第6試合の『NJC』一回戦は天山広吉vs田口隆祐。ジュニアヘビー級で活躍する田口は、デビッド・フィンレーの負傷欠場を受け、トーナメントに緊急出場。歴戦の猛者、天山との異色対決に臨むことに。
田口はラグビー仕様で入場。
開始のゴング、田口はモンゴリアンチョップの素振りを見せる。そしてグータッチを要求するが、天山は訝しげな表情を浮かべて拒む。しかし、田口はしつこく要求。すると天山は応えるが、なんと田口はキック。場内からブーイングが起こると、田口は謝罪のポーズ。そしてモンゴリアンチョップのジェスチャーからヘッドロック。
ここからショルダータックル合戦になると、天山が競り勝つ。そして田口のお株を奪う腰クネポーズ。続いて打撃戦となり、天山がモンゴリアンチョップ三連発でダウンを奪う。
天山はヒップバットを連発。そしてヘッドバットでダメージを与える。田口はヒップアタックを繰り出すが、天山は難なくかわす。そして天山はケツにヘッドバットを見舞う。さらにケツにモンゴリアンチョップ。
勢いに乗る天山は田口にチンロック。そして手刀をノド元に落とし「どうした田口?」と挑発。
天山は逆水平チョップで快音を響かせ、ヘッドバットを連発。だが、串刺し攻撃は田口がカウンターのヒップアタック。
田口はケツを叩き、天山にランニングのヒップバットを連発。さらに場外に下り、天山の顔面にヒップアタック。そして田口はスワンダイブのミサイルキックを決め、オーマイアンドガーアンクルへ。しかし、天山はロープエスケープ。
田口はブレーンバスターを連発。しかし、三発目は天山がこらえ、逆にブレーンバスターで叩きつける。ここから両者はエルボー合戦へ。天山は顔面かきむしりからロープへ。だが、田口はキックで動きを止め、ロープに走る。しかし、天山はカウンターのマウンテンボム。
天山はアナコンダバイスを決めるが、田口は必死にロープエスケープ。天山は「決めるぞ!」と雄叫びを上げ、ブレーンバスターの体勢に入るが、田口は首固め、ならばと天山はアナコンダバスターで叩きつけてフォールに入るが、田口はキックアウト。
ならばと天山はアナコンダバイスを仕掛けるが、田口は丸め込みに切り返す。そして延髄斬りを決め、ギタッてからケツイェ。さらにオーマイアンドガーアンクルで締め上げ、天山は苦悶の表情。
天山は必死に逃げようとするが、田口はリング中央に引き戻してオーマイアンドガーアンクル。天山は下から蹴り上げてなんとか脱出。
田口はモンゴリアンチョップを連発。さらにドロップキックを決め、オヤァイポーズから突進。しかし、天山はカウンターのフライングニールキック。そしてトップロープに上ると、ダイビングヘッドバットを炸裂。しかし、フォールは田口がカウント2でキックアウト。
天山はTTDを狙うが、田口はキドクラッチで切り返し、殊勲の3カウントを奪取。田口が階級の壁を越え、二回戦進出を決めた。
試合後、天山は握手を求め、田口の腕を上げて祝福する。そして最後はグータッチをかわし、リングをあとに。田口はNEVER6人タッグのベルトを手に取ると、セカンドロープに上って勝利をアピール。そして、天山の背中に深く一礼。最後は田口がタグダンスを披露した。