ブシモ 5th ANNIVERSARY WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム

日時
2018年1月4日(木)   15:30開場 17:00開始
会場
東京・東京ドーム
観衆
34,995人

第6試合 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合4WAYマッチ

  • <第79代チャンピオン>

  • <チャレンジャー>

VS

  • ※初防衛戦

境界線

  • <チャレンジャー>

  • <チャレンジャー>

※スカルが防衛に失敗。オスプレイが新チャンピオンとなる
レフェリー|マーティー浅見

MATCH REPORT

 第6試合はIWGPジュニアヘビー級王座を賭けて、王者のマーティー・スカルとウィル・オスプレイ、KUSHIDA、高橋ヒロムが4WAYマッチで対峙。スカルは昨年の11.5大阪でオスプレイからベルトを奪取。その後、3人が次期挑戦者に名乗りを上げるが、ヒロムの提案をスカルが受け入れるかたちで、この四つ巴の王座戦が実現することに。入場時、ヒロムはマスクを被った“ダリル・ジュニア”とリングイン。KUSHIDAはメタリック調のニューコスチュームで登場。オスプレイは紫の基調としたコスチューム。最後にスカルが、漆黒の翼を身につけた不気味な出で立ちでリングに上がった。
 
 開始のゴング、四者は互いを牽制するように距離をはかる。そして、スカルは場外に降り、様子見を決め込む。リング上、ヒロムが排除されると、KUSHIDAとオスプレイがエルボー合戦。続くロープワークの展開からオスプレイがドロップキック。すると、スカルがカットし、すばやく場外へ。続いて、技の読み合いからKUSHIDAがオスプレイに低空ドロップキック。すると、またもスカルがカットに入り、すぐにリングを降りる。
 ここでオスプレイとKUSHIDAがスカルを追いかけて挟み撃ちにしようとすると、スカルはリング上へ。そのスカルをヒロムが丸め込むが、これはスカルがキックアウト。続いてオスプレイがKUSHIDAとスカルに同時にバク宙キック。さらにオスプレイはKUSHIDAの背中を踏み台にスカルにヘッドシザース。KUSHIDAにもヘッドシザースを見舞う。すかさずヒロムがオスプレイにティヘラを狙うが、オスプレイは着地し、逆にティヘラ。
 目まぐるしく攻守が入れ替わるリング上、スカルはヒロムの手を踏みつけて怪鳥ポーズ。そして、低空ドロップキックを決め、エプロンに降りると場外のヒロムにスーパーキック。続いて、コーナー上でスカルとオスプレイがもみあっているところに、KUSHIDAがハンドスプリングキック。そして、鉄柱越えのトペ・コンヒーロを敢行。
 ここから四者は場外戦へ。オスプレイはスカルにソバット。さらにオスプレイはリング横の鉄柱を登ると、3人に対してラ・ケブラーダ。リング上はオスプレイとKUSHIDAのマッチアップ。オスプレイは回り込んでの低空ドロップキックから、その場飛びシューティングスタープレス。しかし、KUSHIDAはヒザで迎撃。
 負けじとオスプレイはスワンダイブ式フライングフォアアームを狙うが、KUSHIDAは腕ひしぎ逆十字で捕獲。しかし、スカルが登場してKUSHIDAを丸め込み。そして、KUSHIDAの指を踏みつけ、オスプレイにはスウィング式DDT。そこからクロスフェイス・チキンウィングを狙う。ここでKUSHIDAもヒロムにホバーボードロック。すると、スカルが技を解き、KUSHIDAにスーパーキック。
 スカルはKUSHIDAにエルボーから顔面蹴り。ここから両者はエルボー合戦。スカルはフェイントを入れた低空ドロップキックをKUSHIDAにヒット。すると、オスプレイがスカルに延髄斬り。しかし、ヒロムが間髪入れずにオスプレイにスーパーキック。今度はKUSHIDAがヒロムに飛びつき式のDDT。技が激しく交錯する中、スカルがラリアットでオスプレイからダウンを奪う。ヒロムとKUSHIDAはラリアットで相打ち。リング上は四者がダウン状態に。
 四者はヒザ立ちの状態で、なりふり構わず乱打戦。競り勝ったオスプレイは、スカルにオスカッターを狙うが、スカルはクロスフェイス・チキンウィング。すると、そこにKUSHIDAがダイブ。そのKUSHIDAにヒロムが襲いかかるも、KUSHIDAはその勢いを利用してコーナーにシェルショック。さらにKUSHIDAはバックトゥザフューチャーを狙うが、こらえたヒロムはKUSHIDAをフロントスープレックスでコーナーに叩きつける。
 ヒロムはKUSHIDAをコーナーに座らせるが、オスプレイが妨害。すると、さらにスカルが阻止。だが、オスプレイはスカルにスーパーキック。そして、コーナー上からシューティングスタープレスをKUSHIDAに放つが、KUSHIDAが寸前で回避。そこにスカルがスタナーでオスプレイを捕らえる。
 さらにスカルはブレーンバスターの体勢から、オスプレイの頭をヒザに打ちつける。続いてオスプレイに対して掟破りのオスカッター。これはヒロムがカットイン。スカルはヒロムをブレーンバスターでコーナーに叩きつける。そして、場外に降りると、リングの下からテーピングを持ち出し、ヒロムの左腕を鉄柵に固定し、右手に指折り攻撃を敢行。
 リング上、KUSHIDAとオスプレイがコーナーでもみあっていると、スカルが登場。二人に対して同時に指折りを狙うが、これは逆にKUSHIDAが指折り攻撃。そして、オスプレイに雪崩式の腕ひしぎ逆十字を決める。そこから三角絞めにつなげるが、オスプレイは力尽くで持ち上げてコーナーに叩きつける。
 スカルはまたもテープを持ち出すと、自分の指を応急処置。さらにパウダーを取り出し、リングでKUSHIDAの顔面に投げつける。そのままスカルは首固めで丸め込むが、KUSHIDAはその勢いを利用してバックトゥザフューチャーを炸裂。だが、これはオスプレイが間一髪でカット。
 ここでヒロムが復活し、オスプレイに投げっぱなしジャーマン。さらにエプロンのオスプレイ、スカルの順に回転エビ固めの要領で場外に叩きつける。ヒロムはスカルをリングに戻すと、ダイナマイトプランジャーを決めるが、これはカウント2。ならばとTIME BOMBを狙うも、切り抜けたスカルはクロスフェイス・チキンウィング。しかし、ヒロムはディフェンスし、スカルにデスバレーボムを仕掛けようとする。
 すると、オスプレイがすさまじいスピードでカット。そして、スカルと共にキックでヒロム、KUSHIDAを蹴散らす。今度はスカルが捕獲したヒロムに、オスプレイがオスカッターを狙う。しかし、ヒロムが身体を入れ替え、オスカッターはスカルへ。だが、これをスカルがこらえると、ヒロムがオスプレイをツームストンパイルドライバーのような体勢から前方に叩きつける。
 ヒロムはスカルを場外投棄し、オスプレイにミサイルキック。さらにスカルをエプロンサイドでデスバレーボムのように叩きつける。ここですばやくKUSHIDAがリングに戻り、エプロンに立ったヒロムに回転エビ固めの要領で場外にパワーボム。すると、場外のKUSHIDAとスカルに、オスプレイがスワンダイブ式シューティングスター。さらにヒロムにリバース450°スプラッシュを決めるが、これはカウント2。
 オスプレイは気合を入れると、ヒロムにオスカッターを狙うも、ヒロムはかわしてラリアット。そして、TIME BOMBを決めるが、スカルがレフェリーの足を引っ張って阻止。スカルは傘でヒロム、KUSHIDAにフルスイング。さらにオスプレイにも傘攻撃を狙うが、オスプレイはかわし、その場飛びのスパニッシュフライ。そして、最後はオスカッターを炸裂させ、3カウントを奪取。オスプレイが4WAYマッチを制し、王座奪還に成功した。

