昨年3月3日の沖縄大会で中心性頸髄(けいずい)損傷の重傷を負った本間が、地元・山形で477日ぶりに復帰。
試合開始前、“盟友”真壁も出演したスペシャルVTRが場内に流れる。そして、いよいよ本間が入場すると、有志によって配布された黄色い応援ボードが客席を覆い尽くす。
そんな中、阿部誠リングアナウンサーが本間の名前をコールすると、大歓声と大「本間」コールが巻き起こる。
そして、本間対内藤で試合開始のゴングが鳴り、またもや大「本間」コールが起きる。しかし、内藤がなかなか組み合わず、本間とファンを苛立たせる。
その後、ようやく本間と内藤がロックアップで組み合い、ロープ際で内藤がクリーンブレイク。ところが、いきなりツバを吐いて挑発する。
そこからエルボー合戦を挟み、内藤が顔面攻撃で奇襲。すると本間はカウンタータックルで巻き返し、小こけしを狙ってロープへ走る。しかし、内藤が場外へ逃走し、さんざん焦らした挙句にEVILと替わってしまった。
真壁対EVILの場面。EVIL&SANADAがトレイン攻撃を仕掛けるも、真壁が脱出してEVILにタックル。続いて田口が登場し、ジャンピングヒップアタック、ヒップアタック連射でEVILに追撃。そして、棚橋、ヘナーレ、真壁、本間もヒップアタックで続く。
さらに、本間がカウンターバックエルボーでEVILに追撃し、小こけしを狙ってロープへ走る。ところが、妨害されてしまい、LOS INGOBERNABLES de JAPONが5人で一斉にストンピング連射。たちまち場内が大ブーイングに包まれる。
ここから大乱闘へ突入し、大ダメージを負った本間がカウント19で辛うじてリングへ戻る。しかし、BUSHIがTシャツで首を絞め、救出に来た田口をヒロムが低空ドロップキックで排除。
本間のピンチは続き、BUSHIの前方回転エビ固めから内藤が低空ドロップキック。しかし本間は、ブレーンバスターを仕掛けたSANADAを反対に投げ捨てる。そこへEVILが入るも、本間がカウンターラリアットで吹き飛ばし、ようやく赤コーナーへ戻った。
スイッチした棚橋は、ヒロムに張り手を見舞い、EVILにカウンターバックエルボー、フライングボディアタック。さらに、内藤とヒロムの脚を取り、まとめてドラゴンスクリューでなぎ倒す。
続いて棚橋はロープへ走るが、SANADAが場外から妨害。すると今度はEVILがロープへ走るが、田口が足を引っ張る。その直後、棚橋が串刺しドロップキックでEVILを黙らせた。
田口対EVILとなり、田口が串刺しジャンピングヒップアタックで先制。するとEVILは串刺し攻撃を仕掛けるが、田口がカウンターフロントハイキックで防御。そして、フェイントをかけてEVILを惑わせ、アゴを触る仕草を真似る。
その直後、田口は串刺しヒップアタックでEVILに追撃し、ブルドッキングヘッドロックに行く。ところが、EVILが踏み止まり、田口を大きく吹き飛ばした。
これで田口対ヒロムとなり、ヒロムが串刺しラリアットから低空ドロップキックを発射。これを田口が回避してジャンピングヒップアタックを繰り出すが、今度はヒロムがかわす。
それでも田口はジャンピングヒップアタックをヒロムに命中させ、ランニングヒップアタックを連発。さらに、ヒロムの低空ドロップキックを回避する。
続いて田口はスリーアミーゴを敢行し、3回目のブレーンバスターを抵抗されると延髄斬りをお見舞い。そして、ジャンピングヒップアタックを繰り出すが、ヒロムが受け止め、ジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てた。
ヘナーレ対BUSHIの場面。両者がエルボーを打ち合い、そこからヘナーレがカウンタージャンピングショルダータックル。さらに、カウンターチョップ、ランニングチョップへ繋げる。
続いて本間組がBUSHIにトレイン攻撃を敢行し、ヘナーレがバックフリップで追撃。そして、TOAボトムの体勢に入るが、BUSHIが脱出する。
その直後、内藤がヘナーレにマンハッタンドロップを食らわせてコーナーへ追い込み、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックをお見舞い。さらに、EVILがトラースキック、SANADAがパントキック、BUSHIがコードブレイカーで追撃して行く。
次にBUSHIはコーナー2段目からエムエックスを繰り出すが、ヘナーレが身をかわし、直後に棚橋がスリングブレイドでなぎ倒す。
ここでタッチを受けた真壁は、SANADAとEVILにラリアット、内藤&ヒロムに両腕ラリアットを食らわせる。そして、ボディスラムでBUSHIを投げると、本間が小こけしで追撃。最後は、真壁がキングコングニードロップを炸裂させ、BUSHIにとどめを刺した。