• 2022.6.10
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【無料更新!】「俺はヤツに3回勝ってる。オカダが俺を下したのは1回だけ、『DOMINION』では、“4勝1敗”にしてやるよ」6.12大阪城ホール目前! ジェイ・ホワイト選手に直撃インタビュー!!

いよいよ目前! 6月12日(日) 『DOMINION 6.12 in OSAKA-JO HALL』大阪城ホール大会を前に、ひさびさに新日本マットに帰還し、IWGP世界ヘビー級選手権に挑戦するジェイ・ホワイト選手にインタビュー!

昨年は、アメリカでの活動に専念し、いよいよ日本マットで本格復活する“スイッチキング”の本音を直撃インタビュー!

撮影/タイコウクニヨシ

■『DOMINION 6.12 in OSAKA-JO HALL』
6月12日(日) 12:30開場/14:00開始
大阪・大阪城ホール
チケット情報/☆対戦カード情報
※「ロイヤルシート」は完売
※「1階アリーナ」「2階特別席」は残りわずかとなりました。

※駐車場はございません。ご来場の際は、公共の交通機関をご利用ください。


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■俺はアメリカにタイトルを持ち帰り、AEWとの合同興行『Forbidden Door』に出場する


――さて、ジェイ選手。5.1福岡PayPayドームに登場し、オカダ・カズチカ選手をブレードランナーで襲撃しました。なぜこのタイミングで日本に戻ったのでしょう?

ジェイ へえ。いきなり確信をついた質問を飛ばして来るな。じゃあ、逆に聞くけど、お前はどうしてだと思う?

――やはりIWGP世界ヘビー級タイトルマッチ、ですかね。

ジェイ 良くできました! お前はスマートな男みたいだな。そう、答えはシンプルだ。もちろんIWGP世界ヘビー級タイトルマッチだよ。この俺、“スイッチ・ブレード”ジェイ・ホワイトは、いまこそがタイトル奪取の好機だと狙いを定めた。6.12大阪城ホールの『DOMINION』こそが最高のタイミングだとな。

――昨年、日本に来ない間も、ジェイ選手はアメリカでとてもアクティブに活動してましたね。

ジェイ そうだ。BULLET CLUBをできる限り最高の状態まで持っていくことに注力していた。この成果は次の『DOMINION』で見せられるだろう。そして俺はアメリカにタイトルを持ち帰り、AEWとの合同興行『Forbidden Door』に出場する。この惑星で最強のレスラーが誰なのか? そこでみんなに教えてやるよ。

■オカダ・カズチカの動向は把握しておきたかったから、ずっと注目していたよ。


――ここ1年間、日本マットの動向はチェックしていましたか? それとも興味なかったですか?

ジェイ まあ、全部ではないがある程度はチェックしてるし、把握もしている。興味のない部分はあまり見てないけどな。この団体で、何が重要なのかを決めるのは俺だ。ただし、オカダ・カズチカの動向は把握しておきたかったから、ずっと注目していたよ。

――あ、そうですか。

ジェイ 相手をシッカリと把握することによって、自分を“比類なき者”として捉えられる。俺は身体的だけでなく、精神的にも常に先を見据えて準備をしてるんだ。だからこそ、現状をちゃんと見据えて起こりうるあらゆるリスクを考えてるのさ。いいか? ジェイ・ホワイトは、けして脇役にはならない。俺はそういう役割の男ではないからだ!

――過去の対戦成績では、ここまであなたの3勝1敗。その勝率も踏まえて、今のオカダ選手はどのように変化していると思いますか?

ジェイ えっ!? ヤツは何か変化してるのか? アイツは日本でずっと変わり映えしないことを続けていたと思ったけどな……。その一方でNJPWにとって、俺が去年アメリカでやったことは他のレスラーたちが日本でやったことよりよっぽど有益なんじゃないのか?

――と言いますと?

ジェイ NJPWがAEWとIMPACT! WRESTLINGの目に止まったのも、俺が『NJPW STRONG』を成功させたからだろ? ここ12ヶ月で俺がアメリカで起こした“波”と同等のことをやったヤツは誰もいない。

■俺はヤツに3回勝っているし、オカダが俺を下したのはたった1回だけ。6月12日の『DOMINION』では、“4勝1敗”にしてやるよ


――オカダ選手の表面上の変化は見られないとして、プロレスラーとしての彼はどうですか? 

