棚橋と金本がIWGPヘビー級選手権試合で激突!/2/18両国大会会見
1月12日 15:30より、新日本プロレス本社大会議室にて記者会見が開かれ、2月18日 両国国技館大会で王者・棚橋弘至vs挑戦者・金本浩二によるIWGPヘビー級選手権試合が行われる事が明らかになった。
会見に出席した菅林直樹副社長は、棚橋、金本両選手を2006年のMVPであると絶賛。それについては、会場に足を運んだファンも同様の声を上げているとして、複数の候補者の中から金本選手を選んだ理由を説明した。また、この1戦を「新日本の会場に熱を取り戻した2人による究極のIWGPヘビー級選手権試合」と表現し、大きな期待を寄せる。
なお、菅林副社長により、金本選手から届いた以下のメッセージが代読された。
=金本選手のメッセージ=
「今の王者が棚橋弘至という所に意味がある。もし、チャンピオンが棚橋でなければ、ヘビーのタイトルに挑戦という事は考えなかったと思う。棚橋と最高の試合をした上で、棚橋を倒してIWGPヘビーを獲る。両国のメインで、棚橋と俺でドーム以上の熱い空間を作り上げます」
これに対しチャンピオンの棚橋選手は「金本選手を凄く尊敬しているし、タイトルに懸ける意気込みが伝わって来るし、相手にとって不足なし」とコメント。“Jr.のカリスマ”とのタイトル戦を「Jr.対ヘビーの闘い」と位置づけ、自らはヘビー級としての闘い方にこだわると話した。
そんな棚橋選手が明かした仰天プランに、集まった報道陣は騒然。なんと、ヘビー級の凄みを出すために、あえて体重増加を決意したというのだ。棚橋選手は、これまで節制していた炭水化物の解禁を宣言すると、さっそく宅配ピザ屋にTEL。直径36cmの巨大なピザをうまそうに食べながら「自慢の腹筋が(脂肪で)見えなくなるかも」と笑った。
こういった棚橋選手の行動も、今回のタイトルマッチを重要視する気持ちの表れ。もちろん、ファンからの厚い信頼を受けている金本選手が対戦相手とあっては、最初から油断などできるはずもない。「試合ではアニキの気持ちに押されないようにする」と唇を引き締めた。
チャンピオンとして挑む両国大会メインの重圧も感じている。試合の盛り上がり方や、観客動員数アップは、チャンピオン次第だと認識もしている。だからこそ、チャンピオンとしての強さ、ヘビー級としての力強さ、金本浩二を飲み込む存在感、これら全てを見せ付けた上で、ベルトを防衛すると心に誓った。
新日本の所属選手同士で試合を盛り上げる事が、2007年の新日本の加速に繋がると信じるチャンピオンは、体脂肪率11%の肉体を捨て去り、2/18両国での究極のタイトルマッチに挑む。
「Circuit 2007 NEW JAPAN ISM」
2月18日(日)
東京・両国国技館
15:00試合開始
※試合順未定、対戦カードは変更になる場合がございます
IWGPヘビー級選手権試合
60分1本勝負
棚橋弘至
(王者)
VS
金本浩二
(挑戦者)
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
60分1本勝負
稔
(挑戦者)
VS
1/27後楽園大会の勝者
(挑戦者)