※ペイジ&スカルが設営機材を収納するブルーボックスを載せた台車を引っ張って来る。
スカル「さてさて皆さん、ここにブルーボックスがあります。中から何が飛び出すかお楽しみだ。チェーンソー・チャーリーかもしれないんで、気をつけておいてくれ。開けたときに驚きの声が上がるぞ。では、オープン・ザ・ボックス!」
※Codyがボックスから姿を現すと、ペイジ&スカルが大歓声を上げる。
スカル「凄いぜ、飛び出したのはCodyだ!」
※そこに試合を控えたニック・ジャクソンが通りかかると、Codyが呼び寄せる。そしてニックもボックスの中に入った。
Cody「みんな、どうしたんだ? 俺のコメントが欲しいのか? BULLET CLUBは最高に成功した集団だ。まだまだ大きくなっていくぜ。ジャージもそろえようか。そしてケニー・オメガこそがBULLET CLUBのリーダーだ。彼は確実にすべてをブチ壊していく。(※ニックの耳元で囁くように『あいつは誰だった?』と尋ねる。ニックから答えをもらうと)そうそう、SWITCH BLADE。ケニーがSWITCH BLADEを完膚なきまでに叩きのめしてくれるさ」
ニック「最高の形で料理してくれるさ。BULLRT CLUBこそが俺たちの人生だ」
※「HALF SWEETだ」と言って、4人は人差し指だけを合わせると、それぞれが何やら叫びながらボックスが載せてある台車ごとインタビュースペースから去っていった。
飯伏「なんですかね、Cody。ちょっとおもしろくなってきましたね。元々もっとやりたいと言ってたので、やるんだったらいつでもやりますよ。だったらシングル、いつでもやりますよ。やらせてほしいですね、早く。もう1回。リベンジしたいんだったら、オレはいつでもやってやるよって」
KUSHIDA「想像以上に3人がいいチームでしたね。このままじゃ終わらないですよ、オレは。ROHでも新日本でも、どこだって。オレは終わらない」
フィンレー「(※4連脚を引きずってインタビュースペースにやって来て、そこに腰かけて話し始める)負けてしまった。それが面白いか? それでいいと思ってるのか? 俺は負けるのは嫌いなんだ。まあ、今日の試合は終わった。もう過去のものになった。次はもっと良くなってるから。とにかく今は、(2・5)コーラクエンを見据えている。そう、ジェイ・ホワイトとの一騎打ちだ。あいつは“ダークサイド”に行ってしまった。まともには来ないだろうし、俺たちをだましてくるだろうな。そんなことはお見通しだぞ、ジェイ。(※小声で)そんな見え透いたことに、やすやすとハマるとでも思ってるのか? コーラクエンで……いや、その前に今夜だな。お前が勝ってUS王座を手にしようとしまいと、俺はコーラクエンだけを見ている。お前と最初に闘ってから、なんだかんだでもう2年になるのかな。俺から2勝目を挙げたんだったかな? 今回は誰も邪魔が入らない勝負だ。とにかく今夜の幸運を祈ってるよ。お前が生き残ってコーラクエンに来ることをな。どっちが優れてるか、いろんな見方があるだろう。今夜は今夜。とにかく直接対決が終わればハッキリする。まだまだツアーは始まったばかりだ。じゃあ、コーラクエンホールでな」