G1 SUPERCARD

日時
2019年4月6日(土)   開場 19:30開始
会場
アメリカ・Madison Square Garden(ニューヨーク州・ニューヨーク)
放送
バナーバナー
観衆
16,534人(札止め)

第10試合 60分1本勝負
ダブルメインイベントⅡ IWGPヘビー級選手権試合

  • <第68代チャンピオン>

  • <チャレンジャー/NJC2019優勝者>

VS

  • ジェイ・ホワイト

    結果

  • 結果

    オカダ・カズチカ

  • ※初防衛戦

境界線

※ジェイが初防衛に失敗。オカダが新チャンピオンとなる
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 外国人史上最年少でIWGP王者となったジェイと、『NEW JAPAN CUP 2019』覇者・オカダがMSGのメインイベントで新日本の至宝・IWGPヘビー級王座を懸けて激突だ。
 先に入場してきたオカダには大歓声。一方、白いコスチュームの王者・ジェイが外道と共に姿を現すとブーイングが送られる。ジェイはエプロンに立つと腰に巻いたIWGPのベルトを指して何やらがなり立てる。
 ゴングが鳴ると大オカダコール。これを嫌ったジェイがリングを降りると大ブーイングだ。ジェイは一旦リングに上がると見せかけて再び場外へ。間を置いてから、もう一度上がってオカダとロックアップだ。
 オカダはジェイをロープに押し込むとクリーンブレイク。さらにヘッドロックからショルダータックルを炸裂させる。そしてロープに飛んだオカダ。しかし、外道が場外にいることに気づき思いとどまる。
 そのオカダをジェイが背後から襲撃。ヘッドロックに捕まえてグラウンドに引きずり込んでいく。ジェイはオカダが立ち上がって離れようとしても、髪の毛を引っ張ってすぐに捕獲し直して逃げさせない。
 ならばとオカダもエルボーで反撃。さらにビッグブーツで蹴り飛ばす。続けてオカダはショルダーネックブリーカードロップ。そしてフライングメイヤーで投げてから低空のドロップキックを発射しようとする。
 しかし、ジェイは場外に逃亡して回避。追いかけてきたオカダを襲うが、オカダは逆に鉄柵に叩きつけビッグブーツで蹴り倒す。そしてジェイの首を捕獲したオカダ。だが、外道に気を取られたところをプッシュされて鉄柱に激突させられてしまう。
 そのオカダをジェイは高速のブレーンバスターで鉄柵に叩きつける。先にリングに戻ってきたジェイはオカダが戻ってきたところを急襲。シーソーフリップを仕掛けて、オカダの喉をサードロープにぶつける。そしてスリーパーで追撃。オカダがこれを逃れても、カウンターのバックエルボーで殴りつけてみせた。
 続いて逆水平チョップを放っていくジェイ。高角度のバックドロップで追撃すると、エルボーで反撃してきたオカダをDDTで黙らせる。そしてコーナーへ上がって首を掻っ切るポーズだ。続いてジェイはリバースのインディアンデスロック。腕を組んで余裕を見せると鎌固めに移行だ。
 これをエスケープしたオカダはエルボーで反撃。ジェイの逆水平チョップを食らいながらも、フラップジャックで叩きつける。そしてバックエルボーを連発してから、串刺し式のバックエルボーからDDTで追撃だ。
 続いてオカダはコーナートップへ。ジェイに避けられると着地し、コーナーのジェイに突撃する。ジェイの蹴りも受けながらコーナーに上げると、下から突き上げるようにドロップキックで場外に転落させてみせた。
 場外に落ちたジェイを追いかけたオカダは鉄柵に叩きつけビッグブーツ。さらに近寄ってきた外道も鉄柵の外に放り投げると2人まとめてクロスボディを見舞ってみせる。これでジェイと外道を分断したオカダはジェイをリングに上げる。
 しかし、ジェイは海野レフェリーに近寄って気を逸らせる。そしてオカダのリズムを崩すと、リバースネックブリーカーを回避。オカダがバックエルボーに来たところをバックドロップで叩きつけ、ブレードバスターで追撃だ。
 だが、オカダも突っ込んできたジェイをコーナーで捕獲。リバースネックブリーカーを炸裂させる。しかし、ジェイは続くツームストンパイルドライバーを回避すると、コーナーへ逃れてしまう。間を外したジェイはオカダの攻撃を再びコーナーに逃れていく。
 ならばとオカダはショットガンドロップキック。さらにミサイルキックで追撃し、ジェイのペースにはさせない。続けてボディスラムで叩きつけてから、ダイビングエルボードロップ。そしてMSGでのレインメーカーポーズだ。
 オカダはレインメーカーを発射しようとするが、ジェイは尻もちをついてこれを回避。怒りのオカダは強烈なエルボーでジェイを殴り倒す。イラつくオカダをジェイは一瞬で捕まえてコンプリートショット。さらにジャーマンで追撃だ。
 続けて裏投げにいこうとするが、これはオカダがコーナーに押し込んで回避。ならばとコーナーに低空のブレーンバスターで叩きつけ、裏投げを放ってみせる。続けてキーウィークラッシャーの体勢に入ったジェイ。オカダがこれを逃れるとロープ際で捕まえて、場外に向かってバックドロップで落下させる。そしてリングにオカダを戻して改めてキーウィークラッシャーだ。
 オカダがキックアウトするとスリーパースープレックスの体勢に。オカダもこれを逃れてエルボーで反撃するが、ジェイも張り手とエルボーのコンビネーション。しかし、オカダはこれを捕まえてツームストンパイルドライバーだ。
 両者ダウンという状況の中、オカダはジェイにビッグブーツ。ジェイも逆水平チョップで打ち返す。そしてリング中央で額を突き合わせた2人はエルボー合戦だ。ここでエルボースマッシュで押し込んだオカダ。だが、ジェイはオカダが放ったドロップキックをスカして逆水平チョップを炸裂させる。
 続けてジェイは逆水平チョップを連発。オカダをロープに張り付けて打ち込み、ロープに走った。オカダはここでカウンターのドロップキック。ついでにエプロンに上がった外道を蹴散らすと、もう一発ドロップキックだ。そしてレインメーカーの体勢に。
 だが、ジェイはこれを逃れてスリーパースープレックス。そしてブレードランナーの体勢に。オカダはこれを逃れてレインメーカーを放とうとするが、ジェイも再びスリーパースープレックスの体勢に捕獲する。だが、オカダも前方に投げてこれを回避。エルボースマッシュで追撃していく。ジェイが逆水平チョップで反撃して来ると体勢を入れかえて後頭部にドロップキックだ。
 だが、レインメーカーに捕らえたところをジェイがブレードランナーに切り返そうとする。これをオカダはローリングレインメーカーで切り返し、雄叫びを上げてから正調のレインメーカーだ。だが、ジェイはこれをキックアウト。さすがのオカダもこれには唖然。
 しかし、気を取り直したオカダは鬼の表情でツームストンパイルドライバーの体勢に。これを逃れたジェイはブレードランナー。だが、ジェイもダメージが大きくフォールにいけない。再び両者ダウンという状態となった。
 両者座った状態でエルボーを打ち合う。次第に両雄立ち上がりエルボー合戦を展開し、一歩も譲らない。しかし、ジェイの身体が膝から崩れていく。ここで外道が海野レフェリーを引きつける。その間にジェイはオカダに急所攻撃! さすがのオカダも悶絶だ。
 そしてブレードランナーの体勢に入ったジェイ。だが、オカダはこれをジャーマンで切り返す。立ち上がったジェイもブレードランナーを繰り出そうとするが、オカダもレインメーカーに切り返す。しかし、これもジェイに逃げられてしまう。ならばとオカダはここでもカウンターのドロップキックだ。
 そして改めてレインメーカーの体勢に捕獲。ジェイも足で蹴ってきてこれを防御するが、構わずオカダはレインメーカーでなぎ倒す。さらにレインメーカーでもう一撃食らわし、トドメの一撃へ。だが、ジェイもブレードランナーに切り返そうとして最後の抵抗だ。
 しかし、オカダもこれを許さない。逆にスピン式のツームストンパイルドライバーで切り返してマットに串刺しにすると、最後はレインメーカーでトドメの一撃。ジェイから3カウントを奪い、IWGPヘビー級王座奪還に成功したのだった。

