2022年1月4日(火) 17時~『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』の全対戦カード、試合順が決定した。
メインイベントは、鷹木信悟vsオカダ・カズチカのIWGP世界ヘビー級選手権、セミファイナルは、エル・デスペラードvs高橋ヒロムのIWGPジュニア選手権、さらにIWGPタッグ選手権、NEVER無差別級選手権など4つのタイトルマッチがラインナップ。また、柴田勝頼はXとシングルマッチが決定した。
■『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』
2022年1月4日(火) 15:00開場17:00試合開始
東京・東京ドーム
★チケット情報/★対戦カード情報
※「ロイヤルシート」「バルコニースタンド」は完売となりました
■メインで、IWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟vs『G1 CLIMAX』覇者 オカダ・カズチカが激突!
1.4東京ドームのメインイベントは、IWGP世界ヘビー級選手権試合(王者)鷹木信悟vs(挑戦者)オカダ・カズチカに正式決定。
今年、7年ぶり3度目の『G1』制覇をはたしたオカダは、例年優勝者に渡る権利証入りブリーフケースではなく、封印されていた“4代目IWGPヘビー級ベルト”を権利証とする形を会社に要求。
二冠王座統一時から、IWGP世界ヘビー級王座の流れに異論を唱え、自身が打ち立てたIWGPヘビー級王座“V12”の象徴と言える4代目IWGPヘビー級王座を持ち出したオカダ。
一方、紆余曲折の末に新設されたIWGP世界ヘビー級王座の価値観を3度に渡る防衛戦で紡いできた鷹木は、オカダの行動に真っ向から反発。会見では「『G1』覇者にプライドがあるんだったら、『G1のトロフィーで良かったんじゃないの?』と疑問を呈した。
さらに、創立50周年を迎える節目に「4代目のベルト、またこうやって持ち出されたりしたら困るんで、『IWGPの提唱者にお返しする』ってのがいいんじゃないの?」と再度の封印をチラつかせた。
その鷹木は、2021年度の東京スポーツ制定プロレス大賞(MVP)を初受賞。王者としての自信をさらに深めているが、12.15両国の試合後、オカダは「2021年のMVP。残念ながら来年の1.4はもう2022年なんだ。もうあなたのMVPなんて終わり。オレがいるから」と鷹木の快進撃に終止符を打つことを断言。
だが、鷹木も「俺がチャンピオンで、オマエは挑戦者だぞ。分かってんのか? 挑戦者は挑戦者らしく、チャンピオンをもっと熱くさせてみろ! 全然だぞ、オイ! 俺の炎は、全然燃えてないぞ」と余裕を崩さないオカダを挑発。
相反する価値観を持つ両雄が “年間最大の舞台”1.4東京ドーム大会で、イデオロギーをぶつけ合う注目の決着戦! IWGP世界ヘビー級王者と『G1』覇者による頂上決戦の行方は?
■セミファイナルは、運命のIWGPジュニア選手権、エル・デスペラードvs高橋ヒロムが激突!
