THE NEW BEGINNING in SAPPORO ～雪の札幌2連戦～

日時: 2018年1月27日(土) 16:00開場　18:00開始
会場: 北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる
放送
観衆: 4,862人

第2試合 20分1本勝負

天山広吉
飯塚高史

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　第2試合は天山広吉&中西学&獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&KUSHIDA組と飯塚高史&金丸義信&タイチ&エル・デスペラード&TAKAみちのく組が激突。ご当地北海道出身のタイチは専属ディーバのあべみほと登場。しかし、入場テーマが途中で、同じく北海道出身の飯塚のものに切り替わり、飯塚がTAKAと共に2階席に姿を現す。そして、飯塚は会場を練り歩きながらリングへ。本隊はライガーの入場テーマで登場。

　ゴング前に鈴木軍が奇襲。リング上ではデスペラードがライガー、金丸がタイガーを捕らえるが、二人はうまく切り抜ける。そして、タイガーが金丸にタイガードライバー、ライガーがデスペラードに風車式バックブリーカー。さらにライガーはデスペラードにロメロスペシャルを見舞うが、すかさずTAKAがカット。
　続いて飯塚がライガーの手に噛みつき、場外に投げ捨てる。すると、タイチがライガーを鉄柵に叩きつけ、さらにあべ嬢もライガーにビンタ。場外では飯塚が鉄柵で天山のノド元を押し付ける拷問攻撃。
　リング上、タイチがライガーの脳天に木槌で一撃。場外では飯塚が中西の背中にパイプイスを振り下ろしていく。ライガーはタイチに串刺し掌底を狙うが、かわされてしまう。ここでタイチはパンタロンを脱ぐとキックを狙うが、ライガーは受け止めてディフェンス。
　すると、タイチはマスク剥ぎを狙うが、これはレフェリーが阻止。続いて飯塚がライガーの頭部に噛みつき攻撃。さらに串刺し攻撃を狙うも、ライガーはキックで迎撃。しかし、飯塚はその足に噛みつく。だが、ライガーもカウンターの掌底で反撃。
　スイッチした天山は一気に鈴木軍を蹴散らす。しかし、タイチは背後から近づくと、挑発するようにモンゴリアンチョップを連発。だが、天山はカウンターのラリアット。そして、飯塚にモンゴリアンチョップを連発から串刺しラリアット、ブレーンバスターとたたみかけていく。
　飯塚は噛みつき攻撃を繰り出すが、天山もカウンターのヘッドバットで応戦。しかし、飯塚は執拗に噛みつきへ。ここで中西が救出に入るも、飯塚は中西にも噛みつき攻撃。だが、天山がスキをついてカウンターのマウンテンボムを炸裂させる。
　次はKUSHIDAとTAKAが登場。すばやい技の読み合いから、TAKAが顔面キック。ここで鈴木軍がKUSHIDAにトレイン攻撃。さらに飯塚がマンハッタンドロップを見舞い、TAKAが即頭部にキックを繰り出すが、これは本隊がカット。リング上は両軍入り乱れる混戦模様に。
　中西はタイチと飯塚にダブルのラリアット。さらに金丸とデスペラードを同時に水車落としのように投げ飛ばす。続いてTAKAとKUSHIDAが向かい合うと、TAKAはサミング。だが、KUSHIDAもヒップトスから低空ドロップキック。そして、ハンドスプリングエルボーを炸裂。ライガーはエプロンを走って、場外のデスペラードにトペ・コンヒーロ。
　リング上、TAKAが捕らえたKUSHIDAに対し、金丸が酒の噴射攻撃を狙う。だが、KUSHIDAはうまくかわして同士討ちを誘う。すかさず、タイガーが金丸をドロップキックで場外に落とし、突き刺すようなトペ・スイシーダ。最後はKUSHIDAがTAKAをホバーボードロックで仕留め、本隊が勝利を収めた。

