新日本プロレス本隊vs鈴木軍の10人タッグマッチ。ライガー＆タイガー、KUSHIDA＆川人、金丸＆デスペラード、タイチ＆TAKAは、今大会で決勝戦が行われる「Super Jr. Tag Tournament」にエントリー。金丸たちの度重なる無法行為にライガー＆タイガーが激怒している。

　鈴木軍がゴングを待たずに奇襲。そして、金丸がライガー、デスペラードがタイガーを捕まえ、いきなりマスクを剥がしにかかる。しかし、ライガー＆タイガーが脱出し、金丸＆デスペラードの鉢合わせ攻撃を切り返す。
　続いてライガーがロメロスペシャルでデスペラードに追撃し、カットに来た金丸をデスペラードと衝突させる。そして、デスペラードをコンプリートショット、金丸をDDTで同時に叩きつけた。
　ここでタッチを受けたジュースは、カウンターバックスピンキックでタイチを蹴散らし、ザックに逆水平チョップを浴びせる。すると、ザックが卍固めの体勢に入るが、ジュースが切り返し、プリンスズスロウンで逆転。
　KUSHIDA対TAKAとなり、KUSHIDAがTAKAにヘッドシザースホイップ、金丸＆デスペラードにハンドスプリングエルボー。するとTAKAがサミングで逆襲に出るが、KUSHIDAがアームホイップで投げ、側転から低空ドロップキックをお見舞い。そして、前転から飛びつきDDTに行くが、TAKAが脱出してジャンピングバックキック。
　続いて鈴木軍がKUSHIDAにトレイン攻撃を敢行し、TAKAがジャストフェースロックを狙う。すると、KUSHIDAが切り返してホバーボードロックを極めるが、ザックがチキンウィングアームロックでカットに入る。
　しかし、川人がザックにスワンダイブミサイルキックを見舞ってカットし、タイガーがドロップキックで場外へ落とす。そして、タイガーがザックをトペスイシーダで吹き飛ばし、ライガーはエプロンからのトペコンヒーロでデスペラードを分断。最後は、KUSHIDAがホバーボードロックでTAKAを倒した。

ジュース「ちょっと待ってくれ、パートナーに関して話すから。『ジュースのパートナーはアイツじゃないか？』って、いろいろ噂されてるのは知ってるよ。ジェイ（ホワイト）やナイトー、BULLET CLUBとかね。でも、どれも違ってる。俺のパートナーは、まだニュージャパン・プロレスリングに上がったことのないヤツだ。俺が探してきた。見つけてきた。彼は俺のことが好きじゃないかもしれない。だけど、俺はそんなことにこだわらない。その彼とは“サミ・キャラハン”だ。勝利が計算できるヤツだ、サミ・キャリハンは」
川人「こんなもんじゃないぞ！これからドンドン勝っていってやる！そして、次は必ず俺がアイツらから3カウントを獲ってやる！見逃さず、見とけ！また次、この大阪に帰って来た時は、俺が勝つ！」
KUSHIDA「一回の負けで諦める、引き下がるような男じゃないから。もう一回、頂点に王手をかけます！」
※ライガー、タイガーはノーコメント

TAKA「（※右腕を押さえて）KUSHIDA、KUSHIDA、KUSHIDA……（※うわごとのように何度も繰り返しながら控室へ）」
ザック「何年もやってきたけど、こんなことってあるか。うまくアイツらの子供だましのやり方に引っかかってしまった。こっちの作戦通りにいかなかった。子供に好き勝手にやらせてたら、まんまとハマってしまったようなものだ。ジュース・ロビンソン、お前を片付けるのは簡単なことなんだ。10年、ニュージャパン・ドージョーでやっていようと、それは変わらない。なんなら10年間、ニュージャパン・ドージョーにいたらいい」
タイチ「鈴木軍にアイツがいるてことを忘れんな。ちょこちょこ来るから。どうなるかわかんないぞ、アイツ。今日、クソ同士のトーナメント決勝と、クソ同士の俺より弱ぇヤツらのタイトルマッチ、見届けてやるよ。クソ対クソのトーナメント決勝、クソすぎてクソしか出ねぇわ」
金丸「オイ、ライガー、タイガー！いつまでもあの格好してんじゃねぇぞ」
デスペラード「ハッハッハ」
金丸「いつでもどこでも、アイツらのマスク、身ぐるみ剥がしてやるからな。よく見とけよ」
デスペラード「マスクマンが一番イヤなことっていうのは、マスクマンなら知ってんだよ。まぁ、取るだけ、破くだけ、それだけがマスクマンのイヤなことじゃないんだよ。俺だったら、もうちょっと考えるぜ。もうちょっと遊んでやろうか」