3勝4敗の後藤と4勝3敗のザックが対決する『G1』Bブロック公式戦。
試合開始前、TAKAがいつものようにマイクアピールを敢行。ザックを褒めたたえ、後藤に勝利することを予言した。
TAKA「ウェルカム・トゥ・ザック! セイバー・タ~~イム! 『G1 CLIMAX』Bブロック公式戦ザック・セイバーJr.対後藤洋央紀。勝つのは、誰ですかーー!? 誰ですかーー!? この試合、勝つのは、いつ何時どんな体勢でも関節技・サブミッションホールドが極められるこの男、“一撃必殺”ザックドライバーを持つこの男、ザックの技が極まれば、誰が相手でも! ジャスト! タップ! アウト! ザックの勝利あるのみ。ヒー・イズ! プロレスリングマスター。ヒー・イズ! ZSJ。ヒー・イ~ズ! ザック!! セイバ~Jr.~~~!! NEVER無差別級チャンピオン・後藤洋央紀、カモン! オーバー・ヒア!」
試合開始直後、ザックがフロントハイキックで先制。そこから一気にエルボー合戦へ突入する。そして、ザックがエルボースマッシュ連打で押し込むと、後藤はバックドロップで報復。
場外戦になり、後藤が鉄柵攻撃を2連発でお見舞い。さらに、ザックの後頭部へエルボースタンプを浴びせる。ところが、ザックがハンマースルーを切り返し、フロントネックロックで捕獲。そのままグイグイと絞め上げ、後藤の動きを完全に停止させる。
後藤がカウント18でリングへ戻ると、ザックが左腕を折り畳み、肘にストンピングを落とす。そして、変型インディアンデスロックを極め、同時に左腕を固めて行く。
ザックの攻撃は続き、ローキックを連発。だが、後藤が蹴り脚をキャッチし、ショートレンジラリアットで逆転。
さらに後藤は、ミドルキック、串刺しニールキック、バックドロップでザックに追い討ち。すると、ザックがアームバーで巻き返し、再びフロントネックロックを極める。しかし、後藤はその体勢からブレーンバスターへ切り返す。
次に後藤は串刺しラリアットを見舞い、ニュートラルコーナー最上段からダイビングエルボードロップを発射。ところが、ザックが腕をキャッチし、変型リバースダブルアームバーで捕獲。これはガッチリ極まっていたが、後藤は辛うじてロープへ逃れる。
するとザックは、またもやローキックを連発。そして、ランニングローキックを繰り出すが、後藤が受け止める。そこから両者がロープワークで交錯し、ザックがコブラツイストを極める。そして、卍固めへ移行するも、後藤が強引に持ち上げ、牛殺しで逆転。
次に後藤はGTRを狙うが、ザックが脱出して腕にオーバーヘッドキックを食らわせる。そして、ハイキックも腕に浴びせると、ヨーロピアンクラッチで3カウントを迫る。
これを後藤が跳ね返すと、ザックはさらに腕を攻める。すると後藤は、ノーモーションヘッドバットで逆襲し、裏GTRを炸裂させる。
続いて後藤は(正調)GTRを仕掛けるが、ザックが脱出し、ヨーロピアンクラッチで3カウントを奪取した。
試合後、ザックはTAKAからNEVERベルトを受け取り、それを誇示して後藤を挑発した。