カバナはゴング前、ジャケットを丁寧に畳んだにも関わらず、ポイと投げ捨て場内の笑いを誘う。
するとカバナはテーピングを場外に投げるが、矢野はカバナが背を向けた瞬間に横入り式エビ固め。カバナは跳ね返すと、怒りの表情を向ける。
矢野はシェイクハンドを求めるも、すぐに背を向けコーナークッションを外そうとする。すかさずカバナは「ダメダメ!」と注意。矢野は「ダメ? どうしてもダメ?」と確認し、納得したフリをして反対側のクッションに向かう。
またもカバナが注意すると、矢野は「ごめんなさい!」と謝罪。そして、「プレゼントフォーユー!」と自身がプロデュースしたカレーを渡す。カバナは受け取るも、場内に投げてしまい、慌てた矢野に対して横入り式エビ固め。
キックアウトした矢野は場外へ。それをカバナが追うと、矢野はキックで迎撃。そしてリングに戻すが、カバナはすぐに場外へ。
矢野はもう一度リングに戻すも、またもカバナは場外へ。矢野はイラ立ちながらリングに投げ入れるが、カバナはリングをゴロゴロして矢野を翻弄。
矢野はストンピングを繰り出すも、カバナはすべてかわす。「カバナ」コールを背に受けて、カバナはエルボー。ここからロープワークの展開に入り、気づくと二人で同じロープに並んで「ア~ア~ア~」状態。場内は笑いに包まれる。
今度は同じタイミングでコーナークッションを外そうとし、互いに牽制してからエルボー合戦に突入。
カバナは身軽な動きでティヘラを決め、矢野は場外へ。カバナが追うと、矢野はテーピングを取り出す。しかし、カバナは奪い取り、自分の胸元へ。そして矢野を鉄柵に投げつけると、コーナークッションをテープで固定。そして矢野をリングに戻す。
矢野はべつのコーナークッションを外し、そこにカバナが襲いかかるとかわし、今度は対面のクションを外しにかかる。だが、テーピングで固定されているため外せない。
そして矢野が振り向くと、クッションを手にしたカバナが「ヤノサ~ン!」と不敵な笑み。カバナのフルスイングをかわした矢野は、レフェリーにチェックを指示する。そのスキに矢野は別コーナーのクッションをゲット。
だが、レフェリーがチェック。すると、矢野はクッションをカバナにわたす。ここからクッションのわたしあいとなり、最終的に矢野はレフェリーにクッションをパス。戸惑うレフェリーが矢野に戻すと、カバナが抗議。すると矢野が背後から横入り式エビ固め。
これを返された矢野は、続いて急所攻撃。だが、この動きを読んだカバナはリズミカルにナックルパート。そしてバイオニックエルボーを放つが、かわした矢野はマンハッタンドロップ。
そしてクッション攻撃を狙うが、カバナがかわし、矢野はトップロープにクションを打ち付け、その反動でよろめく。すかさずカバナが四つん這いになって矢野を転倒させると、一気にスーパーマンを決め、3カウントを奪取。カバナが準々決勝進出を決めた。