11・5大阪で行われるNEVER戦ブルロープデスマッチ鈴木vs矢野の前哨対決。今シリーズ、両者はすべての大会で当たっており、日に日に遺恨が増大。2日前(10月26日)の秋田大会では、無効試合という大荒れの結果になった。なお、TAKAは翌日の後楽園大会で行われる「Super Jr. Tag Tournament」1回戦に出場。タイチとのタッグで田口&ACHと対戦する。
今回も矢野が鈴木から奪ったNEVERベルト、鈴木がブルロープを持って登場。そして、鈴木軍がゴング前に奇襲を仕掛け、場外乱闘で試合が始まる。
そこからリングへ押しこまれた矢野は、素早くニュートラルコーナーのクッションを外す。そして、むき出しになった金具へ鈴木をスローイングしたのち、YTRアピールの妨害を予測して後ろを振り向く。それでも鈴木は構わず攻撃に出るが、矢野が髪を掴んで引き倒し、YOSHI-HASHIとタッチ。
そのYOSHI-HASHIは、鈴木のフロントハイキックをかわし、カウンタータックル、串刺し逆水平チョップをお見舞い。さらに、鈴木をトップロープへ乗せて低空ドロップキックを食らわせる。
だが、鈴木がトップロープ越しの腕ひしぎ逆十字固めで逆襲し、直後に激しい場外乱闘へ突入。鈴木が矢野をたっぷりと痛めつけ、YOSHI-HASHIを完全に孤立させる。
これでYOSHI-HASHIのローンバトルとなり、飯塚が噛みつき攻撃で追い討ち。さらに、鈴木とTAKA\\もYOSHI-HASHIに噛みつく。
その後もYOSHI-HASHIの劣勢は続き、飯塚が蹴り脚をキャッチしてつま先を噛む。そして、TAKAがサミング、串刺しジャンピングニーアタックなどで追い討ち。それでもYOSHI-HASHIは、カウンター低空ドロップキックでTAKAに逆襲。その直後、鈴木がタッチを妨害するが、YOSHI-HASHIはフェイント式バックキックでTAKAをダウンさせて脱出。
ようやく出番となった後藤は、串刺しニールキック、ブルドッキングヘッドロックでTAKAに追撃。だが、TAKAが膝関節を蹴って後藤の動きを止め、ショートレンジニーアタック、低空ランニングニーアタックで追撃。
その後、TAKAが牛殺しから逃れると、鈴木が場外から後藤のロープワークを妨害。そこからTAKAがロープへ走るが、今度は矢野が妨害する。
ここで矢野と鈴木がリングへ入り、鈴木がスリーパーホールド。これをYOSHI-HASHIがカットすると、飯塚、後藤もリングに入って大混乱となる。そこへ鈴木軍のセコンドである金丸、タイチ、デスペラードも加わると、鈴木がブルロープを持ち出す。ここで収拾不可能と判断した浅見レフェリーが試合を止めた。
試合後、矢野はNEVERベルトを持っていち早く逃走。
一方、鈴木は成田の首にブルロープを巻きつけ、トップロープから宙づりにする。そして、ヤングライオンたちを痛めつけてウサを晴らした。