HONOR RISING:JAPAN 2016

日時: 2016年2月20日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,718人(超満員)

第2試合 20分1本勝負

マット・サイダル
デリリアス

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　前日のシングル対決でお互いを認め合ったデリリアスと外道がタッグを結成。対するはIWGP Jr.タッグ王者サイダル（※パートナーはリコシェ）とライガーのコンビ。
　
　デリリアスは今回も入場から暴れ回り、そのまま先発となる。一方、赤コーナーからはライガーが出陣するが、デリリアスはなおも目まぐるしく動き、なんとそのまま外道とタッチしてしまった。
　ライガー対外道となり、外道がロープ際でクリーンブレイクして握手を要求。そして、ライガーが応じた途端に不意打ちに出る。だが、怒ったライガーが串刺し掌底で報復。
　その後、サイダル＆ライガーが代わる代わる外道へ腕攻撃を食らわせる。さらに、ライガーがリング中央で外道の腕をハンマーロックで固めると、乱入したデリリアスがそのあいだを何度も往復し、なぜかそのまま場外へ飛び出して走り回る。会場全体があっ気に取られていると、サイダルがエプロンからのダイビングニーアタックをカウンターでお見舞い。
　ここでサイダルがデリリアスを押さえ、ライガーがスライディングキックを放つ。ところが、デリリアスにかわされてサイダルに誤爆してしまう。さらに、デリリアスは女性客のバッグを奪い、それを使ってライガーを殴打。
　これをきっかけに孤立したライガーだったが、外道を突き飛ばしてデリリアスにぶつけ、カウンター掌底で外道に逆襲。タッチを受けたサイダルが、デリリアスにキックを浴びせ、ファイナルカット式ギロチンドロップ、その場飛びムーンサルトプレスで追い討ちをかける。だが、デリリアスはローリングソバット、フライングラリアットで挽回。
　サイダル対外道となり、外道がチンクラッシャー、トラースキック。さらに、膝へのトラースキックから足4の字固めを狙うが、サイダルが変型首固めに切り返す。すると、ライガーが掌底でアシストし、即座にサイダルも掌底で続く。
　その直後、サイダルが外道の側頭部へハイキックを見舞い、ライガーがデリリアスを掌底で蹴散らす。そして、サイダルがジャンピングニーアタックで外道に追撃し、最後はエアサイダルで撃沈した。

COMMENT

サイダル「やった！後楽園ホール、昨日に引き続き２人で勝つことができた。レジェンドであるライガー選手と最年少の俺が一緒になれば、何も怖いものはない。俺たちは友達でもあり、俺はいつも彼から学ぶことがある。とても“カシコイ”、才能あるライガー選手を尊敬しているし、２人でならチャンピオンになれるんじゃないかと思う」

ライガー「普段はリコシェ選手とタッグ組んでるけど、俺は彼と組んで、IWGPジュニアタッグ、挑戦してもいい。彼は素晴らしいパートナーだ。多少あちこちケガしても、何しても、彼は『痛でぇ』なんて言わない。ハートでリングに上がる選手だ。サンキュー」

デリリアス「●※◇×●◎※□●※◇×●◎※〜!!」（コメントブースを去る）
※外道はノーコメント