Jr.の大ベテランであるライガー&タイガーが、ヤングライオンの成田とトリオを結成。対するは、ROPPONGI 3Kのロメロ&YOH&SHO。
ライガー対ロメロで試合が始まり、両者が握手をかわす。その直後、ロメロが奇襲を仕掛けるも、ライガーは風車式バックブリーカーで報復。さらに、ロメロスペシャルで痛めつけた。
その後、ライガーはROPPONGI 3Kに捕獲されるが、SHOのランニングエルボーをロメロに誤爆させ、YOHとSHOに掌底で逆襲。
ここでタッチを受けたタイガーは、コーナー最上段からのフライングボディアタック、ハイキックでYOHについげき。そして、SHOに羽交い絞めされても脱出し、タイガードライバーでYOHを叩きつけた。
成田対SHOとなり、成田がショルダータックル、カウンターバックエルボー、ブレーンバスター。ところが、SHO&ロメロ&YOHがトリプルジャンピングニーアタックで吹き飛ばす。
続いてSHOが逆エビ固めを極めるも、ライガーがカット。すると、成田は回転エビ固めとスクールボーイを繰り出し、SHOの顔面に張り手を食らわせる。
しかし、SHOがカウンターラリアットで吹き飛ばし、アバランシュホールドで追撃。そして最後は、ブッコ抜きジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪取した。
ロッキー「このシリーズは試運転でしかない。10月に向けてだ。10月は特別だからな。年に1度、世界で最高のジュニアタッグチームを決める時期だから。そのトーナメントに勝つんだ。そう、『SUPER Jr. TAG TOURNAMENT』な。去年、ROPPONGI 3Kはそのトーナメントで大きな衝撃を与えた。優勝することでな。今年も優勝する。2018年のトーナメントも制して、ベルトも獲り返す。カネマル、デスペラードから獲り戻して、SHOとYOH、そしてロッキー・ロメロがずっと持ち続けるんだ。その時はもうそこまで迫ってきている。それがROPPONGI 3Kの目的だ。IWGPジュニアタッグ王座に返り咲くんだ。10月はもうすぐ。ROPPONGI 3Kは準備万端だ。な?」
YOH&SHO「イエス。イエス」
ロッキー「俺たちはコミュニケーション不足なところがある。このシリーズで、それを解消する。もう俺たちは10月に照準を絞っている。一番大事な時期だ。スズキグンはウ○コだ。スズキグン、ナカスゾ、コノヤロー。シバクゾ、コノヤロー。ROPPONGI 3K、サイコー!(※と言いながら先に控室へ)」
YOH「(なに言ったか)わかりました?」
SHO「わかんない」
YOH「なに言ってるかわかんないですけど、僕はジュニアタッグ戦線を視野に入れてますから。鈴木軍の金丸、デスペラード、彼らに(ベルトを)持たせすぎじゃないですか。この現状がちょっとねえ、僕らとしてもやり切れない。ジュニアタッグリーグ、去年はトーナメントでしたけど、狙っていくんで、2連覇。最近の俺ら、調子いいんですよ。今日もね、この山口・下関大会でしたけども、プロモーションやったんですよ。僕ら、どの会場行っても、どの地方行っても、僕らはいい風を吹かせます、いいいプロレスを届けますけど、やっぱりこういう特別なプロモーションをやったんで、(満員になって)うれしいですね。今日のこの会場は、下関は、日本で一番好きになりました」
SHO「ホントですか? 日本一ですか?」
YOH「日本一、どう考えても」
SHO「ROPPONGIって名乗ってるのに、下関って……」
YOH「日本一好き」
SHO「YOHさんも言ったよ。俺たち、1年ぐらいアメリカに行ってて、ロッキーさんが言ってる英語、わかんない。だって俺たち、アメリカ行っても、ずっと俺とYOHさん、日本語でしゃべってたから。英語なんかわかんないよ。でも、ロッキーさんがどう思ってるかは、言葉はわかんなくても伝わるからね。俺たちをチャンピオンにしたいって気持ち、それはメッチャ伝わる。言葉はわからなくても。だから俺たちは、どうにか這い上がってチャンピオンになる」
タイガー「この下関、ほんとに久しぶりで。師匠である佐山さんの地元ということで、僕も気持ち的に、ここでは神聖な場所というかね、師匠の生まれたところだから、恥ずかしい試合をしたくないというものあって、今日は久々に、この下関に来れてうれしかったですね。この今の自分の気持ちをキープさせて、この10月のジュニアタッグ(リーグ)に向けて頑張りたいと思います」
――もちろんパートナーはライガーさんで?
タイガー「わかんないですね、それはね(笑)。いや、ライガーさんです」
※ライガー&成田はノーコメント