戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28

日時: 2018年7月28日(土) 16:30開場　18:00開始
会場: 愛知・愛知県体育館（ドルフィンズアリーナ）
放送
観衆: 5,735人（札止め）

第4試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　EVILと並びAブロックを勝ち点8でトップを走る棚橋と、ご当地・愛知県出身のYOSHI-HASHIが明後日の高松大会を前に前哨戦のタッグマッチで激突だ。

　先発は棚橋とYOSHI-HASHI。グラウンドの攻防でお互いの手を探り合ってから、YOSHI-HASHIが逆水平チョップで先制。しかし、棚橋はコーナーに振られてから、突っ込んできたYOSHI-HASHIにバックエルボーでお返し。そしてコーナーに飛びついて反転してのボディアタックを食らわせる。そして海野にタッチだ。
　YOSHI-HASHIもSHOにタッチ。海野が血気盛んにエルボーで攻め込んでいくが、SHOのキチンシンクを被弾。続くYOSHI-HASHIからも背中にパンチを食らってしまう。それでも食らいついていく海野。だが、YOSHI-HASHIのチョップを食らい、ブレーンバスターで叩きつけられてしまう。
　しかし、海野はミサイルキックでお返し。そしてタッチした棚橋がエルボーでYOSHI-HASHIに攻め込み、ドラゴンスクリュー。さらにセカンドロープからのローリングセントーンで追撃だ。しかし、YOSHI-HASHIもチョップで反撃。さらに反転してからのキックを見舞っていく。バンカーバスターは阻止されたものの、ネックブリーカーを炸裂させた。
　代わったSHOも勢いよくラリアットで棚橋に攻め込んでいく。しかし、棚橋はツイスト・アンド・シャウトでSHOを捻り倒す。そして代わった海野がエルボーアタック、ミサイルキックで攻め込み、逆エビ固めでギブアップを迫る。
　ここでYOSHI-HASHIが入ってきて逆水平チョップ。しかし、海野はクラッチを外さない。そしてYOSHI-HASHIがロープに走ったところをカウンターのドロップキックだ。勢いに乗る海野はSHOのエルボーにも一歩も引かずい反撃していく。しかし、SHOはバッククラッカーで海野の動きを止めると腕ひしぎ逆十字固め。
　ここは棚橋がカット。海野も再び腕十字を狙ってきたSHOをスクールボーイで丸め込み、これを返されるとラ・マヒストラルだ。しかし、これを逃れたSHOはジャンピングニー、ラリアットを連続で繰り出して海野をなぎ倒す。そしてオクラホマスタンピートで叩きつけ、最後はぶっこ抜きのジャーマンスープレックスホールドで粘る海野を仕留めたのだった。

　試合後、場外で棚橋の動きを止めていたYOSHI-HASHIは、倒れた棚橋の上から指差し、何やら話しかけていたのだった。

COMMENT

SHO「今シリーズね、この『G1 CLIMAX』っていうシリーズ、若いヤングライオンとね、こうやって『G1 CLIMAX』に出場してる選手と組んで闘えるのも、スゲェ会社もNEXT見てんじゃない……」
YOSHI-HASHI「まあ、昨日……1発いいのもらっちゃって、そのまま（ノーコメントで）帰ったけど、まあ、オカダと試合して、正直思ったのは、『オカダ、ホントに温かくなったな』って、ホントに思ったよ。でも、アイツが、限定の、俺が東京ドームで負けた時の（初期型）レインメーカーとか出してきたからね、だからそういう部分では、ちょっと試されてる部分もあったけど、なんかすごい、やっててメチャクチャ充実感あったよね。でも、負けたのはスゲェ悔しい。いつかこの借りは、絶対返したい。そして棚橋弘至。去年の（『G1』では）愛知県体育館で、ここで（公式戦を）やってて、負けてるからね。次、場所は違うけど、高松、その借りをしっかり返して……。この愛知県体育館っていうのは俺が、ファンの時よく来てて。たぶん全国の体育館の中でも一番思い入れのある体育館、一番好きな会場かな、俺の中では。ここの会場来て、プロレスラーになりたいってずっと思って見てたから、今日、ここで試合できるっていうのはすごい誇りに思ってるしね。ま、その中で勝ちを収めた、タッグでも勝ちを収めたっていうのは大きいから。次の高松、期待しといて。必ずやるから」
　
棚橋「YOSHI-HASHI、変わるのは一瞬なんだろ？いつだよ？それを俺に教えてよ……」
※海野はノーコメント