『NEW JAPAN CUP 2019』第3戦として開催される尼崎大会。飯伏と内藤が激突するトーナメント1回戦をメインイベントに据え、豪華メンバーが顔を揃えた。
オープニングマッチは、翌日(3月11日)の高松大会で行われる『NJC』1回戦を控えた小島と鈴木が、最終前哨で対決。
辻対TAKAで試合が始まり、辻がショルダータックルをお見舞い。そして、いきなり控えの鈴木にエルボー連打を浴びせて行く。
ところが、TAKAが辻の振り向きざまにジャンピングフロントハイキックを食らわせ、鈴木が場外で鉄柵攻撃をお見舞い。さらに、強烈なローキックを連打すると、放送席へ叩きつけ、パイプイスで背中を滅多打ちにする。
それでも辻はエルボー連打で反撃に出るが、鈴木がボディと頭部へパンチを食らわせる。これで辻が孤立する展開となり、鈴木が左右の張り手、膝蹴り、強烈なエルボーなどで追い討ち。
辻の劣勢は続き、TAKAが串刺しジャンピングニーアタック。さらに、鈴木がストンピングで頭を蹴りまくる。だが、辻は鈴木のフロントハイキックを回避し、ショルダータックルで逆襲。それでも鈴木が襲い掛かると、ショートレンジドロップキックで後退させた。
これでようやく小島の出番となり、鈴木に対して逆水平チョップ乱射をお見舞い。そして、鈴木の反撃を跳ね除け、さらに逆水平チョップを乱打して行く。
続いて小島は串刺しジャンピングエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」と叫ぶが、鈴木が立ち上げってトーキック。しかし小島は、ランニングローキックを受け止め、ブレーンバスターで投げる。
ここからエルボー合戦となり、鈴木が強打からスリーパーホールドを極める。これを小島が逃れてラリアットを狙うが、鈴木が再びスリーパーで捕らえてTAKAと替わった。
だが、小島がコジコジカッターでTAKAを蹴散らし、スイッチした辻がエルボー連打で追撃。そして、フロントハイキックを浴びても怯まず、カウンタースピアー、アバランシュホールドへ繋ぐ。
次に辻はTAKAに逆エビ固めを極めるが、鈴木がカット。直後に小島と鈴木がエルボー合戦を繰り広げ、小島が右肘のサポーターを投げ捨ててロープへ走る。しかし、鈴木が腕にフロントハイキックを食らわせ、そのまま2人は場外戦へ突入。
一方、リング上ではTAKAが辻のハンマースルーを切り返し、ジャストフェースロックで捕獲。そこからポジションを入れ替えてさらに絞り、ギブアップを奪った。
試合後、鈴木は上村優也に因縁をつけ、鉄柵へ叩きつけて退場した。