第3試合のタッグリーグ公式戦はハングマン・ペイジ&高橋裕二郎組（4勝7敗）vs K.E.S（ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.=8勝3敗）。まだトップ戦線に残っているK･E･Sとしては、勝ち星を伸ばしたいところ。

 

　先発はペイジとスミス。ロックアップで組み合うと、スミスがペイジを突き飛ばす。さらにスミスはショルダータックル、そしてダイナマイトキッドを彷彿とさせる高速ブレーンバスター。
　続いてリストの取り合いから、スミスはヘッドバットを連発。ここからK･E･Sは場外戦に持ち込む。そしてK･E･Sはペイジと裕二郎をリングに戻すも、二人はすばやい動きで場外のK･E･Sにトペ・スイシーダ。
　リング上、裕二郎に対してK･E･Sは合体ラリアット。さらにアーチャーは豪快なショートレンジラリアットを見舞い、場内をどよめかせる。
　次はK･E･Sが裕二郎に二人がかりでハイアングルのボディスラム。そこからスミスが裕二郎にヘッドバット、ストンピング、そしてコーナーにハンマースルーで叩きつける。
　次はアーチャーが裕二郎にキャメルクラッチのようにまたがり、両腕を振り回してハンマーパンチ。場内は「裕二郎」コールが発生。裕二郎は胸板に張り手を返すが、アーチャーはエルボー一発でダウンを奪う。そして串刺しエルボーを狙うも、裕二郎は寸前でかわす。
　アーチャーはお構いなしでチョークスラムを仕掛けようとするが、裕二郎は手にかみついて脱出。ようやくペイジとスイッチ。ペイジはアーチャーにエルボーの連発から、すばやい動きでフロントキック。そして場外のスミスにはプランチャを炸裂。
　さらにペイジはアーチャーも場外に転落させると、トップコーナーからK･E･Sに空中技を狙うも、スミスがカットイン。すると、アーチャーがコーナー上でペイジを捕獲しようとするが、これはバックエルボーで墜落。そしてペイジはアーチャーにムーンサルトアタック。しかし、カウントは2。
　ここからペイジはライト・オブ・パッセージを狙うも、こらえたアーチャーはロープへ。すると裕二郎がカウンターのフロントキック。そして連携攻撃から、ペイジがその場飛びシューティングスタープレスを決めるが、カウントは2。ペイジはトラースキックを浴びせてロープに走るも、アーチャーは死角から強烈なショルダータックル。
　次は裕二郎とスミスが対峙。裕二郎は串刺しキックからブルドッキングヘッドロック。さらに頭部に低空ドロップキックを決め、フィッシャーマンバスターを仕掛けようとする。だが、スミスが高速ブレーンバスターで切り返し、ブルドッグボムを狙う。するとペイジがカットイン。そして、ペイジと裕二郎はサンドイッチ式の低空ドロップキック。
　ここから裕二郎はフィッシャーマンバスターを決めるが、スミスはカウント2でフォールを跳ね返す。スミスは裕二郎に反撃のラリアットを繰り出すが、裕二郎がかわすと、ペイジがジ・アダムスアップルをヒット。
　すかさず裕二郎はピンプジュースを狙うも、スミスはしのぎ、アーチャーと合体サイドバスター。さらにK･E･Sはペイジに合体のアバランシュホールド。最後は裕二郎にキラーボムを決め、K･E･Sが勝利を収めた。