ゴングが鳴るとロックアップで組み合った両者。ニコルスはバックを奪ってから、オカダのリストを固めていく。オカダはこれを脱出してグラウンドへ。そして立ち上がったところでロープに押し込みブレイク。だが、オカダがクリーンに離れたところでニコルスが張り手をかましていく。
再びロックアップで組み合うとニコルスがロープに押し込む。今度はオカダが張り手を放つが、ニコルスはこれを避ける。だが、オカダもすぐにニコルスをフライングメイヤーで倒して低空のドロップキックで側頭部に一撃だ。
続いてニコルスは袈裟固め。さらにヘッドロックでオカダを固めていく。ここから両者ヘッドロックの奪い合いを展開。一度離れてオカダにコーナーに飛ばされても、ショルダースルーでエプロンに出す。そしてオカダがロープ越しにショルダータックルを放ってきたところをキャッチ。もう一度ヘッドロックに捕まえグラウンドに引きずり込む。
さらに立ち上がってヘッドロックを仕掛けあったが、ニコルスが獲られたところをバックドロップ。そして、オカダが場外に出たところで追いかけて、エプロンの上にバックドロップ。さらに逆水平チョップで追撃。オカダの胸が裂けて、鮮血が見られる。
ニコルスはオカダをリングに戻して滞空時間の長いブレーンバスター。さらに腰にヒザを連打してダメージを与えると、鼻を掴んでのキャメルクラッチだ。続けてニコルスは逆水平チョップ。だが、オカダは仁王立ちで受け止めるとエルボーを連打。ニコルスもコーナーでエルボーを連打して追い詰めていく。
さらにニコルスは片逆エビ固め。腰にダメージを与えると、ボディスラムからニードロップを発射だ。だが、オカダはこれを避けると、エルボースマッシュアタックで一撃。さらに立ち上がったところをバックエルボーを連発して倒してみせる。そしてニコルスが場外に出たところをプランチャで追撃だ。
リングに戻ると串刺し式のバックエルボー、さらにDDTを放ったオカダ。ボディスラムで叩きつけ、ダイビングエルボードロップを狙う。しかし、ニコルスは立ち上がる。ならばとオカダはニコルスを飛び越えるが、ニコルスはこのオカダをキャッチ。ショルダーストマックブロックで叩きつける。さらにショートレンジのラリアットで追撃だ。
そしてマイキー・ボムを狙うニコルス。しかし、これを逃れたオカダはフラップジャックで反撃。そしてバックエルボーを放っていく。これを避けられるとショットガンドロップキック。そしてコーナーに上がるとミサイルキックだ。
再びコーナーに上がり、ダイビングエルボードロップを投下したオカダ。レインメーカーポーズを決めると、レインメーカーへ。しかし、ニコルスはコーナーに下がって押し潰して脱出。オカダに一度はコーナーに上げられるも、上から強烈な張り手。逆にオカダが突っ込んできたところを利用してコーナーに上げると、雪崩式のブレーンバスターだ。
さらにデスバレーボムからスライディングラリアットを放ったニコルス。オカダは十字架固めで切り返し、ニコルスが仕掛けてきたところを体勢を入れかえてツームストンパイルドライバーを狙う。
しかし、ニコルスも後方に着地して後頭部にラリアット。ならばとオカダはニコルスがロープに飛んだところにドロップキックだ。そしてレインメーカーを放ったオカダ。だが、ニコルスはスパインバスターでカウンター攻撃。続けざまにスライディングラリアットを炸裂させる。
しかし、オカダはキックアウト。ならばとブルーヴェンジェンス(ムーンサルトプレス)を発射。オカダはこれもキックアウト。ニコルスはトドメの一撃、マイキー・ボムを狙ってオカダをロープに飛ばす。
だが、オカダは抱えられたところをヘッドシザーズ・ホイップで切り返し、続けてニコルスが放ってきたスライディングラリアットも回避。そして立ち上がってきたところを捕まえてレインメーカーだ。
しかし、ニコルスはこれも避けてバックを奪い、オカダを持ち上げるとマイキー・ボムの体勢に。これをオカダは後方に着地して阻止すると、振り向きざまにローリング式のレインメーカー。これで倒れたニコルスに最後は正調レインメーカーを炸裂させて3カウント。3.20静岡大会でオスプレイの待つ準々決勝への進出を決めた。
NEW JAPAN CUP 2019
- 日時
- 2019年3月14日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 奈良・なら100年会館
- 放送
- 観衆
- 1,389人(札止め)
-
第8試合 時間無制限1本勝負
「NEW JAPAN CUP 2019」2回戦-
オカダ・カズチカ
-
マイキー・ニコルス
※オカダが準々決勝戦へ進出レフェリー|レッドシューズ海野 -
MATCH REPORT
COMMENT
オカダ「マイキー・ニコルス、新日本プロレスに今シリーズから来たけども、強いね。世界は広いね。そして、新日本プロレスっていう最高の団体に来たからには、素晴らしい成長、活躍をしてくれるでしょう。前いた団体(WWE)、辞めてよかったね、マイキー。強いわ。ホントに。肌を合わせてわかる強さっていうのもありますし。キツかった……。カナダ人、オーストラリア人、次はイギリス人。いいじゃない。ワールドワイドだね。ただ普通に、今まで倒した相手をポンポンポンポン倒してくるから、面白いじゃない。やりがいあるじゃない。キツかった……。『NEW JAPAN CUP』も、IWGPと違うし、『G1(CLIMAX)』とも違うキツさがあるけども、またこれを乗り越えたら、オカダ・カズチカ、ヤバくなっちゃうね」
マイキー「(※コメントスペースにたどり着くなり座り込む)ベストを尽くしたんだけどな……。お前の方が上だった。ああ、キツかった。今夜は真っ向から闘った。これがCHOASだ。わかっただろ? 俺たちがすべてをいただく。BULLET CLUBと違ってな。(※ゆっくり立ち上がって)クソッ……」