セミファイナルは、運命のIWGPジュニア選手権、エル・デスペラード(王者)vs高橋ヒロム(挑戦者)に決定した。
12.15両国大会にて、YOHとの38分を超える死闘を制して、『BEST OF THE SUPER Jr.28』2連覇したヒロム。金本浩二、獣神サンダー・ライガーと並んび、史上3人目となる3度目の『SUPERJr.』優勝をはたした。
試合後は、王者・デスペラードに向け、「正式に言わしてもらう。お前の持つIWGP Jr.ヘビー級のベルトに挑戦させてくれ。そして! この俺が勝ち、ジュニアの中心に戻ってやる」と挑戦表明。
この両雄、昨年の『SUPER Jr.』優勝決定戦で、歴史に残る名勝負を展開。マスクを剥がれ、素顔となったデスペラードにヒロムが激勝している。その後、ヒロムは今年1.5東京ドームで、石森太二を破ってIWGPジュニア王座を戴冠したものの、2月には左大胸筋断裂で長期欠場となってしまう。
2.28大阪城大会では、ヒロムが返上して空位となったIWGPジュニア王座決定戦が行われ、そこで新王者となったのがデスペラード。一時は、IWGPジュニアタッグとの二冠王者となり、当時・飯伏幸太の持っていたIWGPとインターコンチネンタルの二冠王座にも挑戦、11.6大阪では一度は失ったジュニア王座をロビー・イーグルスから取り戻すなど、2021年は新日本ジュニアの“顔”として大車輪の活躍をはたした。
直近では、11.21愛知大会の『SUPERJr.』公式戦で対戦した両雄は、またも真っ向勝負を展開。だが、両者一歩も引かないまま、30分時間引き分けとなった。
試合後、ヒロムはリング上で「この俺と決勝だ、オマエも決勝来い!」と投げかけ、「オマエとやるのは、スゲー楽しいんだよ!」と叫ぶと、デスペラードも「俺もだよ、クソ!」と呼応。
運命の糸がたぐり寄せた、宿命のライバル同士によるIWGPジュニアヘビー級選手権。ヒロムが提唱していた「東京ドームのメインイベント」は叶わなかったものの、IWGP世界ヘビー級王座戦を意識した凄まじい試合が展開されそうだ。
デスペラードがジュニア王座を死守するのか? それとも、ヒロムが王座奪還をはたすのか? 新日本プロレス、至高のジュニアヘビー級選手権にご期待ください
■『WORLD TAG』覇者・後藤&YOSHI-HASHIがIWGPタッグ王者・タイチ&ザックに挑戦!
この日の第6試合は、IWGPタッグ選手権、(王者組)タイチ&ザック・セイバーJr.vs(挑戦者組)後藤洋央紀&YOSHI-HASHIが激突する。
12.15両国大会での『WORLD TAG LEAGUE 2021』優勝決定戦で、EVIL&高橋裕二郎と対戦した後藤&YOSHI-HASHI。EVIL&裕二郎は終始ダーティーファイトを展開、終盤は反則&介入三昧で追い込みをかける大乱戦の中、最後は後藤&YOSHI-HASHIが裕二郎を新技“奈落”で撃破し、悲願の初優勝を飾った。
この両チーム、今年の9.5メットライフドーム大会では、IWGPタッグ王者のタイチ&ザック、内藤&SANADA、後藤&YOSHI-HASHIを含めた3WAYマッチのタイトル戦で対戦。三つ巴の大乱戦は、最後はタイチがYOSHI-HASHIを天翔十字鳳からのブラックメフィストで沈め、王座防衛に成功した。
直近では、12.12広島大会の『WORLD TAG』公式戦で、優勝決定戦を賭けた一戦で対戦、終盤で後藤が絶体絶命のピンチとなるも、電光石火の後藤弐式で丸め込んで大逆転勝利を掴んでいる。
この試合後、HOUSE OF TORTUREを忌み嫌うタイチは、「オレらの分までしっかりとケリつけて、東京ドームでオレらの前に立ってこい。もう一回挑戦受けてやるよ。必ず優勝して上がってこい」と後藤&YOSHI-HASHIにエールを送っており、これが実現した形となる。
『WORLD TAG』優勝後のYOSHI-HASHIは「風は俺たち2人に必ず吹いてるから。胸張って俺たち言えるから」と追い風が吹いていることを強調。驚異の合体技「消灯」だけでなく、優勝決定戦で初披露した新技「奈落」も含めて、勢いが加速している状態。
一方、タイチ&ザックは、2021年東京スポーツ制定のプロレス大賞で「最優秀タッグチーム賞」を受賞、いまや日本を代表するタッグとして認知される安定した実力を兼ね備えている強豪チーム。
東京ドームの大舞台で実現するタッグの頂上決戦、タイチ&ザックが王座を守り抜くか? それとも後藤&YOSHI-HASHIが王座初戴冠を掴むのか?
