7.26長岡で行われる『G1』Bブロック公式戦ジュースvsケニーの前哨マッチ。

　両者の先発で試合が始まり、ケニーがカウンターショルダータックルで先制。すると、ジュースはアームホイップでケニーを投げ、腕を絞る。だが、ケニーは骨折しているジュースの左手を殴り、脱出に成功。
　フィンレー対オーエンズの場面。オーエンズがリープフロッグを受け止めると、フィンレーが回転エビ固めに切り返す。そこからオーエンズが逃れて低空ランニングニーアタックを放つも、フィンレーが回避してエルボースマッシュを浴びせる。
　ここからジュース＆フィンレーがクイックタッチを行ない、オーエンズの左腕に集中攻撃を加える。そして、ダブルトーキック、合体フェースクラッシャーで追い討ち。
　だが、オーエンズはロープの反動を利用したバックブリーカーでフィンレーに逆襲。その直後、ケニー＆オーエンズはダブルカウンターバックエルボー、ダブルエルボードロップでフィンレーに追撃。そして、クイックタッチを駆使してダブルレッグスプリットを連発する。
　苦しくなったフィンレーはオーエンズを突き飛ばしてロープへ激突させ、カウンタードロップキックをお見舞い。ようやくタッチを受けたジュースは、ケニーとオーエンズに顔面パンチ連射を浴びせる。
　しかし、ケニー＆オーエンズはダブルトラースキックでジュースに報復。そして、コタロークラッシャー＆コンプリートショットの同時攻撃で追い討ちをかける。
　その直後、ケニーが場外でフィンレーを分断。一方、リング上ではオーエンズがパッケージドライバーを仕掛けるが、ジュースが脱出。そして、オーエンズをシーソーホイップで投げてニュートラルコーナーへ激突させる。
　次にジュースはパルプフリクションを狙うが、オーエンズが脱出してフェイント式延髄斬り。そこからコーナー最上段へのぼるが、ジュースが転落させ、プリンスズスロウンで一気に勝負を決めた。

　試合後、ジュースがIWGP USベルト、ケニーがIWGPヘビーベルトを持ち、一触即発で睨み合った。

ジュース「まだまだ試合は続くけど、オレは止まるわけにはいかない。まだ0ポイントだけど諦めたわけじゃない。残り全部勝てば12ポイントだ。ケニー、前回オレは負けてしまったけど、今回は勝つ。オレは毎試合USヘビー級ベルトの防衛戦の気持ちで闘っている。だからこそケニー、今度の防衛相手としてお前と闘う。だからあと3日でしっかり準備する。Cブロックはどうだ？」
フィンレー「ヘナーレじゃなくてあのヘタレ野郎。あいつはメスブタで野蛮な野郎だ。オレが勝ち残ってみせる」
ジュース「ヘタレの空手チョップなんてどうでもいいんだよ。フィンレーが勝つからな」
フィンレー「Cブロックの優勝はオレだ！」

チェーズ「完全にやられたよ。あんな新しい技を仕掛けてくると思わなかったよ」
ケニー「そうだな。残念だったよ。オレはこの『G1』が始まったときに、挑戦をする意味合いを込めて『G1』に参加した。いろんなヤツを批判したがそれによって成長したヤツもいる。今日はジュースから新しいものを見せてもらうことができたよ。ジュースもそうだし、マイケル・エルガンもそうだ。オレに鼓舞されることで、新しい技を見出し強くなっている。新しい技で挑戦してもいいけど、俺が勝つ。今日チェーズが新しい技で倒したが、オレには効かないぞ。グッバイ＆グッナイ、バン」