BUSHIは羽飾りのついたオーバーマスクで入場。KUSHIDAは黒いサングラスに黒いシャツの出で立ちでリングイン。
KUSHIDAはBUSHIをリングに戻すと、左腕の関節を固めていく。さらに右腕も捕らえ、両腕を羽折りの状態で固定し、インディアンデスロックのようにうしろに倒れこむ。続いてKUSHIDAは左腕を決めながら、足で首を捕らえて複合関節技へ。これはBUSHIがロープエスケープ。
BUSHIはエプロンサイドにエスケープするが、KUSHIDAは相手の左腕を捕らえてトップロープ越しにアームブリーカー。続いて自身もエプロンに立ち、もう一度アームブリーカーを狙うが、BUSHIはバッククラッカーで切り返す。KUSHIDAは場外に転落し、腰と肩を押さえて苦悶の表情。形成逆転したBUSHIは、KUSHIDAを二度にわたって鉄柵に叩きつける。
BUSHIはリングにKUSHIDAを上げるとチンロックへ。さらに首四の字に持ち込み、スタミナを奪いに出る。KUSHIDAは身体を回転させてロープに逃げるが、BUSHIはなかなか離さない。
BUSHIはKUSHIDAをトップロープに腹ばいで固定すると、セカンドロープからミサイルキックをヒット。さらにSTFでダメージを蓄積させる。KUSHIDAはどうにかロープエスケープ。BUSHIはダブルニーからミサイルキック。そしてブレイクダンスのように起き上がり、不敵な笑みを見せる。場内は「KUSHIDA」コールが発生。
KUSHIDAはエルボーを繰り出すが、BUSHIは余裕の手招き。しかし、KUSHIDAはエルボーで後退させ、ロープへ。するとBUSHIはTシャツを脱ぎ、それを用いてチョーク。だが、KUSHIDAは切り抜けると、側転してから低空ドロップキックをヒット。そして、エルボー連発でダウンを奪う。さらにBUSHIの側頭部にキックを見舞ってフォールに入るが、これはカウント2。
呼吸を整えたKUSHIDAは前転してBUSHIに飛びつく。しかし、BUSHIはそれを突っぱねて、その勢いでコーナーまで後退。そこにKUSHIDAが突進すると、BUSHIはロープを使って逆上がりの要領でキックを炸裂。そしてトップコーナーにのぼるが、KUSHIDAはハンドスプリングキックで動きを止める。
KUSHIDAもセカンドロープにのぼり、BUSHIにパンチを食らわせてから雪崩式ブレーンバスター。さらにバックトゥザフューチャーを仕掛けるが、BUSHIはこらえてライトニングスパイラルで反撃。
両者はヒザ立ち状態でエルボーの応酬。そこからBUSHIが張り手を見舞うと、KUSHIDAは左腕にキックを連発。さらにBUSHIを張り手でダウンさせ、左腕にキックを仕掛けるが、これはBUSHIがかわす。しかし、ダメージの深いBUSHIが動けないと見ると、KUSHIDAは前転して飛びかかる。だが、誘い水だったのか、BUSHIはカウンターのコードブレイカーを炸裂。たまらず、KUSHIDAは場外へ。
するとBUSHIは突き刺すようなトペ・スイシーダ。しかし、KUSHIDAは食らいつつもBUSHIの左腕を捕獲し、場外で脇固めへ。KUSHIDAはカウント13でBUSHIをリングに戻す。
KUSHIDAは左腕にキックを炸裂。さらにホバーボードロックを仕掛けるも、切り抜けたBUSHIはスピンキック。そしてKUSHIDAのハンドスプリングエルボーをかわし、一気にカナディアンデストロイヤーを炸裂。しかし、フォールはカウント2。
ここを勝機と見たBUSHIはコードブレイカーを狙うが、KUSHIDAは左腕を捕獲しアームロック。すると、BUSHIはレフェリーの服をつかんで回転。そしてレフェリーの死角をついてKUSHIDAに毒霧を噴射。そこからBUSHIロールを決めるが、KUSHIDAはカウント2で必死にキックアウト。
ならばとBUSHIはランニング式のコードブレイカーで飛びつくも、KUSHIDAはそれを受け止め、そのままバックトゥザフューチャーを炸裂。そこからクラッチを離さず、もう一発バックトゥザフューチャーを決め、3カウントを奪取。KUSHIDAが10.8両国のトーナメント決勝に歩を進め、9.30ロスのウィル・オスプレイvsマーティー・スカルの勝者と対戦することに。