1月21日（月）後楽園で行われるボラドールvsカリスティコ、1月18日（金）後楽園で行われるソベラーノvsカベルナリオのダブル前哨戦。なお、KUSHIDAは新日本プロレス退団を発表しており、今シリーズが関西地区で最後の参戦となる。

　ソベラーノ対カベルナリオで試合が始まり、両者が互いの動きを読んで激しく動き回る。その後、ソベラーノが旋回式ヘッドシザースホイップでカベルナリオを場外へ追いやった。
　ボラドール対カリスティコとなり、両者がハンドスプリング＆バク宙のフェイントを同時に披露。その後、カリスティコがヘッドシザースホイップからミドルキックを見舞い、ロープを利用したトルニージョ式アームホイップでボラドールを投げ飛ばした。
　KUSHIDA対ナマハゲとなり、ナマハゲが握手と見せかけて奇襲。その後、両者がロープワークで交錯し、ナマハゲがエルボーを見舞う。するとKUSHIDAはミドルキックで巻き返すが、ナマハゲが腰紐で首を絞めて逆転。さらに、場外で鉄柱へ叩きつける。
　そのままルード軍が試合の主導権を握り、ボラドールとソベラーノをいたぶる。そして、カリスティコがヌカドーラでソベラーノを叩きつけ、カベルナリオがロープを利用したボディプレスを食らわせる。
　だが、KUSHIDAがアームホイップでナマハゲ、カベルナリオ、カリスティコを次々と投げ、海野レフェリーまで投げそうになる。その後、KUSHIDAがハンドスプリングエルボーでカベルナリオ＆ナマハゲをなぎ倒し、ソベラーノがコーナー最上段からのダイビングボディプレスで追撃。
　続いてソベラーノがKUSHIDAのパサーダを利用し、開脚式ドロップキックでカベルナリオ＆ナマハゲを場外へ落とす。すると、カリスティコがコーナー最上段からのミサイルキックでソベラーノ＆KUSHIDAに報復。だが、ボラドールがスワンダイブヘッドシザースホイップでカリスティコを場外へ落とし、ノータッチトペコンヒーロをお見舞い。
　ソベラーノ対カベルナリオとなり、ソベラーノがコーナー最上段からトルニージョ。そして、カウンターフロントハイキック、三角飛びミサイルキックで追い討ちをかける。
　これでカベルナリオは場外へ落ちるが、ナマハゲがソベラーノにトラースキックとラリアットを見舞う。しかし、KUSHIDAがナマハゲをアームホイップで投げ、側転から低空ドロップキックを食らわせる。
　さらに、KUSHIDAが場外でカベルナリオ＆ナマハゲを押さえつけ、ソベラーノがノータッチムーンサルトアタックをお見舞い。ところが、リング上ではカリスティコがボラドールにラ・ミスティカを極め、一気にギブアップさせた。

カベルナリオ「俺たちの勝利を見たか。誰が相手でも同じだ。あと、メキシコで会ったきり、ずっと会ってなかったナマハゲにこうして日本で会えてとてもうれしい」
カリスティコ「（※遅れてコメントスペースに入って来て）ちょっと待て。そんなこと言ってる場合じゃないぞ。俺はテクニコなのに、今回はルードに組み込まれた。でも、そんなこと俺には関係ない。ああやってボラドールを仕留めた。俺の力がわかっただろ」
カベルナリオ「ここ、ハポンでナマハゲとカリスティコとカベルナリオが組んだからには、誰が相手であろうと一番だということを見せつけてやる」
カリスティコ「ボラドール、KUSHIDA、ソベラーノが組んでかかって来ても俺たちの相手にはならなかったんだ。俺たちにはかなわないんだ。ナマハゲとカベルナリオ、カリスティコのトリオこそがヌメロ・ウノ（ナンバーワン）さ」
ナマハゲ「というわけだ。聞いててわかっただろ？　あ、スペイン語、わかんないか？　わかってくれよ。『FANTASTICA MANIA』を思いっきり楽しむにはよ、スペイン語が必要だぜ。簡単な言葉でいいから、ちょっとずつ覚えてくれ。次の『FANTASTICA MANIA』から、もっと楽しくなるぜ」
　
ボラドール「（※左腕を押さえながら）いきなりやられてしまった。だけどカリスティコよ、このままでは終わらせないからな」
ソベラーノ「せっかくボラドールJr.、KUSHIDAと組んだというのに、残念な結果に終わってしまった。でも、『FANTASTICA MANIA』は今日始まったばかりなんで、今日やられた分は必ずやり返す」
KUSHIDA「（※ソベラーノに向かってスペイン語で）彼こそがCMLLのフトゥーロ（未来）だ」
ソベラーノ「（※KUSHIDAに向かって）グラシャス」