バディファイトPresents G1 CLIMAX 25

日時: 2015年8月15日(土) 17:00開場　18:30開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 7,557人（超満員札止め）

第8試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦

小島聡
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

境界線

（3勝6敗＝6点）
（6勝3敗＝12点）

10分53秒　ラリアット→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　6勝2敗のアンダーソンと2勝6敗の小島が対決するリーグ最終試合。
　アンダーソンのセコンドとして、ギャローズとトンが登場。
　
　ゴング直後、アンダーソンがいきなりジャンピングフロントハイキックを浴びせ、早くもガンスタンを仕掛ける。これを小島が回避してラリアットを発射するが、アンダーソンがかわす。だが、小島はすぐにショルダータックルをお見舞い。
　これでアンダーソンは場外にエスケープし、ロープを悪用したスタナーで逆転。さらに、フロントハイキックで小島を場外に転落させる。そして、アンダーソンがレッドシューズ海野レフェリーのブラインドを作り、ギャローズとトンガが小島を暴行する。
　これで小島の動きがストップすると、アンダーソンはロープを悪用したアームブリーカーを2連発で見舞い、そのまま右腕に集中攻撃を仕掛ける。そして、セコンドが投げたパイプイスに座ってガッツポーズ。
　追い込まれた小島は、次のブレーンバスターを回避。そして、串刺し攻撃をかわしてアンダーソンをニュートラルコーナーにぶつけ、逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップと畳み掛ける。
　ここからエルボー合戦になり、アンダーソンがエルボースマッシュで小島をコーナーへ追いやる。そして、ジャンピングフロントハイキック、ジャンピングパワーボムで追撃。
　しかし小島は、断崖式DDTで逆転に成功。その後、両者が場外でチョップ合戦を展開し、カウント18で同時にリングへ戻る。そこからアンダーソンがジャンピングフロントハイキック、リバースガンスタン、フィッシャーマン式バックブリーカー、ダイビングリバースガンスタンと猛攻。
　続いてアンダーソンはガンスタンを繰り出すが、小島が踏ん張って抵抗し、腕へのラリアット、コジコジカッターで逆転。そして、右腕のサポーターを投げ捨ててラリアットを放つも、アンダーソンが腕にフロントハイキックを浴びせて迎撃。だが、小島はすぐさま左ラリアットで報復。
　さらに小島がラリアットを狙うと、アンダーソンが回避してガンスタンに行く。だが、小島が後頭部にラリアットをお見舞い。そこからロープに走ってウエスタンラリアットをさく裂させ、アンダーソンを轟沈した。

COMMENT

小島「『G1 CLIMAX』はまだ最終日が終わってないんだ。俺にとっての『G1』もまだ終わってねぇんだ。公式戦っていう名前が終わっただけで、俺の『G1』はまだ終わってねぇんだ。明日のメインイベントの終了のゴングを聞くまで、俺の優勝はわからないんだ。それだけのトレーニングをして、明日も両国に来たいと思う。そうやって生きてきた。なにがあるかわからないから。そうやって俺はこのプロレス界を24年間も生き抜いてきたんだ。今日だってそうだよ。ほんのちょっとでも、『俺はもしかしたら優勝できないかもしれない』と思ったら、今日試合勝てないんだ。そういうもんなんだよ」

アンダーソン「コジマ、今日はオマエにやられてしまった。オマエは確かにIWGPのレジェンドチャンピオンだ。オマエはタッグの実績があることも知っている。コジマ、オマエに恥をかかされた。2015年の『G1 CLIMAX』はオマエのせいで終わってしまった。でも2016年の東京ドーム、俺は『IWGPヘビー級チャンピオン』として君臨する。コジマにかかされた、この恥をオマエにお返ししてやる」