IWGP US王者のジュースが、初防衛戦でバレッタと対決するメインイベント。バレッタは11月のROHトロント大会で同王座に挑戦する予定だったが、王者Cody(当時)のケガによりキャンセル。代わりに組まれたジュースとの一騎討ちで敗れた経緯がある。
握手で試合が始まり、バレッタが強烈なチョップ攻撃で先制。さらに、ヘッドロックで絞ると、ジュースはカウンターショルダータックルで反撃。
ところが、バレッタがすぐにハーフネルソンスープレックスで報復。そして、ラリアットでジュースを場外へ追いやり、プランチャで押し潰す。
しかし、ジュースは場外戦で巻き返し、バレッタの首と背中を鉄柵へ叩きつける。そしてリングへ戻ると、バックブリーカー、セントーンなどで追い討ち。さらに、ジュースはコーナーでバレッタを串刺しにする。
だが、バレッタがジュースを場外へ落とし、ロープのあいだからミサイルキックをお見舞い。そして、トペコンヒーロでなぎ倒す。
続いてバレッタはジュースを鉄柵へ乗せ、エプロンからダイビングフットスタンプを敢行。これでバレッタのペースとなり、ロープを利用した変型ノーザンライトスープレックスホールド、串刺しボディアタック。しかし、次のスイングDDTはジュースが抵抗し、バレッタの腹部をトップロープへ叩きつける。
ここからジュースは顔面パンチ連射、フラップジャック、ラリアット、串刺しラリアット、プリンスズスロウン、ダイビングヘッドバット、パワーボムと一気に畳み掛ける。そして、変型逆エビ固めで絞ると、再び強烈なパワーボムを食らわせる。
苦しくなったバレッタは、エプロン上のトラースキックでジュースを場外へ落とす。そして、エプロンを利用したスイングDDTを敢行し、ジュースの脳天を場外マットへ突き刺す。
だが、ジュースはジャンピングニーアタックをかわし、ジャーマンスープレックスホイップで反撃。すると、バレッタもすぐにジャーマンスープレックスを返すが、ジュースが再びジャーマンスープレックスで投げる。ところが、バレッタは負けずにコーナーを利用したスイングDDTで挽回。
ダブルダウンを挟んでエプロン上の攻防となり、なんとバレッタがドリル・ア・ホール・パイルドライバーを敢行。
これでジュースが沈黙し、バレッタが背後から低空ランニングニーアタックをお見舞い。そして、リング内でもパイルドライバーを食らわせると、デュードバスターを仕掛ける。しかし、脱出したジュースがバレッタを青コーナーへ激突させ、パルプフリクションを炸裂させる。だが、そこから動けなくなってフォールのチャンスを逃してしまう。
ダブルダウンを挟み、両者がエルボーやチョップを打ち合う。そこからジュースが顔面パンチを連射して行くが、締めの1発をバレッタが回避。パイルドライバーを仕掛けるも、ジュースがバックスープレックスで投げる。
その直後、ジュースは顔面パンチからパルプフリクションに行くが、バレッタが抵抗してラ・マヒストラル。これをジュースがギリギリで返し、ショートレンジラリアット、キャノンボール2連発で巻き返す。
しかし、バレッタがカウンタージャンピングニーアタックで逆転し、デュードバスターを炸裂させる。ところが、フォールするのが遅れてカウント2となる。
3度目のダブルダウンを挟み、バレッタの雪崩式フランケンシュタイナーをジュースが回転エビ固めに切り返す。そして、顔面パンチから2度目のパルプフリクションを敢行し、ついにバレッタを沈めた。