オープニングマッチはAブロック公式戦の前哨戦、マイケル・エルガン(2勝4敗)&海野翔太組vsバッドラック・ファレ(3勝3敗)タンガ・ロア組。ファレはリングインすると、阿部リングアナに詰め寄る。阿部アナがマイクを置いて場外に避難すると、ロアがそのマイクを握って「ファ~レ~!!」とコール。対するエルガンの右肩にはテーピングが見える。
先発はエルガンとファレ。両者は至近距離でにらみ合いを展開。ファレはエルガンの顔面を突き飛ばすが、エルガンはエルボーで応戦。さらにファレの攻撃をかわし、エルボーを連発するとハンマースルーを狙う。これをファレがこらえると、エルガンは強烈なエルボー。しかし、ファレは首根っこをつかんでコーナーに投げつけてから串刺しボディプレス。しかし、かわしたエルガンは左肩でのショルダータックルで吹っ飛ばす。
スイッチした海野はファレにエルボーを連発してからロープに走るが、ファレはカウンターのショルダータックル。続いてロアが海野にヘッドバット。さらに高さのあるショルダースルーをお見舞い。海野もエルボーを返すが、ロアは反撃のエルボー一発でダウンを奪う。そして串刺しラリアットを決めるとフォールへ。海野がカウント2でキックアウトすると、ロアは馬乗りになってエルボー。さらにギロチンドロップを放つが、海野はかわして自軍コーナーへ。
これをロアがつかんでタッチを阻止すると、海野は気合でエルボー連発。そしてランイングエルボーでついにダウンを奪い、追撃の串刺しエルボー。そしてトップコーナーに登るも、エプロンからファレが突き飛ばし、海野はリングに落下。
ここからファレが串刺し攻撃を狙うが、エルガンがエルボーで阻止。さらにロアには延髄斬りをヒット。そして突進してきたファレを、うまくトップロープ越しに場外に落とす。ここでエルガンは海野に勝負を託すように指を差して雄叫び。
リング上、海野はエルボー連発からカウンターのドロップキック。しかし、串刺し攻撃はロアがカウンターのラリアット。そして最後はエイプシットを決め、3カウントを奪取した。
退場時、ファレはエルガンを指差してアピール。
タンガ「見ての通り、簡単な試合だった。俺たちが組めばこんなもんさ。ところでエルガン、明日はベッドに寝てた方がいいぞ。俺たちとぶつかり合えば、お前はさらに悪い状況い追い込まれるだけだ。まぁ、それでもいいのなら、お前がそれを望むなら出てこい。だけど出てきたら、お前のキャリアは終わってしまうぞ。だから、先に言っておく。バイバイ。まぁ、どっちにしろ、お前のキャリアは遅かれ早かれ終わるんだけどな」
ファレ「(※タンガのコメントを隣で黙って聞いている。引き揚げる際に一言)F○CK EM!」
エルガン「スズキグンに嫌というほど腕を攻められて、思うように力が入らなくなってしまった。でも、言い訳はできない。明日はファレとだ。とにかく俺は、勝つことに飢えている。なにがなんでも勝利をつかみ取ってやる。お前とはかみ合うとは思ってない。だけど、逆に激しい闘いになるだろう。だけど勝つ。それだけだ。ファレは、俺に勝てないってことを思い知ることになる。たとえ腕が本調子でなくとも、俺は闘い続ける。ファレ、お前もファイトを見せろ。俺にぶつけて来い。それだけだ」
※海野はノーコメント