COMMENT

オカダ「まずはマディソン・スクエア・ガーデンの感想を言いたいところですが…ジェイ・ホワイト、強かった。さすがIWGPヘビー級チャンピオン。本当に強かったし、この負けはジェイ、プラスになるから。またジェイも若いし、これから何回も闘う相手になると思いますけども、しっかり倒していきたいなと。いい対戦相手ができました。ありがとうございました。そしてマディソン・スクエア・ガーデンの感想といかせてもらうと、入場して見た景色っていうのはスゴかった。また東京ドームとは違う景色だと思うし、あの景色を見れるのができるのは、本当に世界中の限られた人間だと思います。本当に素晴らしい会場、素晴らしいお客さん、最高の思い出ができましたし。これで終わりじゃなく、また戻って来たい。最高でした。本当に、これだけのお客さんが入ったら、日本のプロレスの力っていうのを見せることができたと思いますし、胸を張って日本に帰りたいと思います。今週いろんなプロレスの大会あると思いますけども、新日本プロレスを超えることができるなら超えてみなさい。ありがとうございました」

――約10ヶ月ぶりのベルト戴冠。ここからまたどのようなIWGP王者として歩んでいきますか?
オカダ「本当にIWGPの闘いって、こんなにキツかったっけかなと思いましたし。V12を達成したオカダ・カズチカも強くて、カッコ良かったと思いますけども、このマディソン・スクエア・ガーデンを成功させたオカダ・カズチカも、また強くて、違うカッコ良さ。自信もそうですし、そういうのがにじみ出て来ると思うので、それは今後、皆さん、チャンピオンのオカダ・カズチカがどうなるか、どういうふうに見えるか楽しみにしていてもらいたいなと思います」

――いままでいろいろな記録を作ってきて、今日のMSGを経て別次元のステージに行ったように思いますが?
オカダ「それは正直、ボクひとりの力ではないと思いますし、新日本プロレスもそうですし、ROHもそうですし、本当に単純にプロレスというものが盛り上がってくれれば、ボクとしてはスゴく嬉しいことなので。どんどんどんどん盛り上げていって、プロレスっていうのをどんどんどんどん違うステージに。こうやってマディソン・スクエア・ガーデンに来たように、どんどんどんどんプロレスを盛り上げていって、でもその中心にはボクがいるような新日本プロレスにできることができたらいいですね」

※ジェイはノーコメント

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出場選手

  • シリーズ画像 ジェイ・ホワイト
  • シリーズ画像 オカダ・カズチカ

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