7.19後楽園の『G1』Bブロック公式戦を前に、矢野とザックが前哨対決。
試合開始前、TAKAがいつものようにマイクアピールを敢行。ザックの『G1』制覇を予言し、矢野を挑発して行く。
TAKA「ウエルカム・トゥ~・ザック・セイバー・タ~イム! 『G1 CLIMAX』Bブロック前哨戦ザック・セイバーJr.・TAKAみちのく対矢野通・邪道、勝つのは、誰ですかー!! …優勝するのは、誰ですかー!! 『G1 CLIMAX』、優勝するのは、いつ何時、どんな体勢でも関節技・サブミッションホールドが極められるこの男。無限のサブミッションホールドを持つこの男。そして今シリーズ、一撃必殺のザックドライバーを手に入れたこの男。ザックの技が極まれば、誰が相手でも、ジャスト! タップ! アウト! ギブアップあるのみ。ヒー・イズ! プロレスリングマスター。ヒー・イズ! ZSJ。ヒー・イ~ズ! ザック! セイバ~~! Jr.~~~! 矢野通、日大(日本大学)レスリング部時代の技を披露してるらしいが、そんなもの、俺たちには通用しねぇ。カモン! オーバー・ヒア~!」
そんな中、邪道対TAKAで試合が始まり、邪道がショルダータックルを連続でブロック。するとTAKAはフェイントで膝を蹴るが、邪道がカウンタータックルでお仕置き。
邪道の攻撃は続き、「Woooo!」と叫びながら逆水平チョップを連発。しかし、TAKAがサミングで動きを止め、串刺しジャンピングニーアタックをお見舞い。これで邪道はフラフラになってしまい、時間差でダウンする。
そこからザック&TAKAが邪道を捕まえ、TAKAがラフ攻撃、ザックが関節技で痛めつける。しかし邪道は、バックドロップでTAKAに逆襲。
矢野対ザックとなり、矢野が顔面かきむしりからニュートラルコーナーのクッションに手をかける。だが、佐藤レフェリーの注意を聞き入れ、素直に手を離す。
するとザックはサーフボードストレッチを繰り出すが、矢野が巧みに切り返して前方へ投げ捨てる。そして、今度こそコーナーのクッションを取り外すが、直後にザックがコブラツイストで捕まえる。
しかし矢野は、ザックを前方へ投げて脱出に成功。続いて矢野がエルボー、ザックがエルボースマッシュを打ち合う。そこから矢野が片脚タックルでザックへ組みつき、バックを取る。これをザックが切り返すと、矢野がさらに切り返してバックの取り合いになる。そして、矢野が一本背負いを決めるが、次の飛行機投げはザックが抵抗し、アームバーで挽回した。
矢野対TAKAとなり、トレイン攻撃からTAKAが低空ランニングニーアタック。その直後、ザックがコブラツイストで邪道を分断する。ところが、矢野が新技のNU(※レスリングの外無双から片エビ固め)でTAKAを丸め込み、3カウントを奪った。
試合後、矢野は特設花道でYTRアピールを披露し、してやったりの表情で退場した。