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ケニーがオカダを下して悲願のIWGPヘビー初戴冠！
ジェリコが内藤からインターコンチを強奪！
ヒロムがIWGPジュニアを奪取！
ミステリオが待望の新日本マットで躍動！
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6月9日（土）、大阪城ホールで新日本上半期の天王山となる『DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL』が開催され、6大タイトルマッチを中心に熱戦が続出した。
ダブルメインイベントⅡ（第9試合）ではIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカが、同王座戦では史上初となる時間無制限3本勝負で、ケニー・オメガを迎撃。一本目はケニーが丸め込みに来たところを、オカダが技アリの押さえ込みで勝利。続く二本目はケニーが大技攻勢でペースを握り、片翼の天使でイーブンに戻す。最終決戦となる3本目は死力を尽くした攻防の末、再度ケニーが片翼の天使を炸裂。オカダの防衛ロードをストップすると共に、悲願のIWGPヘビー初戴冠を成し遂げた。
ダブルメインイベントⅠ（第8試合）はIWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也が、“百戦錬磨のスーパースター”クリス・ジェリコを相手に初防衛戦。ジェリコは狂乱のラフファイトで内藤を流血に追い込み、試合を支配する。内藤も意地を見せて徹底抗戦するが、ジェリコが急所攻撃からのコードブレイカーを決めて3カウントを奪取。
第7試合はIWGPジュニアヘビー級王者のウィル・オスプレイに、今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』覇者である高橋ヒロムが挑戦。両者は引き出しを全開にして丁々発止の攻防。最後はヒロムが執念のTIME BOMBで二度目のIWGPジュニア戴冠を成し遂げた。
第6試合は待望の新日本マット登場となるレイ・ミステリオJr.が、棚橋弘至&獣神サンダー・ライガーとのトリオで、Cody&ハングマン・ペイジ&マーティー・スカル組と激突。ライオンマークを取り入れたコスチュームで登場したミステリオ、は、持ち前の軽快な動きで場内の歓声を集める。しかし、試合はCodyがクロスローズでライガーを葬った。
第5試合はIWGPタッグ王者のEVIL&SANADA組が3度目の防衛戦として、IWGPジュニアタッグ王座歴代最多戴冠回数7回を誇るヤングバックスを相手に3度目の防衛戦。王者組はヘビーの洗礼を浴びせるも、ヤングバックスは抜群のコンビネーションで応戦。モア・バング・フォー・ユア・バックでSANADAを下し、王座奪取に成功した。
第4試合はNEVER無差別級選手権試合3WSAYマッチとして、王者の後藤洋央紀がマイケル・エルガン、そしてタイチを迎え撃った。目まぐるしく攻守が入れ替わる中、タイチがダーティファイトで勝利をつかもうとするも、エルガンのパワーを爆発。後藤を排除すると、エルガンボムでタイチを撃沈し、NEVER初戴冠を果たした。
第3試合は石井智宏&矢野通組と鈴木みのる&ザック・セイバーJr.組によるタッグマッチ。鈴木と石井が感情あらわに真っ向勝負を繰り広げた一戦は、ザックが変形ジム・ブレイクス・アームバーで矢野を仕留めた。試合後、鈴木と石井は大乱闘を展開。
第2試合はジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー組とジェイ・ホワイト&YOSHI-HASHI組が対峙。IWGP USヘビー級王座に昇順を絞っているジュースが、王者ジェイからパルプフリクションでフォールを奪い、あらためて挑戦をアピールした。
オープニングマッチはIWGPジュニアタッグ王者の金丸義信&エル・デスペラード組がROPPONGI 3K（SHO&YOH）を相手に3度目の防衛戦。ジュニアならではのスピーディ&スリリングな攻防となったタッグ戦は、デスペラードが一瞬のスキをついたエル・エス・クレロでSHOを下してベルトを守り抜いた。
