NEW JAPAN CUP 2018

日時: 2018年3月12日(月) 18:00開場　19:00開始
会場: 香川・高松市総合体育館・第1競技場
放送
観衆: 1,365人

第3試合 20分1本勝負

マイケル・エルガン
後藤洋央紀

境界線

9分38秒　バタフライロック

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　第3試合は『NJC』一回戦を突破し、好調のマイケル・エルガンが岡倫之組を引き連れ、後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組と対決。ゴング前から岡は後藤に「かかってこい！」と食ってかかる。

　先発は岡と後藤。両者はロックアップからリストの取り合い。そして、後藤が岡にヘッドロック。続くショルダータックル合戦では共に動じず。すると、後藤はエルボーからのショルダータックルで岡からダウンを奪う。
　次はYOSHI-HASHIと後藤が岡にダブルのショルダータックル。続いて後藤がサッカーボールキック、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックを立て続けにヒット。さらにYOSHI-HASHIは岡に強烈な逆水平チョップを連発。
　タッチした後藤は岡の背中にハンマーパンチ。さらにフライングメイヤーからサッカーボールキック。岡の表情が苦痛でゆがむ。後藤はチンロックに固め、岡の頭部にエルボースタンプ。だが、岡も胸板への張り手で応戦。しかし、後藤はパンチで後退させると村正、バックドロップとたたみかける。
　後藤は岡にエルボー、サッカーボールキック。そして、ロープに走るが、その蹴り足を掴んだ岡はエルボー。だが、後藤は張り手一発で黙らせる。そして後藤はロープに走るも、岡はカウンターのネックブリーカードロップ。
　タッチしたエルガンは後藤にショルダータックル二連発からエルボー。続く串刺し攻撃は後藤がかわすも、エルガンは延髄斬りをヒット。そして、後藤をコーナー最上段に座らせるとゴリコノクラズム。さらにショートレンジラリアットを右腕と左腕で後藤に交互に打ちつける。ここから両者はラリアットを二度にわたって相討ち。すると、後藤は追走式のラリアットでエルガンからダウンを奪う。
　スイッチしたYOSHI-HASHIはエルガンに串刺しエルボー。そして、ブレーンバスターを狙うが、逆にエルガンがファルコンアローで投げ返す。続いてエルガンと岡はYOSHI-HASHIにトレイン攻撃。さらに岡はYOSHI-HASHIを一本背負いで投げつける。続いて岡は強烈なエルボーで後藤を場外に吹っ飛ばす。その後藤をエルガンが追って場外戦へ。
　リング上、岡はYOSHI-HASHIに豪快なフロントスープレックス。だが、フォールはYOSHI-HASHIがキックアウト。ならばと岡は逆エビ固めで絞り上げるが、YOSHI-HASHIはロープエスケープ。岡はロープに走るも、YOSHI-HASHIはカウンターの逆水平チョップ。そして、ブレーンバスターの体勢へ。しかし、岡が逆に投げ返し、さらにスパインバスターを決める。
　ここから岡はバックを取るが、YOSHI-HASHIは切り抜ける。しかし、岡はエルボーを連発。だが、YOSHI-HASHIも逆水平チョップからトラースキック。続いてYOSHI-HASHIはバンカーバスター。さらにYOSHI-HASHIはバタフライロックで岡を捕獲。岡は逃げ切れず、YOSHI-HASHIがギブアップ勝ちを収めた。

　試合後、後藤は岡にNEVERのベルトを見せつけた。

COMMENT

後藤「（※NEVEベルトを誇示して）ひとつ言っとくぞ。気持ちだけじゃ、このベルトの挑戦権は得られねぇぜ。結果、出してみろよ。今日の結果が、今のお前（岡）のレベルだ。這い上がって来いよ」
YOSHI-HASHI「昨日、（『NEW JAPAN CUP』）初戦で負けたけど、まだ何ひとつ終わってないから。次、必ず、掴みにいくから」
　
岡「（※右腕を押さえながら）クソッ、クソッ、クソッ、クソッ、クソッ！たかが1度、谷底に落とされたぐらいで、あきらめられるか。這い上がってこそ、ヤングライオンだろ！まだまだ……」
※エルガンはノーコメント