本間とタイチが対決する『NJC』1回戦。
タイチはディーバのあべみほを引き連れ、南側客席から登場。一方の本間が頭巾をかぶって入場すると、タイチは隠し持っていたアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを誇示した。
ゴングが鳴ると、本間がトーキックで先制し、エルボー連打をお見舞い。そして、場外で鉄柵攻撃を食らわせ、タイチの動きを止める。
リングへ戻った本間は、ストンピング連射、踏みつけ攻撃、ハンマーブロー、ボディスラムでタイチに追い討ち。そして小こけしを放つが、タイチが回避し、ミドルキックで側頭部を撃ち抜く。
これで本間が完全にダウンすると、タイチが体固めで押さえ込む。しかし、本間は3カウント寸前で辛うじて肩を上げる。
だが、タイチが容赦なくローキックを連発して本間を場外へ追い出し、パイプイスで殴る。そして、そのイスを首にかけて引っ張り上げる。
大ダメージを負った本間は、カウント18で辛うじてリングへ帰還。だが、ロープへ振られても走ることができずにダウンしてしまい、タイチがチンロックで絞る。
それでも本間はエルボー連打を繰り出すが、タイチが受け流して「なんだそれは!? 効かねぇんだよ!!」と叫び、ローリングソバット、ミドルキックをお見舞い。
続いてタイチは「情けねぇな、終わりか、オイ!?」と、さらに本間を挑発。しかし本間は、ミドルキックをキャッチし、チョップと張り手をお見舞い。これでタイチが後退すると、逆水平チョップ3連打、ハンマーブロー、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、小こけしと一気に畳み掛ける。
続いて本間はブレーンバスターからこけし落としを狙うが、タイチが脱出してバックスピンキック。さらに、ジャンピングハイキック、フロントハイキックで追撃して行く。
ここでタイチはショートタイツ姿に変身し、天翔十字鳳を発射。これを本間がかわすと、ジャンピングハイキックからラストライドの体勢に入る。そして、抵抗した本間にステップキックを浴びせて再びラストライドを狙うが、本間がバックスープレックスに切り返す。
するとタイチはアックスボンバーを放つが、本間がラリアットを繰り出して相打ちへ持ち込む。その相打ちがもう1度繰り返された直後、本間のショートレンジラリアットがクリーンヒットする。
続いて本間はこけし落としからフォールに行くが、カントは2。すると本間はコーナー2段目からこけしを炸裂させて押さえ込むが、タイチが肩を上げる。
ここで本間はコーナー最上段へのぼるが、タイチが海野レフェリーを掴んで身を守る。そして、ジャンピングハイキックから雪崩式ブラックメフィストを仕掛けるが、本間が雪崩式パワーボムへ切り返す。
これでタイチの動きが止まると、本間は低空こけしロケットで追撃。しかし、タイチがジャンピングハイキックを顔面に浴びせ、背後からアックスボンバーをお見舞い。
その直後、タイチは正面からもアックスボンバーを見舞おうとするが、本間が回避してホンマクラッチ。だが、タイチが跳ね返し、ショートレンジアックスボンバーで吹き飛ばす。
続いてタイチは聖帝十字陵(ストレッチプラム)で絞り上げるが、本間は辛うじてロープへ逃れる。するとタイチはバックドロップを仕掛けるが、本間が必死に逃げる。だが、タイチが改めてデンジャラスバックドロップで本間を叩きつけ、再び聖帝十字陵で捕獲。そのまま強烈に締め上げ、本間を葬った。
試合後、本間を介抱していた辻をタイチが蹴散らす。そして、片膝立ちで本間の髪を鷲掴みにして言葉をかけると、チョップを浴びせて立ち上がり、ツバを吐いて退場した。