第2試合は天山広吉&中西学組に吉田綾斗&海野翔太組がチャレンジ。ゴング前に中西と海野は胸板を押し合う。
先発は中西と海野。中西はロックアップで組み合うと、海野を跳ね除ける。さらにロープに押し込むが、海野は体勢を入れ替えて中西の胸板に張り手。
続いて海野はショルダータックルを繰り出すが、中西はビクともせず。逆にショルダータックルでダウンを奪う。負けじと海野はボディスラムを狙うが、こらえた中西は逆にボディスラムで叩きつける。
次は天山と吉田が対峙。吉田はエルボー連発からショルダータックルでダウンを奪う。だがキックを受け止めた天山はモンゴリアンチョップを連発。
天山と中西は吉田にダブルのショルダータックル。さらに天山がヘッドバット、中西がボディプレスで追い打ち。
吉田は中西の胸板に張り手を見舞うが、中西は強烈な逆水平チョップ。さらに天山が吉田を背後から捕らえ、中西が逆水平チョップ。
吉田は中西に打撃戦を挑み、延髄斬りをヒット。タッチした海野は中西にエルボー連発。中西が後退すると、天山がリングイン。だが、海野は二人に串刺しエルボーを連発。そして、意地で中西をボディスラムで叩きつける。
海野は中西にジャーマンを狙う。しかし、こらえた中西はカウンターのスピアー。次は天山と吉田が対峙。吉田は気迫のこもったエルボーでダウンを奪い、さらにジャンピングネックブリーカードロップ。
吉田は右キックからロープに飛ぶが、これは天山がカウンターのマウンテンドロップ。ここから天山&中西はトレイン攻撃を狙うも、吉田は切り抜けて強烈なキック。
逆に吉田と海野が天山にトレイン攻撃。さらに吉田は天山のアゴにニーを叩きつける、中西が救出に入るが、吉田は二人にエルボー。だが、天山と中西は合体のフェイスクラッシャー。
海野がカットに入るも、中西がアルゼンチンバックブリーカーで捕獲。最後は天山が吉田にアナコンダバスターからのアナコンダバイスでギブアップを奪った。
Road to THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2019年1月29日(火) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 放送
- 観衆
- 1,732人(札止め)
-
第2試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
COMMENT
天山「(※中西に)ありがとうございました!(※と、2人で握手)」
中西「ありがとうございました!」
天山「最高です! 頼もしい限りです。いや、敵になったらイヤな相手やけども、今日は組んでたから、しっかりと組めてよかったです。心強いですよ。途中ちょっとね、俺がやられまくって、頭打ってちょっと危なかったですけど」
中西「綾斗の、効きましたよ」
天山「アイツらけっこうね、遠慮なくくるから、ボコボコくるから、気ぃつけてないと。足元すくわれないようにね。今日なんかもう、毎日やってますけども、これからもさらに気ぃつけて。まぁニシオ君とは今シリーズ、組んだり戦ったりで、次は戦うけども、戦うとなったらこんなイヤな敵はいないっていうぐらい強いから」
中西「まぁ、組んでも戦っても、最高のモン見せますよ!」
天山「OK! ありがとう!」
※中西は控室へ
天山「今シリーズは、若手を……若手の壁ちゃうけどもね、俺らまだだまそんな、大それたことはできないですけども、とにかく若いヤツらが、必死にガムシャラに食いついてきてね、それを、千尋の谷やないけども、蹴落としてね。どんだけ来ようが、高い壁で、上から蹴り落としてやるよって。ヤングライオン、上等じゃねぇか。俺は誰が相手でも、どんな相手でも、やるからね。ヤングライオンだろうが、年寄りだろうが、チャンピオンだろうが。まぁ、調子もすこぶるいいですから。
今シリーズ、いろんなテーマがありますけど、一つ、俺にとってちょっと、因縁じゃないけど、あのにっくき飯塚がね、引退発表しやがって。今までさんざん、この世界に入ってから、いろんなことがあったっすけど、アイツとは切っても切れない縁もあって。そんなヤツが、急にやめるとかなってね。俺はもう、そんなもん、寝耳に水やったからね。逆に俺が引退に追い込まれてってときもあったけども、そんなに引退したいんやったら、最後はガッチリ引導渡してやるよって。ただ一つ、確かめたいことがあるから。「友情があるやろ?」って。俺は昔、飯塚にね、「プロレスの世界に友情はあるんか」って聞いたことがあるけれども、もう一回、答えを聞きたいなって、そういうのもあるし。まぁ、札幌、何が起こるか分からんし、ちょっと、確認したいことありますね。
まぁとりあえず、絶好調なんで、どんな敵であろうが、やります。最後にコジ、今はちょっといないけども、コジの分まで暴れるつもりでやってますけど、まぁコジにしたらどうしても試合がやりたくてウズウズしてるでしょうけど、最後の大阪に入ってるんで、大阪で、首を長くして待ってるんで、しっかり体調整えろと」
海野「(肩を貸していた吉田を先に引き上げさせ)昨日、ヘナーレに『お前はジュニアだからジュニアに戻れ』って言われたけど、あんな中西さんみたいなでかい奴も投げれるパワーがあるんだぞ。ヘナーレ、お前しか意識してない。ドンドン先に進んでいくお前の姿が羨ましいけど、本当にいつもいい刺激をもらっているんで感謝しているけど、リングに立ったらそういうのは通用しないんで、また闘うこともあるから絶対あいつをぶちのめしてやる!」
※吉田はノーコメント