テクニコ軍vsルード軍の6人タッグマッチ。前日の後楽園大会では「CMLLファミリートーナメント2019」優勝チームのミスティコ＆リーと「CMLL兄弟タッグトーナメント2018」のウルティモ＆グランが対戦し、ミスティコ組が勝利している。

　ソベラーノとウルティモの対決で試合開始となり、2人へ向けた応援合戦で場内が盛り上がる。そんな中、ウルティモがロメロスペシャルからアンクルホールドを繰り出すが、ソベラーノも脚を取って対抗した。
　ミスティコ対グランの場面。ミスティコがグランのパサーダを利用し、サマーソルトキックで着地。続いてウラカン・ラナに行くが、グランが抵抗してマスクを剥ごうとする。
　だが、ミスティコが旋回式アームホイップでグランを場外へ落とし、ニュートラルコーナー最上段からヘッドシザースホイップを敢行。
　リー対ナマハゲとなり、激しいチョップ合戦からリーがジャンピングニーアタック。そして、ジャーマンスープレックスの体勢に入るが、ナマハゲが脱出してラリアット。さらに、顔面パンチを食らわせる。
　しかし、リーが追走式串刺しドロップキックで巻き返し、エルボー連打、串刺し低空ドロップキックで追い討ち。すると、控えのウルティモがリーのロープワークを妨害し、ナマハゲがラリアットで逆転に成功。
　その直後、ウルティモがパサーダでミスティコを放り上げ、グランがキャッチしてブレーンバスター。さらに、グランがソベラーノをトップロープへ引っかけ、ナマハゲがウルティモのパサーダを利用してジャンピングヒップドロップを見舞う。
　その後もルード軍の攻勢は続いたが、リーが前転からのドロップキックでナマハゲに逆襲。さらに、ソベラーノがウルティモのパサーダを利用し、グランにサマーソルトキックを見舞う。
　その直後、ソベラーノはグランのパサーダを利用し、ヘッドシザースホイップで投げ飛ばす。そして、ミスティコがスワンダイブヘッドシザースホイップでウルティモを場外へ落とすと、ミスティコ＆リーがナマハゲ＆グランにノータッチトペコンヒーロ、ソベラーノがウルティモにノータッチムーンサルトアタックを食らわせる。
　続いてソベラーノは雪崩式攻撃に行くが、ウルティモが抵抗し、雪崩式ブレーンバスタースラムで逆転。それでもソベラーノは雪崩式フランケンシュタイナーを仕掛けるが、ボラドールが雪崩式パワーボムホイップで叩きつける。
　だが、ソベラーノがエプロンからウルティモにジャンピングハイキックを浴びせ、コーナー最上段からのトルニージョで追い討ち。
　ここでミスティコが登場し、グランのパサーダを利用してナマハゲにヘッドシザースホイップ。さらに、ミスティコがトップロープとセカンドロープを広げると、リーがそのあいだをくぐり、ナマハゲにトペスイシーダをお見舞い。その直後、ミスティコがグランにラ・ケブラーダを食らわせる。ところが、リング上ではウルティモがソベラーノを捕まえ、ゲレーロスペシャルで轟沈した。

ナマハゲ「（※ゲレーロスに向かって手を叩き）おめでとう、そしてありがとう！　今日はゲレーロスに入ることができて、ホントにうれしい！」
ウルティモ・ゲレーロ「（※ナマハゲに）ありがとう！　昨日は負けたが、今日は最後に勝つことができて満足だ。俺たちは他のルチャドールとは違うんだ！」
グラン・ゲレーロ「今日はナマハゲとのチームで勝つことができたのは、俺たちにとってとても光栄なことだ。俺たちは、どこでも……」
３人「（※手をかざすようにして）レベルが違うんだ！」

ソベラーノ「今日は負けてしまった。俺はこの国で得た教訓と共にメキシコに帰る。このツアーでは多くのことを学んだ。今日はゲレーロが立派だった。世界レベルで見ても彼に比類するものはいないだろう。今日は負けたが、もう一度言う……」
ミスティコ「（コメントしているソベラーノの元に駆け寄ってきて）気にするな！　気にするな！　大事なことは日本のファンが、ここにいるソベラーノJr.と弟であるドラゴン・リーのクォリティを見届けたってことだ。勝利は奪われたが日本のみんなに受け入れられたことをとても満足している。（日本語で）アイシテイル！　日本！」
リー「兄さん、ソベラーノJr.、俺たちは若い。勝とうが負けようがいつも得るものはあるんだ。なぜなら俺たちは若いからだ。これは俺たちが持つ特権だ。この2019年という年はルチャの年になる」
ミスティコ「このままじゃ終わらない。また戻ってくる」