COMMENT

オスプレイ「借りは返す。“人間はいつか必ず死ぬ”という言葉があり、それを打ち消すことはできない。その言葉は、これまでの俺とマーティ(スカル)の間を指している。これまでマーティとは何度となく闘って来て、何度となくやられてきた。だけどだ。今夜、俺はマーティ相手に野垂れ死になんてしないと信じて、どんなことをしてでも勝つという思いで、そして必ずやこれまでの借りを返すとの思いで作戦を練ってリングに立った。そしてなによりも、俺は自分のテクニックを信じていた。俺にはこのIWGPジュニアヘビー級のタイトルマッチでは、KUSHIDAもヒロムも必要なかった、見えてなかった。彼らを含めたなかで俺は勝利をもぎ取った。そうして自分自身の強さを証明してみせたんだ。このIWGPジュニアヘビー級では史上初の4WAYマッチで。シングルマッチでもそう簡単には勝てない相手ばかりの中でな。ここにあるのはIWGPジュニアヘビー級での歴史を積み重ねてきた遺産だ。そしてこれはいま、俺のものだ。俺の後ろにはIWGPジュニアヘビー級を彩ってきた大勢の輝かしい遺産が連なってるんだ。そして俺こそが、IWGPジュニアヘビー級のすべての歴史のなかで最高の中の最高のレスラーとなったんだ。世界中のすべてのチャンピオンを見渡してもな。実は今、もう腕の感覚がないぐらい、自分の体にはダメージが刻まれてる。でもこのIWGPジュニアヘビー級のベルトに刻まれている名前と同じように、自分もそこに名を連ねることとなる。これからは俺の時代。このベルトをさらなる遺産にするためのストーリーがここから始まると思う。世界で今、ジュニアヘビー級で闘ってる選手の中で、自分に勝てる、自分とリングの中で対峙できると思ってるヤツがいたら、それは大間違いだ。俺こそが世界最高のジュニアヘビー級、ソレノ、オーサマになった。スカイキングとなったIWGPジュニアヘビー級新チャンピオン、“エアリアル・アサシン”ウィル・オスプレイを覚えておけ」

※スカル&ヒロム&KUSHIDAはノーコメント

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