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『NEW JAPAN CUP』1回戦。
ザック・セイバーJr.入場後、マイクを握ったTAKAみちのくが、「『NEW JAPAN CUP 2018』皆さんが予想する優勝者は誰ですか？ 本日のメインイベント、内藤哲也対ザック・セイバーJr.、勝つのは誰ですか？ 内藤哲也、ならびにロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのファンの皆さんには残念な結果になると思います。本日のメインイベント、勝つのは、いつなんどき、どんな体勢でも関節技、サブミッションホールドを極めれるこの男、無限のサブミッションホールドを持つ男、he is サブミッションマスター、he is ZSJ、he is ザック・セイバーJr.！ザックの前に立つヤツは、皆、JUST！TAP！OUT！ギブアップあるのみだ。それでは1回戦始めましょうか？ 内藤哲也、カモーン、オーバーヒア！」とコメント。
ゴングが鳴ってもなかなか組み合おうとしない内藤にしびれを切らしたザックは背後から仕掛けると、ヘッドロックで絞り上げる。
だが、内藤はすぐさまザックを場外に投棄し、リング中央で横になりザックを挑発。
リングインしたザックに対し、内藤はストンピングの連打からザックの首を絞り上げ、ザックの首元にエルボーを振り下す。
だが、ザックも内藤のコーナーミサイルをかわし、内藤の左肘にオーバーヘッドキックを放ち、場外で内藤の左肘を絞り上げダメージを蓄積させていく。
なんとか、リングに戻った内藤に対し、ザックはすぐさまアームバーを極め、さらにそのまま丸め込むがこれはカウント2。
倒れる内藤の肘を執拗に踏みつけザックは、エルボースマッシュの連打から内藤のリストを絞り上げる。
苦しい状況の内藤はネックブリーカーで反撃に出ると、ザックの後頭部を自身の膝に叩きつけ低空ドロップキックを発射。
続けて、内藤は水面蹴りからコーナーミサイルを的中させると、ザックの首を締め上げる。
だが、ザックも内藤のアームホイップをこらえ、逆さ押さえ込みにいくフェイントからオーバーヘッドキックで内藤の左膝を蹴り上げる。
さらに、ザックはノーザンライト・スープレックスからリバースダブルアームバーを極めるが、これは内藤がロープへエスケープ。
今度は内藤のジャンピング・エルボーアタックをかわし、そのままザックが変型の卍固めで締め上げる。だが、これも内藤はなんとかロープへエスケープ。
反撃に糸口を掴めない内藤はザックのエルボースマッシュを受けながらも、旋回式DDTで応戦すると、再び自身の膝にザックの後頭部を叩きつける。
ここで、内藤はグロリアを狙っていくが、ザックはここでも内藤の腕へオーバーヘッドキックを放つ。
だが、内藤もすぐさま浴びせ蹴りを見舞うが、ザックはそのまま足を受け止め、変形STFから変形アームバーを極める。
内藤はこれもなんとかロープへエスケープするが、ザックはローキックから水面蹴りからヒールホールと畳みかける。
内藤もマンハッタン・ドロップでお返しするが、ザックはフロントネックロックからアンクルホールドと内藤から絡みついていく。
しかし、パワーで勝る内藤は投げっぱなしジャーマンからスパインバスター、そしてデスティーノを狙うが、ザックはこれをヨーロピアンクラッチで丸め込む。
内藤はカウント2で返すも、ザックはすぐさまPKから裏膝十字固めを極める。
これにはタップ寸前の内藤に対し、場内から大内藤コールが沸き起こると、内藤はこれに応えるように右手でサードロープをなんとか握りエスケープ。
ザックのローキック連打に、内藤はエルボーの連打から延髄斬り、グロリア、ジャンピング・エルボーアタックを連続で決める。
そして、とどめのデスティーノを狙うが、これを読んでいたザックはオリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デス（内藤の右膝に変型のニーロック、左足をマフラーホールドでとらえ）を極め、内藤からギブアップを奪い、『NEW JAPAN CUP』2回戦進出をはたした。
