第7試合ではタッグリーグ公式戦としてBEST FRIENDS（バレッタ&チャッキーT=6勝5敗）と、現IWGPタッグ王者のG.O.D（タマ・トンガ&タンガ・ロア=9勝2敗）が対峙。トップを独走するG.O.Dが、このまま破竹の快進撃を見せるか？　暴走が目立つチャッキーの戦いぶりも気になるところだが……。

 

　先発はチャッキーとタマ。タマはパンチを落とし、コーナーのバレッタにも攻撃。ロアもリングインし、G.O.DはBEST FRIENDSをハンマースルーで激突させようとする。だが、しのいだBEST FRIENDSはG.O.Dに延髄斬り。さらに場外にG.O.D落とすと、同時にプランチャ。しかし、これはG.O.Dがかわし、場外戦でBEST FRIENDSを攻め立てる。
　ロアは場外でバレッタをパワーボムで抱え上げる。だが、バレッタはエプロンに着地し、G.O.Dにラ・ケブラーダを炸裂。
　リング上、タマにチャッキーがミサイルキック。さらにバレッタがドロップキックをヒット。バレッタは逆水平チョップを浴びせ、ストンピングを連発。続いてロープに走るも、タマがレフェリーの注意を引きつけているうちに、場外から邪道が竹刀攻撃。
　タマがバレッタを場外に落とすと、邪道は竹刀を腹に打ち付ける。さらにタマはバレッタの腰を鉄柵に叩きつけてから、リングに戻す。
　ロアはバレッタを抱え上げると、そのままエプロンに投げっぱなしのデスバレーボム。そしてバレッタをリングに戻し、トップコーナーに設置すると腹を蹴り上げていく。
　スイッチしたタマもバレッタの腹にパンチ。さらにタマはハンマスルーでコーナーに叩きつけ、ドロップキックをヒット。劣勢のバレッタだったが、タマに豪快なショルダースルー。
　だが、ロアがリングに入り、自軍コーナーに戻ろうとするバレッタのタッチを阻止。ロアはバレッタをスピアーでコーナーに叩きつける。しかし、バレッタも雄叫びをあげながらジャンピングニーで反撃。
　次はチャッキーとタマのマッチアップ。チャッキーはタマ、邪道にラリアット。しかし、G.O.Dがチャッキーにトレイン攻撃を狙う。これを切り抜けたチャッキーは、タマを利用してロアにティヘラを見舞い、場外に吹き飛ばす。さらにタマも場外に落とし、トップロープ越えのトペ・コンヒーロをヒット。
　戦場がリングに戻ると、チャッキーはカウンターのニーアッパーからアサイDDT。そしてトップコーナーからダイビングフットスタンプを決めてフォールに入るが、ロアがカット。
　チャッキーはロアを場外に落とすが、タマがスキをついてチャッキーにスピアー。ここからG.O.Dは連携攻撃。最後にロアがジャンピングエルボードロップを決める。しかし、チャッキーもソールフードを叩き込み、バレッタにスイッチ。
　バレッタはロアにダイビングクロスボディ。さらに逆水平チョップ、エルボーを叩き込み、ロープを往復して加速してからラリアットをヒット。
　バレッタはロアに串刺しエルボーからトルネードDDTを仕掛けるが、こらえたロアはそのまま持ち上げてトップロープに腹部を叩きつける。
　ロアはバレッタにブルーサンダーを決めると、腕立てで余裕をアピール。バレッタは張り手を返すも、ロアは頭部をつかんで力任せにコーナーに叩きつける。そしてストマックバスターを狙うが、切り抜けたバレッタはトルネードDDTに成功。しかし、フォールはタマがカット。
　ここからバレッタとロアは壮絶なエルボー合戦を展開。だが、ロアは腹部にヘッドバットを決め、さらにジャーマン。しかし、バレッタは着地し、ジャンピングニー。かわしたロアはラリアットを狙うが、バレッタがよけるとコーナーを背にした海野レフェリーに誤爆。ここからタマがバレッタに串刺しボディプレスを狙うが、これもレフェリーに誤爆。そのままレフェリーはグロッキー状態のまま場外へ。
　リング上、ロアがバレッタにパワーボムを狙うも、バレッタは切り返してストロングゼロへ。だが、コーナーに登ったチャッキーが撃墜されてしまう。さらに邪道がバレッタに竹刀で一撃。そこにロアがラリアットを叩き込む。
　G.O.Dはバレッタに合体式のトンガンツイスト。さらにトレイン攻撃を決め、スーパーパワーボムの体勢へ。するとチャッキーがイスをタマに叩きつける。さらにロアにもイス攻撃を見舞って大暴れ。
　だが、ロアは何度もイスを叩きつけられてもニヤリと笑みを浮かべる。しかし、ついには額が割れ、リングに大の字に。さらにチャッキーは場外に下りると、タマを鉄柵に叩きつける。そしてストレッチャーを持ち出し、その上にタマを叩きつける。
　ここで邪道がチャッキーに竹刀攻撃。だが、チャッキーはビクともせず、邪道に詰め寄り、そのままバックステージまで追いかける。
　リング上、バレッタがロアに横入り式エビ固めで3カウントをゲット。混戦模様の中、BEST FRIENDSが単独首位だったG.O.Dからフォール勝ちを拾った。

 

　試合後、タマは八つ当たりするように、セコンドの金光をリングに放り投げてから花道をあとに。バレッタはやや困惑した表情を浮かべ、一人で退場。