第5試合は ケニー・オメガ(4勝0敗)&チェーズ・オーエンズ組vs内藤(3勝1敗)&SANADA(3勝1敗)組。明日7.28愛知のBブロック公式戦で対峙するケニーとSANADAにとっては最終前哨戦。一方、タッグを組んだ内藤とSANADAは8.8横浜で激突する。
ケニーはIWGPヘビーのベルトを巻いて堂々入場。オーエンズの手には観客から奪ったのか、L・I・Jの帽子が。ケニーはそれを見て驚きのリアクション。オーエンズはセコンドのヤングライオンにL・I・Jの帽子を投げ渡す。リング上、ケニーはSANADAにベルトを見せつけるような仕草を披露。
先発はケニーとSANADA。場内は両者へのコールが交錯する。両者、バックの奪い合いからリストの取り合いへ。一瞬のスキをついてSANADAはパラダイスロックを仕掛けるも、これはオーエンズがカット。ならばとオーエンズにパラダイスロックを狙うが、すかさずケニーがカットする。
BULLET CLUBはダブル攻撃を狙うが、SANADAはドロップキックで二人まとめて吹き飛ばす。スイッチした内藤はケニーにエルボーを連発し、コーナーミサイルの体勢へ。だが、これはオーエンズが場外から阻止。そして内藤を鉄柵に叩きつけ、リングに戻す。
ケニーは内藤をコーナークッションに叩きつけ、オーエンズとタッチ。そして二人でダブルのエルボードロップ、さらにレッグスプリットを連発し、内藤を苦しめる。三発目はSANADAが救助に入るも、BULLET CLUBは内藤と二人まとめてレッグスプリットをお見舞い。
ここからケニーは内藤に串刺しエルボー。続くフライングメイヤーからのフォールは内藤がカウント1で返す。ケニーはブレーンバスターを仕掛けるが、着地した内藤はティヘラへ。
スイッチしたSANADAはケニーにエルボー。さらに低空ドロップキックでダウンさせ、パラダイスロックへ。カットに入ったオーエンズに対し、SANADAはパラダイスロック。続いてケニーにはリープフロッグ二連発からドロップキックをヒット。
SANADAは身動きの取れないオーエンズの臀部に低空ドロップキック。そしてケニーを担ぎ上げるが、脱出したケニーはカウンターのフランケンシュタイナー。タッチしたオーエンズはSANADAを担ぎ上げる。だが、着地したSANADAはドロップキック一閃。
続いて内藤がオーエンズにヒップトスから低空ドロップキック。さらにネックブリーカーを見舞い、拳を突き上げてポーズを見せると場内は「内藤」コールが発生。
しかし、串刺し攻撃はオーエンズがキックで迎撃。さらにトラースキックを決め、相手コーナーのSANADAにエルボー。BULLET CLUBは内藤にトレイン攻撃。さらにオーエンズが変形のバックブリーカーを決め、続いてケニーがコタロークラッシャーをオーエンズのヒザ目掛けて決める。ここからフォールに入るとSANADAがカット。するとケニーは場外戦に連れ出す。
リング上、オーエンズはパッケージドライバーを狙うが、内藤は切り抜ける。ならばとオーエンズはエルボーを決め、ロープに走るも、内藤はマンハッタンドロップ。そしてコーナーにハンマースルーを見舞い、すかさずSANADAが串刺しエルボー。そして内藤と共にサンドイッチ式の低空ドロップキック。ここから内藤はデスティーノを狙うが、オーエンズは切り抜ける。すると内藤は延髄斬りをヒットし、さらにジャンピングエルボー。そして最後はデスティーノを決めて3カウントを奪取。
試合後、勝ち名乗りを受けたSANADAはエプロンへ。場外でIWGPヘビーを肩にかけるケニーとにらみあいを展開する。リング上、内藤は勝利の拳を突き上げるも、SANADAは背を向けて一人で退場。すると、内藤は浅見レフェリーを呼び込み、拳を突き合わせるように促す。だが、レフェリーが応えようとすると、内藤は襲いかかって場外に投げ捨て、一人で退場。
内藤「明日、名古屋で対戦する後藤が、札幌の試合後に言ってたよ。『この俺の力を最大限に引き上げてくれるベルトだ』って、NEVERのことを言ってたよ。最大限か……ってことは、今の後藤、メチャメチャ強いんじゃない? もしかして4勝0敗? 4勝0敗ですか?」
--いえ、2勝2敗です。
内藤「2勝2敗!? 最大限に引き上げられてて2勝2敗……。おいおい、ってことはさ、要するにさ、後藤の力って所詮そんなもんっていうことでしょ? 最大限で2勝2敗だぜ。おいおい、笑わせんなよ。なんだ、すげえ明日の愛知県体育館、楽しみにしてたのにさ、肩透かし食らったな。これじゃ、後藤に期待するのは無理だね。ま、明日は、対戦相手の後藤ではなく、チケット完売、札止めの愛知県体育館を楽しみに、明日、会場に向かいますわ。皆様も、明日の愛知県体育館の会場の雰囲気を楽しみに、会場にお越しください。ではでは、明日、札止めの愛知県体育館で、またお会いしましょう。アスタ・マニャーナ、アディオス」
※SANADAはノーコメント
ケニー「昨日のジュースとの闘いで、まだちょっとダメージが残ってるかな。世界でもトップクラスの闘いだったからね。でも、向こうの方がダメージは大きいだろうけどね。さて、明日もそれと同じぐらいの闘いが待っている。そして、それを乗り越えないといけない。SANADAも気合を入れてくるだろうからね。終わったことを振り返ってなんかいられないよ。というわけで、グッバイ&グッナイト、Bang!」
※チェーズはノーコメント