• 2011.4.14
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「全日本、完全制覇!」永田が衝撃の『チャンカン』初優勝!! 三冠王者・諏訪魔の“挑戦”も受諾!!

 4月13日(水)、都内・後楽園ホールで開かれていた全日本プロレスの『GAORA SPECIAL 2011 チャンピオン・カーニバル』も最終日を迎えた。この日、Aブロックで三冠王者の諏訪魔と並び3勝1敗の勝ち点6でトップに立つ新日本プロレスの永田裕志は、公式戦最後の試合でフリーとして参戦している大森隆男と対戦。この一戦に勝利すれば、優勝決定戦進出がグッと近づくが?
   
 永田コールとブーイングが交錯する中、永田入場。大森も声援をバックに入場し、いよいよ試合開始だ。まずは腕の取り合いから始めた両者。永田がエルボーを食らわせれば、大森もショルダータックルで対抗と一歩も譲らない。続く張り手合戦、エルボースマッシュで大森に押されてしまった永田だったが、エルボードロップを自爆させると、自爆で痛めた大森の右腕にキックを連打。得意の腕責めの開始だ。
  
 アームブリーカー、ワキ固めで大森の右腕を痛めつける永田。リングに仁王立ちで大森にキックを打ち込み、試合の主導権を握ってみせた。しかし、大森もトラースキック、フライングニールキックで逆転を図る。雪崩式ブレーンバスターは永田の頭突きで仕掛けられなかったが、すぐさまアックスボンバーで一撃食らわせ、アックスギロチンドライバーに切り替える。
  
 だが、それでも永田の余裕は崩れない。アックスギロチンドライバーをヒザをばたつかせて回避すると、アックスボンバーに来た大森をカウンターのエクスプロイダーで投げ飛ばしてみせる。一方の大森も意地で立ち上がりアックスボンバーですぐさま逆襲。今度こそはとアックスギロチンドライバーで永田をマットに叩きつけた。
  
 これで動きの止まった永田は、前後から連続で大森のアックスボンバーを被弾。しかし、正面から来た3発目のアックスボンバーをフロントハイキックで迎撃すると、延髄斬りからバックドロップ。そして、トドメのバックドロップホールド! 必殺フルコースで大森を仕留めた。その後、同点だった諏訪魔がKONOに敗れたために、永田のAブロック1位通過、そして優勝決定戦進出が決まっている。
   
■4月13日(水) 全日本プロレス『GAORA SPECIAL 2011 チャンピオン・カーニバル』 東京・後楽園ホール
〔2011 チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦〕30分1本勝負
◯ 永田裕志 〈新日本プロレス/4勝1敗=8点〉 (12分14秒 岩石落とし固め) 大森隆男 〈フリー/2勝3敗=4点〉 ×

  
 Bブロックから勝ち上がってきたのは全日本の生え抜きで、永田も開幕前に「頑張ってほしい」とエールを送っていた真田聖也。永田の怨敵で3連覇を狙っていた鈴木みのるをこの日撃破して、初の優勝決定戦進出を決めてきた。永田は今大会で急成長を見せる全日本の若き力を下して、『チャンピオン・カーニバル』優勝を飾れるか?
  
 やはりブーイングと永田コールが交錯する中、入場してきた永田。一方の真田には全日本ファンの大声援だ。コールを受けると永田には大ブーイング! そしていよいよゴング! まずは永田はグラウンドの攻防を仕掛ける。真田の左腕を絞り上げる永田。しかし、真田がなんと今大会初めての張り手で逆襲! 怒った永田はキックと張り手で攻め込むが、真田にかわされドロップキックを食ってしまった。
  
 さらに串刺し式のエルボーアタックを食らった永田。しかし、強烈なニーリフトでお返し。さらに強烈なキック、ヒザ蹴りを叩き込んでいく永田。真田の凄い形相のエルボーによる反撃もアームブリーカーで断ち切り、左腕にキックを炸裂させる。試合は完全に永田ペースだ。さらに腕を蹴飛ばし、白目式腕固め! 
  
