第3試合は8.2福岡のAブロック公式戦の前哨戦、ジェイ・ホワイト(4勝2敗)&YOHvsYOSHI-HASHI(1勝5敗)&SHOのCHAOS同門対決。ジェイはブロック2位タイ、YOSHI-HASHIは最下位と厳しい戦いが続いている。
先発はジェイとYOSHI-HASHI。ジェイはYOSHI-HASHIに「TAKE IT EASY」と話しかけて、マットに寝そべってフォールを取れと指示。しかし、YOSHI-HASHIはその要求を断り、「カモン、ジェイ!」と立つように促す。そのYOSHI-HASHIが背中を見せたスキに、ジェイは殴りかかえる。そしてジェイは逆水平チョップを見舞い、YOHにタッチを求める。しかし、YOHは場外に下りて拒否の姿勢を見せる。
YOSHI-HASHIも逆水平チョップでジェイに応戦。そしてロープに投げ飛ばすが、ジェイはYOHの身体に強引にタッチし、場外に逃げる。するとYOSHI-HASHIもSHOにスイッチ。ROPPONGI 3K対決はバックの取り合いからスタート。続いてエルボー合戦になるとYOHが競り勝つも、SHOはショルダータックルでダウンを奪う。さらに串刺し攻撃を狙うが、かわしたYOHはエプロンサイドから延髄斬りを見舞い、さらにSHOの背中にフットスタンプ。
ここでジェイがYOHにタッチし、強制的に交代。ジェイはSHOを場外に連れ出すと、エプロンと鉄柵に交互に叩きつける。それをYOHが止めに入る。ジェイはSHOをリングに戻すと、YOHにスイッチ。ジェイはSHOを捕らえ、「カモン、YOH!」と攻撃を促すが、YOHはそれを拒否し、二人は口論をはじめる。すると、ジェイの背後からSHOがドロップキック。
タッチしたYOSHI-HASHIはYOHにエルボー。さらにヘッドハンターを決め、雄叫びを上げると串刺し逆水平チョップ。そしてYOHをトップロープに固定し、ロープに走るが、それをジェイが食い止める。そして低空バックドロップ。続いてジェイはロープを揺らしてYOHを乱暴に救出する。
ここでSHOがジェイを場外戦に連れ出す。しかし、ジェイはSHOを鉄柵に叩きつけると、さらにパイプイスを振り上げるが、これはYOHがリングからイスをつかんで阻止。
YOSHI-HASHIはYOHにトラースキックを見舞うも、YOHは蹴り足をつかんで横入り式エビ固め。これを返されると首固めへ。これも返されたYOHはYOSHI-HASHIにトラースキックを決め、ハンマスルーで投げようとするも、切り抜けたYOSHI-HASHIはバタフライロックで捕獲。
ジェイはリングに上がるも、救出には入らず、YOHに激しくアピール。最後は見殺しにされるかたちで、YOHがギブアップ負け。
するとジェイはすばやくリングを下りて一人退場。YOSHI-HASHIは怒りの表情でアピールするが、ジェイは気にせず花道をあとに。
SHO「ああ、わかんねえなあ……アイツ、勝ちにこだわってるように見えねぇし……。なんか、アイツ自身、考えてるじゃないか? なんか、NEXTを考えてんじゃねぇかな……」
※YOSHI-HASHIはノーコメント
ジェイ「(※コメントスペースにイスが置かれてないのを見て)どうして俺が座るイスが用意されてないんだ! 用意しとけっていっただろ! 試合後には必ず用意しておけって! お前なんか、座らせないっていうのか? 仕事のできないヤツばかりだな! 立ったままコメントしろっていうのか? それはそうと、お前ら、俺の言うことをしっかり聞け! 目が覚めた瞬間から、俺の言葉に耳を傾けるんだ! 俺の求めることを返して来い! そうでないと、叩きのめすだけだ。YOH、YOSHI-HASHI、SHO、お前らもよく聞いておくんだ。このカードにどんな意味があるんだ? この『G1』というのは得点を争うものだろ? 毎試合、タイトルマッチと同じぐらい重要なものだろ? それなのに、俺たち仲間同士で闘って、どんな意味があるんだ? なにを企んでるんだ? 頭にきて叫ぶのも当然だ! で、(この試合で)なにが起こった? なにもなかっただろ……」
YOH「ああ、どうしちゃんったんだ? やりにくくてしょうがないよ。アイツさ、なにも教えてくんないからね。なにを考えてんのか、わかんないよ。せっかくCHAOSでの対決だっていうのに……。クソッ。もう(CHAOS対決は)ないよね? SHOとの対決もないよね、このシリーズ? はあ……SHOさ、来年の『SUPER Jr.』、決勝で思いっきりやろうよ」