ジェイ お前が言うとおり、俺とオカダの戦績は3勝1敗。アイツも風船を飛ばしたり、レインメーカーを封印したり、いろんな段階を経て来ているかもしれないが、やったことすべてが裏目に出ているじゃないか。それもこれを俺を軽視してたことが要因に過ぎないがな、そして、俺とオカダの対比をする時に、マディソン・スクエア・ガーデンの試合(2019年4月6日に対戦し、オカダがジェイに勝利)だけを引き合いに出すヤツがいる。だが、それは大きなミステイクだ。俺はヤツに3回勝っているし、オカダが俺を下したのはたった1回だけ。6月12日の『DOMINION』では、“4勝1敗”にしてやるよ。

――オカダ選手があなたを軽視したとおっしゃいましたが、『DOMINION』ではそれは許されないと。

ジェイ 俺はオカダの目を見て、もうわかっているんだ。アイツは、『DOMINION』で俺に負けるってことをわかってる。俺もアイツが負けることを確信してる。いまや、俺がマディソン・スクエア・ガーデンで対戦した男とは別人になっていることも知っているハズだ。俺はこのプロレス界に君臨する“モンスター”。アイツはそれを知っている。オカダはすべてを賭けて挑んで来るだろう。しかしそれでは不十分だ。なぜなら、アイツは俺じゃない。

――以前、IWGPヘビー級タイトルマッチをおこなった同じ街で再びオカダカズチカ選手と闘うというのは、ある意味、物語のようでもあります。

ジェイ そうなんだ。会場がオーサカというのは絵に描いた物語みたいだよな。そして俺が、海外遠征する前、最後にリングに上がったのもオーサカの会場だった。流暢な日本語でファンにメッセージを送ったのを覚えてるか? あの時、新日本のファンに向けて「あなたは、ワタシのファミリーだ」と言ったが、結局、俺のファミリーにはなれなかったな。当時、駆け出しだった俺の目は曇っていたのかもしれない。だが、いまはすべて鮮明に見えているぞ。かなり視界良好だ(ニヤリ)。

■タマ・トンガとタンガ・ロア。アイツらの存在は、俺たちの発展の足かせになっていた。


――その視界に映っているのはIWGP世界ヘビー級のタイトルですか? 2019年の王座は予想より短く終わってしまいましたが。

ジェイ まあ、前回よりは長くベルトを保持することになるだろう。2019年とは環境がかなり違うし、俺自身も別人になった。タイトルを獲得して、もっと世界規模にするよ。AEWでもIMPACT!でもいい。もしくはホームと呼ぶべきか、『NJPW STRONG』のリングでもいい。BULLET CLUB同様、あのベルトを誰も想像したことがない高みに連れて行く。

――カール・アンダーソンとドク・ギャローズは『DOMINION』でシングルが組まれています。BULLET CLUBにTHE Good Brothersが戻って来ましたが、逆にG.o.D.は追放されました。

ジェイ 正統性、名声、団結……。いま、俺たちBULLET CLUBは同じ目標に向かって突き進んでいる。お前たちもそれをリングの内外で感じているだろう。AEWでの俺たちを見てもらえばわかるはずだ。

――なるほど。

ジェイ それから、タマとタンガ・ロア。もうアイツらにあんなことはさせない。アイツらの存在は、俺たちの発展の足かせになっていた。とっととユニットを去るべきだったんだ。それこそが成功へのカギだ。タマ・トンガはBULLET CLUBの過去ばかりにこだわって語りたがった。今の俺たちにはTHE Good Brothers、“ロックハード”ジュース・ロビンソンがいる。いまこそがBULLET CLUBの稼ぎ時と言えるだろう。

――6月3日の『SUPER Jr.』優勝決定戦、日本武道館大会ではエース・オースティンがBULLET CLUBに加入しました。彼がユニットにもたらすものとは?

