“ヤングライオン”海野翔太が、“IWGPジュニアタッグ王者”エル・デスペラードとシングルマッチで対戦。
まずは、両者リストの取り合いから、デスペラードは顔面をかきむしりからリストを絞り上げる。
ここで両者、リストの取り合いから場外になだれ落ちると、デスペラードは海野を鉄柵に打ち付け、海野の左膝を鉄柱に2度も叩きつける。
なんとか、場外カウント19でリングに海野に対し、デスペラードは海野の左膝へニークラッシャーを決めていく。
再び、デスペラードは海野を場外に投棄すると、2度目の鉄柵攻撃を敢行。
苦しい状況の海野は左膝を気にしながらも、カウンターのドロップキックで反撃に出ると、串刺し式バックハンドエルボー3連発からミサイルキックを発射。
さらに、海野は腕ひしぎ十字を極めるが、デスペラードはロープへエスケープ。
ここを勝機とみた海野は逆さ押さえ込みを決めるが、カウント2。
ならばと、海野はここでロープへ走るが、デスペラードはカウンターのスパインバスターで迎撃。
そして、最後はデスペラードがヌメロ・ドスを極め、海野から貫録の勝利を飾った。
デスペラード「ああ、いてぇ、いてぇ、いてぇ……。あの野郎、わかんねぇかな? ロープ触ったらさ、エスケープなんだよ。あ? オイ、ルールもわかんねぇのか? キチンとルールを守って最後まで……3WAYのあんなゴチャゴチャゴチャゴチャしてるところでもな、俺たちは選手権の、選手権だからタイトルマッチなんだ、大事な大事なタイトルマッチだ。そんなかで、最初から最後までルールを守ったのは俺たちだけなんだよ。俺とノブさん(だけ)。ビデオ見てるヤツはわかんだろ? 最後まで俺がBUSHIからリングで獲ったのはよ。あ? わかってんのか? 俺たち先輩が(ルール)守ってんのに、お前ら若いのが守んなくてどーうするよ。ルールはちゃんと守りましょう……」
海野「自分はよく覚えてます。『LION’S GATE』でデスペラードと闘ったことを。そん時はボロ負け。今回は、ちょっとは追い詰められたんじゃないかな。1年間、1年間、全然、足りてない。まだまだもっと上にいかなきゃいけない。もしチャンスがあるなら、IWGPジュニアタッグでもNEVERでも、目標はあくまで(IWGP)ヘビーだから、それまでできることをして、必ず結果を残してやる。(※吐き捨てるように)クソ野郎……」