ロメロ「デスペラード、見かけはカッコイイ。あのマスクね。でも、ショッパイレスラー。ホント。デスペラードとカネマルは、このジュニアタッグのベルトが欲しいっていうのか？　タイトルマッチがしたいっていうのか？　で、ほかのどのタッグチームを倒したんだ？　なにも（実績を）残してないじゃないか。今夜もTAKAが負けた。お前らのタイトル挑戦は認めない。だから、あいつらとタイトルマッチはやらない。もし、俺にすごいインパクトを残すような結果を見せてくれたら、考えてやってもいい。でも、考えるだけだぞ。で、答えは『NO』だ。まあ、タイトルマッチをするだけの材料を持ってくることなんかできないさ。持ってきたとしても、あいつらは一番下に位置する挑戦者だ。ヤングボーイよりも下のな。一番下にデスペラードとカネマルはいる。ここにいるSHOとYOHは、トップ中のトップだぞ。さあ、今日は何3Kだ？　この街の繁華街はどこだ？　なんていうんだ？」
YOH「ンー……」
SHO「どこでしょう？」
YOH「“KITAKAMI 3K”でいいんじゃない？」
SHO「明日は仙台。“KOKUBUNCHO 3K”なんだけどね」
ロメロ「（※YOHに向かって）ユーのホームタウンだよな？　じゃあ、明日の支払いはユーだ」
YOH「エッ！」
ロメロ「当然じゃないか。ユー、チャンピオン。ビッグマネー持ってるね。俺はかばん持ちで付いていくよ（※と言って立ち去る）」
YOH「僕はこう語るよ。『僕らの未来を邪魔すんな』。あんな反則ばっかり、イスばっかり、場外ばっかりで、正攻法の闘いをしないヤツは邪魔すんな。もしこのベルトに少しでも興味があるんだったら、別にそれは口に出していいんだよ。ただ、口に出す前に“SHUT YOUR MOUTH!”……言わせないけどね」
SHO「鈴木軍は嫌い。いや、大嫌い。いやいや、大っっっっ嫌い……。まあ、今日は腰だけしびれちゃったけどね。腰を癒すために、みんな、北上の夜でしびれようぜ……」

タイチ「全然、効いてねえよ。この体、見てみろ？　あんなチビと細っこいの、相手になんねえんだよ。もうすぐ３月。卒業と入学のシーズンだな。ああ、もっと刺激が欲しいなあ……。あんなチビと細っこいの相手じゃ、全然、刺激になんない。俺みたいな190cm、150kgのデカイやつの相手になんかならねえよ。弱いもんいじめみたいで、かわいそうだよ。あいつら全然変わってねえし。もう、あいつらの相手は終わりだ」
デスペラード「卒業おめでとう」
タイチ「なんだ、あいつら。今日、見たか？　俺を持ち上げようとして、腰痛めて」
デスペラード「あれは情けなかったぞ」
タイチ「おんなじラインで試合すんの、かわいそうだ。俺はしっかり、デケエやつ相手にしてやんから。こいつ（デスペラード）らが相手すっから。任せたぞ」
デスペラード「喜んで任せられるよ。とりあえず、俺らの目の前にいるあのチビ２人。（海外から）帰って来て、なんかピカピカ、キラキラしてっから、なんか勘違いしてんな。勢いがある？　若さ？　タイチのこと（持ち）上げようとして腰が痛いだと？　そんなんでよくリングに上がって来たな？　タッグワークも満足にできねえ。試合やってみたら、すぐ痛えだなんだ言って。そんなんが、俺たちの前、立ってんじゃねえ。俺たちはもう１人いるチビ（ロメロ）もまとめて潰してやるよ。よく見てろ」
※TAKAはノーコメント