ってのは、心当たりありますか?
 
棚橋 まぁ、イデオロギー闘争でしょうね。ここまでの流れを聞いてると、むこうが芯のあるイデオロギーを持ってるかどうか、疑問が付きますけど。
 
——ただ、一時期に比べると柴田選手のプロレスを支持する層が出てきていることに関しては?
 
棚橋 ん〜。そういう話を人が言うのを聞くと、「そういう意見が多いんじゃないか?」と錯覚しがちですけど、そんなことないから大丈夫です。そんなにいないですよ。
 
——体感的には、それほど支持層はいないと。
 
棚橋 あるとしても、近年、自分たちが作り上げてきた新日本スタイル、そのベース部分があるから、色合いが違って見えるだけ。いろんなスタイルを受け切れるだけの体力がいまの新日本にはあるんでね。
 
——柴田選手は「棚橋と俺の何年間をぶつけ合って確認したい」と言ってますが。
 
棚橋 そうですか。でもボクは、横浜アリーナはあくまでタッグ戦と見てますから。もうすでに勝負は決してますよ(ニヤリ)。
 
——あと柴田選手は「最初は俺に言ってこなかったが、いまはいろいろ言ってきる。棚橋の準備ができたんじゃないか」とも言ってますが。
 
棚橋 お〜、合理的解釈! たしかに、準備は出来てますけどね。まぁ、とことんやり合ってやりますよ。「口では勝てない」と認めさせたんで、「リングでもとことんやってやろう」って気持ちはありますね。「次はリングでしょ?」ってのは必然の流れです。
 
——今回はどんな試合になりそうですか?
 
棚橋 ……まぁ、そうですね。ちょっとなんとか階段を降りて試合をしましょうかね(ニヤリ)。
 
——もうひとつ、本格始動した真壁選手とのタッグは、どう捉えてますか?
 
棚橋 期待してます! これは「タッグ戦線をおもしろくできる」ってところが一番の課題じゃないですか?ボクも横浜アリーナは“タッグ戦”として意識してますし。
 
——真壁選手は棚橋さんを「好きか嫌いかで言ったら嫌い」「仲も良くない」「認めてもいない」と。けど「あの色男の前では絶対負けたくないからこそ、踏ん張れるんだ」とおっしゃってました。
 
棚橋 ……いま、グッときましたね!(ニッコリ)。それを言った真壁さんの言葉にも緊張感が漂ってる。ホント、信頼感を勝ち取るには試合の中でしかないなって。
 
——しかし、今回のタッグ戦は、おのおのの思惑が絡み合っていて、興味深いです。
 
棚橋 まさに4者4様ですよね。まぁ、横浜アリーナ、この一戦だけでも見る価値がありますよ。
 
——11年ぶりの横浜アリーナですが、最後に意気込みをお願いします。
 
棚橋 強敵ですよ、横浜アリーナは。でも、ニューヨークとかにいながら毎日、横浜アリーナの会場、満員のお客さんをイメージしてたんでね。そのへんはバッチリです。当日はお客さんを超熱狂の渦に巻き込みます!

「BACK TO THE YOKOHAMA ARENA」
5月25日(日)13:00開場 15:00開始
神奈川・横浜アリーナ
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