第2試合はヘナーレがバッドラック・ファレにチャレンジ。これまでのファレとのシングル戦では完敗を喫しているヘナーレとしては、一矢報いたいところ。
ヘナーレはファレがリングインしようとしたところに奇襲攻撃。ファレに吹き飛ばされても、パンチにチョップと一気呵成に仕掛けていく。ヘナーレは相手がヒザをつくとロープに走るが、ファレは立ち上がってショルダータックルで対抗。
ヘナーレは意地でラリアットを叩き込むも、ファレは仁王立ち。ならばとヘナーレは低空ドロップキックから、エルボーを連発。そしてロープを往復して加速すると、豪快なフライングショルダーを決めてファレを後退させる。
続いてヘナーレは串刺しラリアットを叩き込み、トップロープからのフライングショルダーでファレの巨体をなぎ倒す。だが、フォールはファレがカウント2でキックアウト。
ヘナーレは気合を入れると、ダウンしているファレにランニングしてチョップを叩き込む。そしてTOAボトムを狙うが、ファレはこらえてヘナーレをコーナーに押し込み、一気に串刺しボディプレス。そしてバッドラックフォールの体勢に入るが、ヘナーレは切り抜けてヘッドバット。だが、ロープに走ったところにファレがカウンターのラリアット。そしてファレはグラネードを完璧に決め、貫禄の3カウントを奪取。
あっという間に勝利を収めたファレは、足早にリングをあとにした。ダメージの大きいヘナーレは、ヤングライオンに抱き抱えられるようにして退場。
ファレ「若造、よく聞けよ。まだまだ先は長いぞ。でも、俺はそれを超えてきた。ところで、最も大事なことだけど、BULLET CLUB OGはまだメンバーを募集している。入りたいヤツは誰だ? CLUB入りしたいヤツはどこにいる?」
ヘナーレ「(※コメントスペースにたどり着くなり、崩れるように腰を落とす)また負けた。ああ、また負けた。負けだ、負けだ、負けだ……。いつもいつも、毎日毎日、負けてばっかり。『G1(CLIMAX)』でも負けた。ブドーカンでも負けた。コーラクエンでも負けた。負け、負け、負け……。連敗を止めてやる。止めるまで闘う。まだまだ俺は闘い続ける。連敗を止めるまで、俺は闘うことをやめない……」