第7試合のAブロック公式戦はYOSHI-HASHI(0勝1敗)vsEVIL(0勝1敗)。両者は2年前の『G1』公式戦で対戦し、そのときはYOSHI-HASHIが勝利を収めている。
開始のゴング、EVILは歓声を右手で煽る。YOSHI-HASHIはキックからヘッドロック。続くショルダータックル合戦は、YOSHI-HASHIが競り勝つ。続いてYOSHI-HASHIは逆水平チョップを連発。だが、EVILは気合と共にラリアットで、YOSHI-HASHIをトップロープ越しに場外に落とす。
EVILは場外の鉄柵を利用し、YOSHI-HASHIにアームブリーカー。続いてイスを取り出すと、YOSHI-HASHIの首にかけ、もうひとつのイスでおもいきりスイング。YOSHI-HASHIは首、そして肩を押さえて悶絶。
YOSHI-HASHIがカウント15でリングに生還すると、EVILは脇固め。YOSHI-HASHIは必死にロープエスケープ。EVILは挑発するようにYOSHI-HASHIの顔面を蹴りつける。YOSHI-HASHIは立ち上がってエルボー連発。だが、EVILは逆水平チョップでダウンを奪うとセントーン。これはYOSHI-HASHIがかわし、エルボーから逆水平チョップ。さらにEVILのラリアットをかわしてヘッドハンターをお見舞い。
YOSHI-HASHIは串刺し逆水平チョップ。さらにEVILの串刺し攻撃をかわしてスピンキック。続いてEVILをトップロープに腹ばいに固定し、背中にドロップキック。一気呵成に攻めるYOSHI-HASHIはパワーボムで持ち上げようとするも、これはEVILがこらえる。そしてYOSHI-HASHIの右手を痛めつけ、両肩に担ぎ上げるが、YOSHI-HASHIはうしろに着地してスリーパーへ。だが、EVILは指をひねって切り抜け、一気にダークネスフォールズ。これはYOSHI-HASHIがカウント2でキックアウト。
EVILは首切りポーズからEVILを仕掛けるも、YOSHI-HASHIは腕をさして切り返す。そしてEVILのローリングラリアットをかわしてバッククラッカー。ここからラリアット合戦になると、EVILが競り勝つ。すると、YOSHI-HASHIは立ち上がり、右肩のテーピングを外し、強烈な逆水平チョップを連発する。さらにカチ上げ式のラリアットを叩き込み、パワーボムで持ち上げるが、勢いあまってEVILと共に場外に危険な角度で落下。
場外でEVILは腰を押さえて悶絶。YOSHI-HASHIはEVILをリングに戻すと、雄叫びを上げてパワーボム。そしてバタフライロックでギブアップを迫る。EVILは必死の形相でロープエスケープ。ここで10分経過のアナウンス。
YOSHI-HASHIはハンマースルーを狙うが、EVILはこらえる。するとYOSHI-HASHIは逆水平チョップからボディスラム。そしてスワントーンボムを炸裂するが、EVILはカウント2でなんとかキックアウト。ならばとYOSHI-HASHIはカルマの体勢に入るも、EVILは懸命に手をロープに伸ばす。YOSHI-HASHIはその手を蹴り、一気に持ち上げようとするが、そのタイミングでEVILは体を入れ替えてEVILの体勢へ。
しかし、YOSHI-HASHIは切り抜けてもう一度カルマを狙う。だが、EVILは腕を捕らえてこらえる。するとYOSHI-HASHIは張り手の連発でダウンを奪い、顔面にダブルニー。EVILがフォールを返すと、YOSHI-HASHIはカルマのモーション。しかし、EVILは背後に回る。これはYOSHI-HASHIが振りほどくが、EVILは相手の右腕にキック。そして投げっぱなしのテキーラサンライズ。続いて豪快なラリアットを炸裂するが、YOSHI-HASHIはキックアウト。粘ったYOSHI-HASHIだが、最後はEVILがEVILを決めて3カウントを奪取。EVILは公式戦1勝1敗、YOSHI-HASHIは二連敗に。