■第5試合は、NEVER無差別級選手権、石井智宏にEVILが挑戦!
12.15両国の『WORLD TAG』優勝決定戦の試合中、HOUSE OF TORTUREが反則&介入三昧で追い込みをかける中、石井智宏が駆けつけて暴挙を阻止。石井はEVILをイスごとエルボーで吹っ飛ばし、ヘッドバット、ラリアットを炸裂して後藤&YOSHI-HASHIをサポートした。
だが、この乱入に怒り心頭だったのがEVIL。試合後は、「石井、テメー…。人の試合壊しやがってふざけんなよ、この野郎! テメーはよ、直々にこのオレが潰してやるよ」「アメリカ土産のいいもん持ってんだろ? このオレに寄越せ」とNEVER王座王座戦での復讐を宣言した。
この要求が通ったか、1.4東京ドームではNEVER無差別級選手権、(王者)石井vs(挑戦者)EVILが実現する。石井は、前シリーズを欠場して、現地時間11月14日、『BATTLE IN THE VALLEY』アメリカ・サンノゼ大会に参戦し、ジェイ・ホワイトとのNEVER王座戦で激闘の末に王座を奪取。
NEVER王座のブランドを確立した立役者・石井が、2019年8月以来の王座戴冠をはたしたが、その初防衛戦の相手にEVILが立ちはだかった格好だ。
L・I・J時代のEVILは、石井と何度も真っ向勝負の好試合を展開していたものの勝利は奪えず仕舞い。だが、今年7.14愛知で行われたスペシャルシングル戦では、介入&反則となりふり構わないダーティーファイトで、石井からシングル初勝利を収めている。
1.4東京ドームの舞台でも、反則三昧の“拷問の館”戦法を展開してくるのは確実。一方、アメリカで王座獲得したばかりの石井にとっても、絶対に負けられない注目の一戦となりそうだ。
■30分1本勝負のスペシャルシングルマッチで柴田勝頼が参戦! 対戦相手は“X”!
「重大なお知らせ」と事前アナウンスされていた通り、12.15両国の第4試合終了後、柴田勝頼選手がリングに登場。「1月4日、1月4日……、試合するぞ! 以上ッ!」とシンプルな言葉で1.4東京ドームへの出場をマイクアピール。
バックステージでは、「会社とも話を詰めて、ルールだったり、いろんなやり方あると思うんで。ただ、俺はあの1月4日のドームに……上がると、いうことは間違いなく約束します」「(あのマイクは)復帰宣言です!後は、会社に任せます」とコメントを残した。
この要望が通った形で、1.4東京ドームでは、エキシビジョンではなく“第4試合”“30分1本勝負”としてスペシャルシングルマッチが正式にラインナップ。ただし、対戦相手はX、対戦ルールは調整中と発表された。
今年の10.21日本武道館大会では、ザック・セイバーJr.とサプライズでグラップリングマッチを行ってファンを驚かせた柴田。正式な試合としては、じつに2017年4.9両国大会のオカダ・カズチカ戦以来となる。
「一つ言いたいのは、俺は死にに行くんじゃなくて、リングに死にに行くんじゃなくて、生きるためにリングに行く」と語り、「みなさんの頭の中で、たぶんけっこう凝り固まった、『こうじゃなきゃダメ』みたいのがあるんですけど、俺もさすがに4年、何もしていないわけじゃないんで。何もしていないわけじゃないんですよ、ハッキリ言って」と復調ぶりに自信をのぞかせた柴田。
世界中のプロレスファンから注目を集めることになりそうな“THE WRESTLER”柴田、はたして東京ドームの舞台で、どんな試合形式で、どんな相手と闘うことになるのか?
■第3試合は、内藤&SANADA&BUSHIvsオスプレイ&コブ&オーカーン!
