第7試合はAブロック公式戦、YOSHI-HASHI（2勝6敗）vsハングマン・ペイジ（3勝5敗）。ともに負け越しは決まっているが、ここはひとつでも勝ち星を伸ばしたいところ。

 

　開始のゴング、ロープワークの展開からペイジがショルダータックルでダウンを奪う。しかし、YOSHI-HASHIもバックエルボー、ボディスラムで反撃。そして雄叫びを上げ串刺し攻撃を狙うが、逆にペイジが投げ返す。しかし、YOSHI-HASHIは突進してきたペイジをうまくエプロンに追いやる。だが、ペイジはロープを使ってネックブリーカーを炸裂。
　この一撃でYOSHI-HASHIが場外に転落すると、ペイジはエプロンからシューティングスターアタック。ペイジはリングにYOSHI-HASHIを戻し、リストクラッチのブロックバスターホールド。そして逆水平チョップで快音を響かせる。
　YOSHI-HASHIもエルボー連発で反撃。だが、ペイジは一発のエルボーで黙らせる。YOSHI-HASHIも低空ドロップキックで応戦するが、ペイジはキックで動きを止める。そしてブレーンバスターを狙うも、YOSHI-HASHIはヘッドバスターで切り返す。
　続いてYOSHI-HASHIはヘッドハンターを食らわせ、串刺し逆水平チョップ。そしてトップロープからヘッドハンターを見舞う。勢いに乗るYOSHI-HASHIはボディスラムを狙うも、ペイジは脱出。そして強烈なエルボーを叩き込み、ジャーマンスープレックス。これはYOSHI-HASHIがカウント2でキックアウト。
　ペイジは逆水平チョップの連打から、両肩に担ぎ上げる。だが、YOSHI-HASHIは着地し、逆水平チョップ連発。さらにカウンターの逆水平チョップを見舞い、ペイジをトップロープに固定するが、ペイジはYOSHI-HASHIが突進してきたところにフロントキック。そして一気にジ・アダムス・アップルを炸裂するが、YOSHI-HASHIはカウント2で跳ね返す。
　ペイジはYOSHI-HASHI起き上がらせライト・オブ・パッセージを狙うも、切り抜けたYOSHI-HASHIはパワーボムの体勢。しかし、ペイジはフランケンシュタイナーで返し、打点の高いドロップキック。そしてYOSHI-HASHIをトップコーナーに設置し雪崩式ネックブリーカー。続くフォールはYOSHI-HASHIが必死にキックアウト。
　ペイジはYOSHI-HASHIの後頭部を踏みつける。さらにYOSHI-HASHIの頭を挑発するようにはたき、もう一度ライト・オブ・パッセージを狙う。しかし、YOSHI-HASHIは前方回転エビ固めに返す。だが、しつこくペイジはライト・オブ・パッセージの体勢へ。こらえたYOSHI-HASHIはパワーボムで持ち上げるも、またもペイジは切り抜けてライト・オブ・パッセージへ。
　だが、脱出したYOSHI-HASHIはカルマの体勢。ペイジが脱出するも、YOSHI-HASHIはトラースキックを決める。しかし、ペイジは強烈なエルボーで動きを止め、ライト・オブ・パッセージのモーション。
　するとYOSHI-HASHIはドンピシャのタイミングでカナディアンデストロイヤーに切り返し、続いてカルマを狙う。ペイジが脱出を試みると、YOSHI-HASHIはバッククラッカー。YOSHI-HASHIは気合の雄叫びを上げると、ついにカルマを決めて激勝。これで共に3勝6敗で公式戦を終えた。

 

　試合後、ペイジはヤングライオンに肩を借りて退場。YOSHI-HASHIは右肩を押さえながら、満身創痍の表情でリングをあとに。