第4試合は、真壁刀義欠場によってカードが変更。ジュース・ロビンソンがトーア・ヘナーレとタッグを組み、“鈴木軍”飯塚高史&デイビーボーイ・スミスJr.組と対戦する。
飯塚はなんと会場の2階席から登場し、観客席を混乱に陥れる。一方のスミスは花道から堂々の登場。一方、気合満点のヘナーレは叫びながら走っての入場。ジュースは、本日も“白いマッチョマン”スタイルのド派手なコスチュームで登場。
しかし、試合はいきなり鈴木軍が襲い掛かってゴング。飯塚はヘナーレにショルダータックル。ヘナーレもすぐにショルダータックルで逆襲して、一本足ヘッドバッド! だが、飯塚も慌てず騒がずすぐに噛みついて形勢逆転。場外にヘナーレを叩き落とすと、待っていたスミスがヘナーレを場外マットにボディスラム、さらに鉄柵に投げつける無法攻撃。
さらに飯塚は、場外の客席になだれ込んで、パイプイスでヘナーレを殴りつける。一方のジュースはスミスに花道でノックアウトされてしまう。
場外カウントが進む中、なんとかリングインしたヘナーレ。スミスはリング中央でヘナーレをかつぎあげ、滞空時間の長いブレーンバスター! さらに大迫力のボストンクラブを決めると、危険な角度でヘナーレを締め上げていく。さらにスミスはジャンピングエルボーから、ヘナーレを足蹴にしたままカウント体勢に入って、力の差を誇示していく。
さらにスミスはヘナーレにラリアット、ストンピング。飯塚もヘナーレにストンピング連射。ヘナーレもエルボーで返すが、すぐに飯塚は顔面をサミング。しかし、ヘナーレはスピーディーなロープワークから飯塚にジャンピングショルダータックル爆発!
ここで代わったジュースは、飯塚に走り込んでの串刺しラリアット連発! しかし、飯塚はジュースのクツのつま先を噛むクレイジー攻撃。だが、ジュースもバックドロップ、セントーンを放ってペースを握る。
続いて、館内の「ジュース」コールをバックに、得意のナックル連射! 一時は飯塚に髪の毛を掴まれるが、ふたたびナックルパート連発! 飯塚もマンハッタンドロップで反撃していく。
ここで代わったスミスがジュースにカウンターのフロントスープレックスを爆発! 続いて、スミスのバックドロップ狙いをかわしてジュースはカウンターのバックエルボー、そして走り込んでの強烈なラリアットで大逆襲!
ここで再びヘナーレが登場。勢いに乗るヘナーレは、スミスにエルボーからスピアー! ここジュースとヘナーレは、スミスはダブルの串刺しラリアット。キャノンボール! そしてトップコーナーからダイビングショルダータックル!
さらにヒザを叩いて、自分を鼓舞した後でヘナーレはスミスの巨体を抱えあげる。ここでツープラトンを狙ったジュースがロープに走り込んだが、これは場外の飯塚が脚を救い上げてカット。
これを勝機と見たスミスは、ヘナーレに強烈なビッグブーツ炸裂! さらにリング中央でヘナーレに完璧なブルドックボムを爆発させて、パワフルに勝利を上げてみせた。