この日の第3試合は、“L・I・J”内藤哲也&SANADA&BUSHIと、“UNITED EMPIRE”ウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&グレート-O-カーンの6人タッグマッチが実現。
翌日の1.5東京ドームでスペシャルシングルマッチが決定した内藤vsコブ、SANADAvsオーカーンの前哨対決が軸となるが、注目なのはオスプレイの登場。
今年の5.4福岡大会を最後に、日本マットから離れたオスプレイ。翌日に行われるIWGP世界ヘビー級選手権を前に、どんな闘いを披露するのか?
■第2試合は、棚橋&田口&ロッキーが、KENTA&石森&ファンタズモとW前哨戦!
この日の第2試合は、棚橋弘至&田口隆祐&ロッキー・ロメロが、KENTA&石森太二&エル・ファンタズモと対戦する6人タッグマッチ。
翌日の1.5東京ドームでIWGP USヘビー級王座を賭けて対戦するKENTAと棚橋、IWGPジュニアタッグ3WAYマッチ(王者組はロビー・イーグルス&タイガーマスク)で激突する田口&ロッキーvs石森&ファンタズモのW前哨戦が展開する。
BULLET CLUB勢が丁々発止の心理戦を展開しそうだが、棚橋&田口&ロッキーは海千山千のキャリアを持つ実力者トリオ。決戦前夜、はたしてどんな試合が展開するのか?
■第1試合は、遺恨決着か? YOHvsSHOがスペシャルシングルで激突!
東京ドームのオープニングマッチは、12.15両国の『SUPERJr.』優勝決定戦、ヒロムvsYOHの試合中に乱入して試合を破壊! あわやノーコンテストという常識外れの超無法行為を働いたSHOが登場。元パートナー・YOHとの遺恨シングル戦が決定した。
SHOは、両国の試合後、バックステージでもYOHを襲撃! 「俺がお前のレスラー人生を終わらせてやるよ。オイ、そのレスラー人生は、代わりに俺が生きてやる。お前が苦しんだ分な、俺は楽して生きてやる」と不敵なコメント。
12.11姫路での『SUPERJr.』公式戦では、SHOのダーティーファイトに、YOHが真っ向から応戦。試合介入もあったが、最後はYOHがDIRECT DRIVEでSHOを撃破。9月から続いた元パートナー対決は、これにて決着かと思われたが、遺恨が再燃する形となった。
いまや縦横無尽に悪行を働く“MURDER MACHINE”と化したSHOに対して、『SUPERJr.』優勝決定戦で完全に吹っ切れた試合を見せたYOHがどう立ち向かうのか? 東京ドームはオープニングマッチから目が離せない一戦となりそうだ。
■第0試合は、今年も「KOPW 2022」進出権争奪ニュージャパンランボーが実現!(参戦選手数未定)
16時開始予定の第0試合は、今年も「KOPW 2022」進出権争奪ニュージャパンランボーが実現! 参戦選手数未定と発表された。
●「KOPW 2022」進出権争奪ニュージャパンランボーとは?
シングルマッチからスタートして1分毎に1選手が登場してくる時間差バトルロイヤル。敗れた選手から退場していき、最後の4選手になった時点で決着とする。なおトップロープを越えて場外に転落した選手も退場となる。出場選手と順番はテーマ曲によって発表とする。最後に残った4選手が2022年1月5日東京ドーム大会で行われる「KOPW 2022」決定戦4 WAYマッチ進出権を獲得する。
年内は、12月24日後楽園大会で行われる矢野通vs金丸義信の試合において、「KOPW2021」保持者が決定。1.4東京ドームでは、新年度「「KOPW 2022」決定戦の4 WAYマッチ進出権を賭けて激闘が繰り広げられる。はたして、今年のベスト4は? そしてどんな選手が登場するのか?
■『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』
2022年1月4日(火) 15:00開場17:00試合開始
東京・東京ドーム
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2022年1月5日(水) 15:00開場 17:00試合開始
東京・東京ドーム
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