 ところがこれを真田に逃れられると反撃を食らってしまう永田。ブレーンバスターを逆に投げ返され、延髄斬り、スピードの乗ったエルボーアタック、そしてその場飛びムーンサルトと、真田の技を次々と被弾。そして、変則的な動きで入ってくるコブラツイストにも捕まった。
  
 しかし、永田の牙城は崩れない。トップロープに上った真田をデッドリードライブで投げ飛ばすと、キックで反撃だ。さらにロープに走った真田をジャーマンで投げ捨てる。串刺し式フロントハイキック、エクスプロイダーを繰り出した永田。真田の意地のエルボーも正面から受け止め、打ち勝ってみせる。そして、張り手を連打して、遂に真田をダウンさせてみせた。
  
 スワンダイブ式ミサイルキック、雪崩式フランケンシュタイナー、そしてジャーマンも決められた永田だったが、不用意に近づいてきた真田の腕を捕らえると、すぐさまナガタロック2! これを真田が逃げると、今度はネックスクリュー、垂直落下式ブレーンバスターの波状攻撃だ。そして、余裕の表情で腕を突き上げたハイキックを放った永田。しかし、真田にかわされジャパニーズレッグロールクラッチホールドであわやという場面を作られる。さらに真田の延髄斬り、ジャーマン2連発を浴び、ドラゴンスープレックスは必死に阻止したものの、左右のエルボー連打で遂にダウンも喫してしまった。
  
 しかし、真田のフロントキックを受け止め、串刺し式のヒザ蹴りを叩き込んで反撃の狼煙を上げる。雪崩式のエクスプロイダー、キックと叩き込み、バックドロップと怒涛の猛攻を見せた永田。それでも3カウントを許さない真田に、最後は右のハイキックからバックドロップホールド! 粘る真田から3カウントを奪い、『チャンピオン・カーニバル』優勝を飾った。
 
  
 試合後、真田に手を差し出した永田だったが、真田は握手を拒否! 永田の手を張り返すとリングを去っていった。そして、表彰式では優勝トロフィーの横で敬礼ポーズを決めた永田。マイクを握ると、「今年の『チャンピオン・カーニバル』は日本マット界の強者がいっぱい集まって、その中で頂点を極めたのは新日本プロレス・永田裕志です! 悪いけど、永田裕志、全日本プロレス、完全制覇!」と高らかに宣言してみせた。この永田の挑発的な言葉に反応して、2日目に永田に敗れている三冠王者の諏訪魔が登場。諏訪魔はマイクを握ると、「おい、俺は逃げも隠れもしねえよ! 次は俺の三冠ベルト懸けて、もう一度、勝負だ、おい! 俺が全日本プロレスを守る!」と三冠ベルトを懸けての再戦を要求した。
    
 永田も、「諏訪魔、おまえの挑戦受けてやるよ! おまえ同様、俺は逃げも隠れもしない!」と『チャンピオン・カーニバル』覇者として上から目線で諏訪魔の“挑戦”を受諾! 続けて、「IWGP王者でもいい、GHC王者でもいいよ。誰でもかかってこい! いま俺が投げた言葉、波紋として返ってくること期待しているから」と全方位に宣戦布告をやってのけた。諏訪魔が去ると、「全日本プロレスのファンの皆様、新日本プロレスのファンの皆様、ノアのファンの皆様、そしてプロレスファンの皆様、ご来場ありがとうございまいた! 様々な対立構造がある中、目一杯闘って、大きなプロレスのパワーがこの後楽園5連戦で生まれたと思います。このパワーは災害で苦しんでいる人たちに届いていると思います」とシメの挨拶を行った永田。最後は「プロレスのパワーは永遠に不滅です! 1、2、3、ゼアッ!」と敬礼ポーズを決めて、『チャンピオン・カーニバル』を締め括ったのだった。
  
〔2011 チャンピオン・カーニバル優勝決定戦〕時間無制限1本勝負
◯ 永田裕志 〈新日本プロレス/Aブロック1位〉 (22分44秒 岩石落とし固め) 真田聖也 〈全日本プロレス/Bブロック1位〉 ×
※永田が初優勝

   
■永田裕志のコメント
──5日間を振り返って、どんな5日間でしたか?
永田 「新日本プロレスの選手と違う、スケールの大きい選手の揃った闘いでしたね。大きな選手が多かったし、一発一発がやっぱり。闘いの間も素晴らしかったし、若くてイキのいい真田選手のように急に上がってきた選手もいたし。でも、そんな中で闘って勝ち抜いて、『俺はまだまだやれるな』っていうのも感じましたね。いまも結構しんどい闘いではありましたけど、まだ余力がある。だから、そんな中で真田選手という若い芽が出てきて、一瞬脅威と思える場面が何度かあって、闘っている最中不安になったという。やっぱり勝利を確信できるのは最後の最後なんだなって。物凄く将来有望な選手が決勝に出てきたなって。様々な因縁がある中で、ボク個人の因縁を吹き飛ばして決勝に上がってきた真田選手に敬意を表します」