COMMENT

天山「いやあ、あの～、北の大地・札幌に、この1月に来たことで……まあ、どんなカードでも全身全霊でガッチリといこうと思って、気合満々でいきましたけど。ま、いい感じで第2試合、終わることができたって。ま、それも、あれなんですけど、やっぱ一番ちょっと引っかかるのは、コジ（小島聡）の体の状態っていうか。すごく、やっぱり……彼ともやっぱりやり取りあるんですけども、だいぶ、思ったよりひどいような感じで聞いてるんで……（※ここで中西が一足遅れてインタビュースペースにやって来て、『ありがとうございました』と握手を交わす）。ま、コジの代わりに中西が、ニシオ君（※中西の愛称）がガッチリ参戦してくれて、コジには悪いけど心強いパートナーやなって（苦笑）、改めて……。あんまりニシオ君とはね、組んだことってあんまりないけどね……」
中西「ないですね。小島さんの代わりやなくて、新しい関係やからね。どんどん前出ていくから。今日は飯塚のアホにやられたけど、お前。やり返すから」
天山「今日だけやなくて、これから始まって、明日からも彼と、中西とね。どんな化学反応起こすかわかんない。もしかして、テンコジ以上に凄いのできんのちゃうかなって期待してますよ」
中西「お願います（※と言って天山と握手）」
天山「ありがとう。ガッチリいこ」
中西「噛むだけ噛みやがって、あの野郎、ホンマ」
天山「ホンマ、モロに噛んできたもんな？クソッたれ。レフェリーも反則三昧、ちゃんとチェックしなあかんぞ。とにかくコジの、早いカムバックを願ってます」
KUSHIDA「（1・4）東京ドーム、4WAY（マッチが）終わって、それを経て、高橋ヒロム（vs）オスプレイのIWGPジュニアヘビー級選手権……（ヒロムの）挑戦が認められて、選手権が決まったと。ある意味、これはジュニアヘビー級、一気にフラットになった、そういうことなんじゃないでしょうか。さしあたって札幌……（12・11）福岡と東京ドーム（の借り）、マーティ・スカル、オメェ、覚悟しとけよ。まずは外堀を埋めていきます。鈴木軍のジュニアも、本隊のジュニアも、みんなジュニアの選手がいるわけでしょ？ IWGPジュニア、興味のある人間が何人いる？盛り上げていきたいですね」
※ライガー＆タイガーはノーコメント

デスペラード「オイ、KUSHIDA、あいつ、俺の目の前グルグルグルグル回りやがって。オイ、ベルトどこやった？どこやった？あれ、（IWGPジュニア）シングル（ベルト）持ってたよな？まさかな、まさか負けてねぇよな？負けたりとか、またどっかで落としてきたとか……あ、今日、（持ってくるの）忘れたな。しょうがねぇ。人間だ、忘れることもある。次、ちゃんと持って来いよ」
金丸「汗一つかいてねえや」
タイチ「これじゃ、うまい酒も飲めない」
金丸「すすきの行きてぇんだけどよ」
タイチ「家帰って来てんだ、こっちは（※北海道石狩市出身）」
金丸「本番はこれからだよ。今夜だろ」
タイチ「これからすすきのだ、すすきの」
金丸「すすきの行くぞ。（※ウイスキーの瓶を見せつけて）これ持って行くぞ」
タイチ「すすきので、ネエちゃん決めて、あれして寝ようぜ。あれもこれも1本入れて……」
金丸「どうすんだ、あれは？誰だ？」
タイチ「遊びに行きてぇんだよ。地元だから、ただ遊びに行きてぇだけだ。くだらねぇ、やってらんねぇよ。KUSHIDA？誰だジュニア（チャンピオンは）？俺に負けたヤツ同士でベルト争って。なんとかオスプレイ。なんだ、もう1人？指折るヤツ（スカル）。（ベルトが）行ったり来たりしやがって。レベルが低いんだ。せいぜい、俺に勝てない者同士でやっとけ」
金丸「すすきの行くぞ」
※飯塚＆TAKAはノーコメント

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