第65代IWGP王者のオカダが、防衛最多新記録V12を懸けて臨むタイトルマッチ。対戦相手の棚橋は、2011年1月4日に同王座を戴冠(第56代王者)し、2012年1月4日に前人未到のV11を達成。しかし、次の防衛戦(2012年2月12日)でオカダに敗れ、王座から転落している。
試合開始早々、棚橋がロープ際で不意打ちに出る。だが、オカダが身をかわして体勢を入れ替え、ゆっくりとクリーンブレイク。
その後、棚橋がヘッドロックで長時間に渡って絞るが、オカダが切り返してショルダータックル。そこからオカダはいきなりレインメーカーを仕掛けるが、棚橋がかわしてドラゴンスープレックスの体勢に入る。だが、オカダが脱出した。
その後、棚橋がフロントキックをキャッチし、オカダの左脚に背後から低空タックルを浴びせる。するとオカダはツームストンパイルドライバーに行くが、棚橋が回避し、左脚に低空ドロップキックをお見舞い。
しかしオカダは、棚橋をコーナー最上段に座らせ、ショートレンジドロップキックを食らわせる。それでも棚橋はトップロープを掴んで場外への落下を免れるが、オカダが捕獲して両脚をトップロープへ乗せ、DDTを敢行。
場外戦になり、オカダが鉄柵攻撃、串刺しフロントハイキック。そして、今度は棚橋の両脚を鉄柵へかけ、DDTを食らわせる。
これで棚橋は動きが止まってしまい、オカダがフライングメイヤー、低空ランニングフロントキック。そして、棚橋を踏みつけてレインメーカーポーズを決めると、大きなブーイングが起きる。
その後もオカダは棚橋の首に集中攻撃を仕掛け、変型チンロックなどでダメージを蓄積させる。そして、スイングネックブリーカーの体勢に入るも、棚橋が切り返して反対にオカダを叩きつける。
これでようやくペースを握った棚橋は、エルボー連打、カウンターフライングフォーアーム、串刺しドロップキック、膝への低空ドロップキックでオカダに追撃。だが、次に狙ったスリングブレイドをオカダが回避し、カウンターバックエルボー、串刺しバックエルボー、トーキック、DDTで巻き返す。
次にオカダがコーナー最上段へのぼると、棚橋が立ち上がって身を守る。しかし、オカダがリバースネックブリーカーを食らわせ、今度こそダイビングエルボードロップを命中させる。
その直後、オカダはレインメーカーポーズを披露するが、棚橋が立ち上がる。そして、至近距離でトーキックを放つと、オカダが蹴り脚をキャッチ。そこから自分がトーキックを繰り出すが、今度は棚橋が受け止めてドラゴンスクリューを敢行。
これでオカダが場外へ落ちると、棚橋はニュートラルコーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローをお見舞い。そして、場外マット上でスリングブレイドに行くが、オカダが受け止め、ツームストンパイルドライバーで逆転。
リングへ戻った2人はエルボー合戦を繰り広げ、競り勝った棚橋がオカダの後頭部へストンピング連打を浴びせる。そして、オカダのドロップキックを回避すると、フラップジャックをネックスクリューで切り返し、スリングブレイドでなぎ倒す。
その直後、棚橋はニュートラルコーナー最上段からハイフライフローを繰り出すが、オカダが回避して自爆へ追い込む。そして、背後からショートレンジドロップキックを食らわせると、正面から(正調)ドロップキックで吹き飛ばす。
続いてオカダはレインメーカーを狙うが、棚橋が回避してその場飛びスリングブレイド。するとオカダはツームストンパイルドライバーの体勢に入るが、棚橋が辛うじて脱出。
その直後、オカダは低空ドロップキックで棚橋をなぎ倒す。しかし、棚橋がツームストンパイルドライバーで逆転し、うつ伏せ状態のオカダをハイフライフローで押し潰す。そして、オカダを仰向けにして再びハイフライフローを敢行するも、オカダが両膝でブロック。
次にオカダがレインメーカーを仕掛けると、棚橋が回避してスリングブレイドに行く。だが、今度はオカダが身を守り、ジャーマンスープレックスホールド。
それでも棚橋はスリングブレイドを狙うが、またもやオカダが回避してレインメーカーを仕掛ける。だが、棚橋が切り返し、ドラゴンスープレックスホイップで報復。
続いて棚橋はロープへ走るが、オカダがカウンタードロップキックで迎撃。そして、自分がロープへ走るも、棚橋がスリングブレイドで叩きつける。
ここで棚橋はコーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローを敢行するが、オカダが下からのドロップキックで撃墜。そして、棚橋を起こしてレインメーカーに行くが、棚橋が回避して反対にレインメーカーを炸裂させる。
そこから棚橋は張り手を連発して行くが、オカダが隙を見てレインメーカーを狙う。これを棚橋が回避してまたもや張り手を浴びせるが、オカダはなおも腕を掴んで離さない。だが、棚橋がさらに張り手を食らわせ、ようやくオカダの手を振り解く。
その直後、棚橋はロープへ走ろうとするが、オカダが背後からタイツを掴んで引き戻す。そして、そのままレインメーカーを炸裂させ、一気に3カウントを奪った。