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棚橋が真壁との“『G1』風物詩”に激勝！
内藤は難敵ザックに苦しみながら勝利！
後藤はYOSHI-HASHIとの同門対決を制す！
8月4日(金)、『G1 CLIMAX 27』第13戦がアイテムえひめで行なわれ、Aブロック公式戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン（第10試合）はAブロック公式戦、棚橋弘至（4勝2敗）と真壁刀義（3勝3敗）が激突。これまで『G1』で何度も激闘を展開してきた両雄は、今宵も真っ向勝負を展開。互いの持ち味を存分にぶつけあうシーソーゲームに場内も大歓声を送る。最後は棚橋がスリングブレイド、ハイフライアタック、ハイフライフローとたたみこんで、粘る真壁に激勝。
第9試合はAブロック公式戦、ザック・セイバーJr.（4勝2敗）と内藤哲也（4勝2敗）によるシングル対決が実現。内藤の挑発的な態度で怒りに火がついたザックは、変幻自在のテクニックをフル回転。内藤の首に狙いを定めると、あらゆる関節技であと一歩のところまで追い詰めていく。苦しい戦いの続いた内藤だったが、一瞬のスキをついたジャンピングエルボーからのすばやいデスティーノで終止符を打った。
第8試合はAブロック公式戦、後藤洋央紀（3勝3敗）とYOSHI-HASHI（2勝4敗）のCHAOS同門対決。初の荒武者越えを狙うYOSHI-HASHIは、気後れすることなく一気呵成に攻撃を繰り出す。YOSHI-HASHIは執拗なバタフライロック、機転を利かせた丸め込みであわやの場面を作り出すが、後藤も先輩の意地を爆発。最後は裏GTR、GTRの必殺フルコースで勝利。
第7試合はAブロック公式戦、石井智宏（4勝2敗）とバッドラック・ファレ（3勝3敗）が対峙。ファレの巨体を利した攻撃に苦戦を強いられた石井だったが、ブレーンバスターで見事に放り投げ、場内のどよめきを誘う。さらに意表をついた関節技で怪物攻略を試みるも、ファレはしぶとさを発揮。豪快なスピアーからバッドラックフォールに繋いで石井を下した。
第6試合はAブロック公式戦として、永田裕志（0勝6敗）と飯伏幸太（3勝3敗）が激突。序盤、永田のストロングスタイルに対し、飯伏はバミューダトライアングルをはじめ、多彩な技で対抗。しかし、永田が怒涛の蹴撃を繰り出すと、飯伏も負けじと応戦し、しばき合いの様相に。白目の神を降臨させた永田に対し、最後は飯伏がカミゴェで勝利を収めた。
この結果、Aブロックは棚橋と内藤が5勝2敗で1位タイ。そのあとを4勝3敗でザック、後藤、石井、ファレ、飯伏の5人が追う混戦模様に。
第5試合は8.5大阪のBブロック公式戦の前哨戦、オカダ・カズチカ&矢野通組とタマ・EVIL&高橋ヒロム組によるタッグマッチ。EVILはゴング前にオカダに飛びかかると、場外戦に持ち込んでラフファイトで攻め立てる。矢野がヒロムに丸め込みで勝利したあとも、EVILはオカダをにらみつけるが、IWGPヘビー級王者は視線を合わせず、花道をあとにした。
第4試合は8.5大阪のBブロック公式戦の前哨戦として、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー組がケニー・オメガ&チェーズ・オーエンズ組と対戦。外国人同士によるタッグマッチは、ジュースがハッスル。強烈なナックルでオーエンズの動きを止めると、パルプフリクションで仕留めた。
第3試合は8.5大阪のBブロック公式戦の前哨戦、小島聡とSANADAがそれぞれ天山広吉、BUSHIをパートナーに激突。L･I･Jのすばやいタッグプレーに苦戦を強いられたテンコジタッグだが、うまく相手チームを分断すると、小島がラリアットでBUSHIの首を刈り取った。
第2試合は8.5大阪のBブロック公式戦の前哨戦、マイケル・エルガンと鈴木みのるが、それぞれタイガーマスク&川人拓来、タイチ&エル・デスペラードを引き連れて対峙。エルガンがパワーで存在感を見せるも、デスペラードが川人をピンチェ・ロコで撃沈。試合後、鈴木はエルガンの左ヒザを痛めつけ、不敵な笑いを浮かべた。
第1試合は岡倫之&北村克哉組がタマ・トンガ&高橋裕二郎組にチャレンジ。ヤングライオンタッグは勢いのよさを見せるも、BULLET CLUBを打ち崩せず、最後は北村が裕二郎のピンプジュースに玉砕。
