3月6日(月)大田区大会で行われるIWGP Jr.戦ヒロムvs田口の前哨対決。なお、前日(2月26日)の後楽園大会では、NEVER 6人タッグ王者組のSANADA&EVIL&BUSHIが、デリリアス&ライガー&タイガーの挑戦を退けている。
キャッスルは岡倫之&北村克哉と思われる“孔雀ボーイズ”を伴って登場。ボーイズを踏み台にしてリングへ上がると、羽扇子で扇がれつつ孔雀の羽を広げた。すると、田口も同じようにボーイズを踏み台にしてリングに上がり、キャッスルの動きを完コピして孔雀の羽を広げる。これにはキャッスルも上機嫌で、2人そろって“キャッスルポーズ”を決めた。
デリリアス対SANADAで試合が始まり、デリリアスがメチャクチャな動きでリングを駆け回る。そして、そのまま何もせずにキャッスルとタッチ。
キャッスル対SANADAとなり、キャッスルが俵返しを仕掛ける。これをSANADAが脱出すると、キャッスルはおもむろにキャッスルポーズを決める。だが、SANADAが結び目固めでキャッスルの動きを封じ、脚で踏みつけてキャッスルポーズを披露。するとキャッスルは、SANADAのダイビング技を受け止めてフロントスープレックスで投げ、またもやキャッスルポーズを行なった。
タイガー対BUSHIの場面。BUSHIがトップロープを支点にしてバク転キックを見舞うと、タイガーは風車式バックブリーカーで報復。そして、ライガーが串刺し掌底でアシストし、タイガーがローリングソバットで続く。
ここでライガーがSANADAにパワーボムを仕掛けるも、EVILが介入し、SANADAが開脚式低空ドロップキックでタイガーとライガーに逆襲。
途端に両軍入り乱れた乱闘が巻き起こり、BUSHIがチョーク攻撃でタイガーに追い討ち。さらに、内藤が延髄斬り、BUSHIがバックドロップ、EVILがセントーンなどでいたぶり続ける。
しかしタイガーは、ヒロムの雪崩式攻撃から逃れ、タイガードライバーで逆襲。スイッチした田口は、内藤とSANADAにジャンピングヒップアタックを見舞い、ヒロムにはヒップアタック2連発、串刺しジャンピングヒップアタック2連発。そして、アンクルホールドを狙うも、ヒロムが素早く逃走。
その直後、ヒロムが田口の延髄斬りを回避してアンクルホールドを仕掛けるが、田口がさらに切り返してアンクルホールドに行く。これをまたもやヒロムが回避すると、田口はどどんの体勢に入る。そこからヒロムが脱出した直後、田口はカウンター延髄斬りをお見舞い。ところが、ヒロムがカウンターフロントスープレックスで田口を投げ、ニュートラルコーナーに激突させた。
キャッスル対EVILとなり、キャッスルがエルボー&逆水平チョップ連射、バックドロップ。そこからデリリアスが登場し、斜めのロープワークを連発してジャンピングラリアットを浴びせる。
続いてデリリアスはファイヤーマンズキャリーでEVILを担ぎ、前方へ投げ捨てる。そして、ローリングソバット、DDTで追い討ちをかけるが、なぜかパイプイスを持ち出してタイガー服部レフェリーにチェックされる。怒ったデリリアスが服部レフェリーを突き飛ばすと、EVILがトラースキックでデリリアスに逆襲。
次にEVILはフィッシャーマンバスターの体勢に入るが、デリリアスが首に固めに切り返す。これをEVILが返すと、デリリアスはスクールボーイから逆さ押さえ込みを繰り出す。だが、EVILが脱出し、内藤のマンハッタンドロップからラリアットをお見舞い。そして最後は、EVILで轟沈した。
試合後、タイガーのマスクが完全に剥ぎ取られ、それを内藤が観客席へ投げ捨てる(※セコンドが回収)。さらに内藤は服部レフェリーを暴行し、我が物顔で退場した。