──大会前はいろいろ因縁のある選手がいるので、真田選手が上がってくるとは予想できなかったと思うんですけど。
永田 「そうですね。向こうのブロックの結果は意外でしたね。ボクが勝ち上がったのも意外だったかもしれないですけど(笑)。いやぁ、『NEW JAPAN CUP』の勝利がIWGP戦で負けたことで一瞬消えかけたけど、これで甦ったな、と。新日と全日、春の2大大会を制覇した。自分自身、生き返ったなっていう感じがしますね」

──IWGP戦に負けてテンションが落ちることはなかったですか?
永田 「それはなかったですね。やっぱり『チャンピオン・カーニバル』はボクにとって大きなチャンスですし、新日本の選手は誰も優勝したことはないですからね。結果的に凄いことやっちゃったなっていう喜びはすぐには感じられないけど、やっぱり日が経つに連れて、そういうのは感じられるんじゃないですかね? いまは『疲れた』、『ホッとした』、『終わった』っていう感じですかね。と言っても、2日経ったらまたうちのシリーズが始まるんですけど」

──三冠のベルトも視野に届いているという感じですか?
永田 「届くっていうよりも三冠ベルトのほうから近づいて来ているっていう実感がありますね。『全日本プロレス、完全制覇!』って言ったら、向こうから来たじゃないですか? 好都合だな、と。日本マット界の至宝ですからね。自分の力で引き寄せたっていう実感はありますね。やっぱり、どの試合もどの選手とも自分的に新たな発見もあったしね。KONOっていうでかい選手の一発一発の破壊力。それでいてスピードもあるし、まだ荒削りだけど将来性があるし。正直、諏訪魔選手に関しては思っていた以上に強い選手。いろんな意味で。あれが未完成だっていうんだから、末恐ろしいですけど、未完成なところを突いて勝ったかなって。まだまだたくさん突けるところがあるなって感じがあるし。3試合目の船木さんとの試合は、あんな速い掌底っていうのは初めて受けましたしね。それに対して自分の体が必死に反応して、もろ差し取って投げたり、グレコローマン仕込みの首投げでぶん投げたり、自然と体が反応してグラウンドにもっていけたっていう。『ああ、俺、疲れているけど体動くし、体に武器として残ってんだな』っていう実感はありましたし。そして、10年ぶりの衝撃を受けて、いろんなモノを生み出しましたよね。浜選手も巨体に似合わず、体の捌き方も上手いし、受け身も上手いし、末恐ろしいですよ。で、今日、大森選手とも初めて当たったけど、意外に噛み合ったな、と。苦手意識があったんですけど、意外に噛み合ったな、と。そして、決勝の真田選手はもう俺がどうこう言うことじゃないでしょう。将来の全日本のスターだ、と。もうスターなのかもしれないけど、諏訪魔選手がエースとしてやっている中で、それを脅かす存在になってくるんじゃないですか?」

──今日になってようやくブーイングが来たと思うんですけど。
永田 「やっぱり、全日本プロレスを愛するファンがたくさん来ていて、対抗馬である新日本プロレスの永田裕志がこういう結果を出した、と。それに対する怒り、それがなければね、全日本プロレスは消えたと思いますよ。ところが、全日本プロレスが消えずに残ったというのはファンの願いであり、全日本プロレスが消えてほしくないっていう願いだったんだろうし、そこに出てきた諏訪魔選手、握手を拒んで張り返した真田選手の気持ちっていうのは『ああ、全日本プロレスなんだな』と」

──永田選手が投げかけた波紋が返ってきたという手応えは?
永田 「これで波紋がなかったら、全日本プロレス消えちゃっていたでしょうね。早くも波紋が返ってきているわけで、マット界の活性化ということを考えると喜ばしいことですし、俺もマット界に名を刻むと言った以上、それは正々堂々と正面から受け止めて叩き返す。永田裕志ここにありというのを見せつけたいですよね」

──新日から全日に乗り込んで勝って、もう一つの団体に対してはどうですか?
永田「まあ、投げたモノに対して返ってくる波紋がどうなるかっていう部分では待っています」

──ノアに期待する、と。
永田 「俺は投げたんだから、待っていると」

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