第2試合は、永田裕志が海野翔太と組み、デビッド・フィンレーが八木哲大と組んでタッグ激突する新日本プロレス“本隊”対決。永田は秋山準と保持しているアジアタッグ王座を巻いて、リングイン。
試合は、いきり立つ海野と八木が先発。バックの取り合いから、ガッチリと組み合い、まずはチョップ合戦。さらに海野がフロントネックロック。
ここで永田に代わると、八木は逃げ帰るようにフィンレーにタッチ。永田とフィンレーは素早い腕の取り合いから、がっぷり四つに組んで力比べ。フィンレーはブリッジワークを見せる。ここから、永田がヘッドロックからショルダータックル一閃。
さらにフィンレーのドロップキック狙いをかわした永田はミドルキックを放つが、これは空振り。フィンレーを認めたか、永田は握手を求めていく。
しかし、すぐに永田は腕をとって海野にタッチ。海野はフィンレーに胸元にチョップ連射。だが、フィンレーは慌てずに急降下バックドロップで逆転。
ここでフィンレーと八が二人で海野にヒップトスの合体攻撃。八木は、海野に背後からスリーパーホールド。これは、なんとかロープに逃げた海野。
闘志満点の八木は海野にバックエルボー、コーナーに詰めてエルボー、ストンピング連発。なんと佐藤レフェリーを振り払って攻撃し続ける。だが、一瞬の切り返しからセカンドロープからのミサイルキックで切り返す海野。
ここで永田にタッチ。永田は八木に凄まじいサッカーボールキック連射して場内をどよめかせたあと、八木の胸元にミドルキック爆発! 八木もチョップを発射するが永田はヒザ蹴り発射。しかし、八木もカウンターのドロップキックで一矢を放つ。
ここでフィンレーが登場し、永田に得意のスピニングアッパーカット! さらに串刺しエルボー。しかし、永田も得意のフェイントから低空ドロップキック発射。さらにエクスプロイダー! ここでコーナーの海野が「永田さああん!」と絶叫してタッチを求める。
海野は「フィンレエエエ」と叫びながら、走り込みながら強烈な串刺しエルボー連射、バックエルボー。そしてトップコーナーからのミサイルキックを命中させる。ここで、フィンレーを逆片エビ固めで締め上げる海野。
ここは逃げ切ったフィンレー。ここから二人は、激しいエルボー合戦。粘る海野は、なんと低空ドロップキックから電光石火のラ・マヒストラル!
これは返したフィンレーに海野がアッパーカット。しかし、フィンレーは海野が走り込んだところをカウンターのラリアットで逆襲! 八木が永田のカットに入る中、最後は海野にフィンレーが得意のプリマ・ノクタをズバリと決めて勝利を上げた。