ジェイ 名声だ! 彼は、Xディビジョンチャンピオンだ。IMPACT!に上がって時に彼の試合を見て、大きなポテンシャルを感じた。ヤツを制限するものは“空”だけだ。エースとクリス・ベイ、そしてTHE Good BrothersがIMPACT!を回している。これこそが成功へのカギなんだ。会社や団体の壁なんか関係ない。だから俺は“THE Catalyst of Professional Wrestling”(プロレスの触媒)なんだ。俺が今やっていることを、かつて誰が想像しただろうな。

■タナハシでもゴトーでもいいが、合同興行に出場できたことに感謝して、俺に礼を言うはずだ。


――6月26日にはシカゴでAEWとの合同興行が開催されます。ジェイ選手は、新日本とAEWの社長による開催告知をぶち壊して、「the Undisputed SliteとBULLET CLUBが主役だ」と発言しましたが、最近、棚橋弘至選手と後藤洋央紀選手のA AEW暫定世界王座戦 進出者決定戦も発表されましたね。

ジェイ まあ、いいんじゃないか?

――本当ですか? それは、どうして?

ジェイ 何より俺はアイツらに恩を売れる。タナハシでもゴトーでもいいが、今回の合同興行に出場できたことに感謝して、俺に礼を言うはずだ。俺は過去、マディソン・スクエア・ガーデンをフルハウスにしているが、今回はシカゴのユナイテッド・センターを完売させた、という称号が加わる。アイツらは俺に礼状を書くとか感謝の品でも持って来るべきじゃないか。

――感謝の品ですか?

ジェイ そうだ! べつに高価な物じゃなくてもいいぞ、ホワイトチョコやウィスキー、ブルーレーベルかジョニーウォーカーなんて素敵じゃないか?(ニヤリ)。シガーだっていい。とにかくサプライズの品だよ。花束だっていいぞ? 俺のプロレスでの功績を讃えて花束を贈ってもらうくらい当然だろ。タナハシだって、アイツにインスピレーションを与えているのは俺なんだから!

――どういうことでしょうか。

ジェイ NJPWで初めてグランドスラム・チャンピオンになったのは誰だっけ? アイツは俺の足跡を追って来ただけじゃないか。そして今回、ゴトーとの対戦というビッグチャンスが訪れた。ゴトーもタナハシと同じように、少し前にThe Catalyst of Professional Wrestlingの俺とリングに上がったことで知名度を上げた。

■ユナイテッド・センターに足を踏み入れる時、俺は“新しいタイトル”を獲得している。その俺がどうして対戦相手なんて気にしないといけないんだ?


――改めて、AEWとの合同興行「Forbidden Door」で対戦したい選手はいますか?

ジェイ ドリームマッチとかそういうのはマジでどうでもいい! すべてはカネとベルトのためだ。そしてユナイテッド・センターに足を踏み入れる時、俺は“新しいタイトル”を獲得している。その俺がどうして対戦相手なんて気にしないといけないんだ? むしろ、他のヤツらが俺とドリームマッチをしたくて努力するんだろ? BULLET CLUB、the Undisputed Eliteに関しては、俺たちのプロレスの世界観が出来上がっているからな。

――最後にオカダ選手へメッセージはありますか?

ジェイ ブドーカンのリング上でオカダとは話した。それをカメラが捉えていたかは知らないけどな……。

――なんと言ったんですか?

ジェイ 「お前がバカじゃないのはわかっているが、自分が賞味期限切れなのはわかっているだろう。次の試合でお前のベルトを奪い4勝1敗にしてやる」と言ったんだ。そしたらヤツはなんて言ったと思う? 「お前の言っていることがわからないから、俺はバカなのかもな?」だとさ。オカダはうまいこと言い返したつもりかもしれないが、ヤツの表情を見ればわかるよ。いいか? もし俺の言うことを疑うなら、遠くない未来に俺がIWGP世界ヘビー級チャンピオンになってやるから楽しみにしておけ! そして“スイッチブレード”と共に呼吸するがいい。


(了)

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■『DOMINION 6.12 in OSAKA-JO HALL』
6月12日(日) 12:30開場/14:00開始
大阪・大阪城ホール
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※駐車場はございません。ご来場の際は、公共の交通機関をご利用ください。

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【ローソンチケット】 http://l-tike.com/njpw ローソン・ミニストップ店頭Loppi
【チケットぴあ】 http://w.pia.jp/t/njpw/ セブンイレブン各店、ファミリーマート各店(決済・引き取りのみ可)
【イープラス】 http://eplus.jp/njpw/ ファミリーマート各店
※会場での当日券販売は大会当日11時30分~となります。(お買い求めの際にはマスクの着用をお願いします)
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