戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28

日時: 2018年7月20日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
放送
観衆: 1,683人（札止め）

第5試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

第5試合は7.21後楽園のBブロック公式戦で同門対決を行なう後藤洋央紀（1勝1敗）と石井智宏（1勝1敗）が、それぞれYOH、SHOをパートナーに激突。後藤はNEVERのベルトを巻いてリングイン。

　石井は後藤に「出てこい」とばかりに手招き。この両者のマッチアップで試合開始。力強いロックアップから、石井がヘッドロック。続くショルダータックル合戦では互角。そこからエルボー合戦を挟み、もう一度ショルダータックルでぶつかりあうと、今度は石井が競り勝つ。
　石井は逆水平チョップを連発し、SHOとスイッチ。SHOは相手コーナーのYOHに弓を引くポーズ。するとYOHも後藤とタッチし、場内は「ロッポンギ」コールが発生。バックの取り合いからYOHがジャパニーズレッグロールクラッッチに持ち込むも、SHOは腕ひしぎ逆十字で切り返す。両者は一旦距離を取ったのち組み合い、SHOはハンマースルーを繰り出すが、YOHはトリッキーな動きでロープにしがみつく。そしてトップロープを一回転してリングインすると、ジャンピングエルボーをヒット。さらに串刺しエルボー、ネックブリーカーとたたみかけていく。
　続いてYOHはブレーンバスターの体勢に入るも、SHOは背後に着地。そしてカウンターのキチンシンクを決めると石井にスイッチ。リングインした石井に対し、YOHはすかさずドラゴンスクリュー。
　続いて後藤が石井にショルダータックル。さらに追走ラリアットでダウンを奪い、その石井の上にSHOをブレーンバスターで叩きつける。後藤はバックドロップを狙うが、石井は切り抜ける。そして技の読み合いから、後藤が村正をヒット。ここからバックドロップで叩きつけるが、石井はカウント2でキックアウト。
　次はYOHが石井をコーナーに叩きつけ、延髄斬りから背中にフットスタンプ。さらにドロップキックを食らわせ、ジャーマンを狙う。石井がこらえると、そのまま石井を突き飛ばし、自軍コーナーの後藤に激突させる。そして石井にトラースキック。さらにファルコンアローを決めるが、これはカウント2。
　ここでYOHは場内にアピールすると、石井をフルネルソンで捕らえる。だが、石井はそのままロープまで後退し、そこにSHOが延髄斬りを合わせる。続いてSHOがYOHにジャーマン。さらに石井と二人がかりの攻撃を狙うも、YOHはかわして同士打ちを誘い、石井に横入り式エビ固め。だが、これはカウント2。
　SHOはスキをついてYOHにジャンピングニー。そして、石井のエルボー、SHOのバッククラッカー、石井のラリアットと波状攻撃。YOHは石井のフォールを返すも、最後は垂直落下式ブレーンバスターの前に撃沈。石井&SHO組が勝利を収めた。

　試合後、石井はいち早くリング去る。

COMMENT

石井「明日は後藤か（ニヤリ）。何も言うことはねえ。覚悟して上がってこい！」

SHO「連日、G1出場選手と組んで、G1出場選手と闘って。でもね、今年の『スーパーJr.』優勝した誰かさんが言ってたんだよ。今年の『スーパーJr.』はG1を超えるって。俺はその闘いがまだ続いてると思っている。G1出場選手と組んで、G1出場選手と闘っても、俺たちは新日本ジュニアの闘いをするだけだ」

後藤「上等じゃねぇかよ。昨日のダメージが残ってるけどね。まぁ、ここでは終われないよね。俺は、（※肩にかけたベルトをコンコンと叩いて）NEVERの王者だ。この後楽園、明日の石井戦、俺のリーグ戦の序盤にして最大の山場だと思ってますよ」
※YOHはノーコメント