1月21日（月）後楽園で行われる「ナショナル6人タッグ戦」と1月16日（水）幕張で行われる「ファミリータッグトーナメント」1回戦のダブル前哨戦で、アトランティス＆アトランティスJr.とサンソンが対決。なお、新日本プロレス退団が決まっているKUSHIDAは、これが中京地区で最後の試合となる。

　今回もルード軍のセコンドとして下田美馬が登場する中、アトランティス対OKUMURAで試合がスタート。OKUMURAがショルダータックルを浴びせると、アトランティスがアームホイップで挽回し、ドロップキックで場外へ追いやった。
　KUSHIDA対金丸の場面。KUSHIDAがアームホイップで金丸を投げ、側転から低空ドロップキックをお見舞い。続いてロープへ走るが、サンソンがランニングフロントハイキックで吹き飛ばす。
　その直後、サンソン＆OKUMURAが2人がかりでアトランティスに襲い掛かる。それをKUSHIDAが助けようとするが、返り討ちに遭ってしまう。
　ルード軍のペースは続き、KUSHIDAにトレイン攻撃を敢行。さらに、OKUMURAがコーナー最上段を利用したダイヤモンドカッターでアトランティスJr.を叩きつける。
　だが、アトランティスが金丸→OKUMURA→サンソンの順で風車式バックブリーカーを食らわせ、アトランティスJr.がコーナー最上段からのフライングボディアタック、パワースラムでOKUMURAに追い討ち。
　すると、サンソンがコーナーを利用したジャンピングハイキックでアトランティスJr.に報復。そして、アルゼンチンバックブリーカーの体勢から旋回式パワーボムを炸裂させる。
　その後、KUSHIDAがサンソンにハンドスプリングエルボーを見舞うが、次のバズソーキックはかわされて不発となる。
　ここでサンソンがKUSHIDAを羽交い絞めにするが、金丸のウイスキー攻撃はかわされて誤爆。すかさずKUSHIDAがマサヒロ・タナカで金丸とOKUMURAを殴り、アトランティスJr.がトペスイシーダでOKUMURAに追い討ち。その直後、アトランティスがアトランティーダでサンソンを仕留めた。

KUSHIDA「異国の地でデビュー戦を迎えた彼（アトランティスJr.）。こんな経験、彼しかできない。誰しもができる経験じゃないことをすること、それこそが何より彼の財産だから。頑張ってください」
アトランティスJr.「デビューしてからずっとサンソン、OKUMURAと闘ってきた。最初は負けてしまったけど、これで2連勝。そして2勝2敗だ。次が勝負だ。俺の力はこんなものじゃないから」
アトランティス「サンソン、OKUMURA、お前らがどれだけ俺たち親子に付きまとおうと、俺たちを倒すことはできない。お前らは俺たちに悪夢を見せるというが、俺たちがお前に悪夢を見せてやる」
KUSHIDA「あともう一つ。金丸義信、あなたとの2回のシングルマッチ、忘れたことはありませんよ。うまいウイスキー、ごちそうさまでした」
　
金丸「CMLL、いつでも乗り込んでやるぞ。いつでも行くぞ、この野郎」
OKUMURA「（※金丸のコメントをスペイン語で伝えた後、続けてスペイン語で）カネマルがアレナ・メヒコに乗り込んでくるぞ。そしたらどうなるか、わかってるだろうな」
金丸「（今日は）ウイスキー噴きかけただけだ。物足りねぇんだよ」
OKUMURA「（※日本語で）CMLL、1年ぐらい行くって言ってるから。期待しましょう」
サンソン「ウイスキーの誤爆で負けただけだ。アトランティス、お前をトコトンつけ狙ってやるからな。お前を倒すまでな」